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追伸、アメリカの桜のような花

前頁の本題..とは莉音さんに届かなかった、画像付きのメール..を代わりに ここでと思っていたのに、ちょっとした事件が起こって書けないでいる内、 ふと気付けばもう、今日…

アメリカに咲く、桜のような花。

米国の莉音さんから、この2月にご帰国されるとのことで こころの温まるメールをお送りいただいて、桜の花のこと、きちんと書き直さなくてはと思いました。 ところでこちら…

「十二月八日」より

>もう百年ほど経って日本が紀元二千七百年の美しいお祝いをしている頃に、私の此の日記帳が、どこかの土蔵の隅から発見せられて、百年前の大事な日に、わが日本の主婦が、…

フリルの秋桜とアメリカの春の桜

昨秋、お式を挙げられた、秋明菊の花嫁の桜子さんは 実は、ずっとsnsで旧Siestaを観て下さってたというお義母様からのご縁まであって、幸せなひとときを過ごさせていただ…

最終フィッティングの続きから

13日に、三年目のマネージャーの命日を迎えました。 その日は出かけようとして、玄関の扉を開けると、 みぞれのような雨が降っていて、傘を取りに戻って 振り返ると、大粒…

「斜陽」 のM・Cをめぐる考察 2

>午後の三時頃で、冬の日が、お庭の芝生にやわらかく当っていて、芝生から石段を降りつくしたあたりに小さいお池があり、梅の木がたくさんあって、 >お庭の下には蜜柑畑…

「斜陽」 のM・Cをめぐる考察

「空気のせいかしら。陽の光が、まるで東京と違うじゃないの。光線が絹ごしされているみたい」 太宰さんの「斜陽」は、斜陽の書かれた大戦直後の 国際情勢における日本と…

追記

2023年12月初 この三年半のことを思い出しながら書いていた 先の「過去note一覧」 https://note.com/hinagiku_dress/n/nc001ff36c165 の中に、消し去った箇所がありました…

過去note一覧

入れなくなってそのままになってしまった、以下「過去note一覧」です。 0:noname(2020年10月〜2021年8月) これは数年来のネット(旧twitter)上の仲間たちとやっていた…

追伸、アメリカの桜のような花

追伸、アメリカの桜のような花

前頁の本題..とは莉音さんに届かなかった、画像付きのメール..を代わりに
ここでと思っていたのに、ちょっとした事件が起こって書けないでいる内、
ふと気付けばもう、今日がご帰国をされる日..今週中かならずです。

カバー写真は、お花見の人で賑わう井の頭公園で、桜の咲いた晴れの日の。

カバー写真は、お花見の人で賑わう井の頭公園で、桜の咲いた晴れの日の。

この日は春風が吹いていました。

桜の日のお

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アメリカに咲く、桜のような花。

アメリカに咲く、桜のような花。

米国の莉音さんから、この2月にご帰国されるとのことで
こころの温まるメールをお送りいただいて、桜の花のこと、きちんと書き直さなくてはと思いました。

ところでこちらは、莉音さんの最初のご試着時のお写真です。

「かいまみ」というドレスがお好きだと言って下さって
ご試着いただいた時のです。かわいい

>あれからもう 2 年も経つんだなあと、時の流れを感じました。
というお言葉に、マネージャーが手がけ

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「十二月八日」より

「十二月八日」より

>もう百年ほど経って日本が紀元二千七百年の美しいお祝いをしている頃に、私の此の日記帳が、どこかの土蔵の隅から発見せられて、百年前の大事な日に、わが日本の主婦が、こんな生活をしていたという事がわかったら、すこしは歴史の参考になるかも知れない。だから文章はたいへん下手でも、嘘だけは書かないように気を附ける事だ。

斜陽で戦後の読解をしたところだったので、
戦争の始まりの太宰さんの十二月八日も、久しぶり

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フリルの秋桜とアメリカの春の桜

フリルの秋桜とアメリカの春の桜

昨秋、お式を挙げられた、秋明菊の花嫁の桜子さんは

実は、ずっとsnsで旧Siestaを観て下さってたというお義母様からのご縁まであって、幸せなひとときを過ごさせていただいたのでしたが

最初はご親友の、莉音さんという花嫁さまのご紹介でいらして下さいました。

莉音さんに最初にお問い合わせをいただいたのは
いま見てみると、2年前の1月、ちょうど今の頃でした。

最初のご試着でのお写真です。

ご新

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最終フィッティングの続きから

最終フィッティングの続きから

13日に、三年目のマネージャーの命日を迎えました。

その日は出かけようとして、玄関の扉を開けると、
みぞれのような雨が降っていて、傘を取りに戻って
振り返ると、大粒の雪が一斉に天から舞い降りてきて、

ああ、マリさんだと思いました。

前頁?で
>このお正月、正確には今日、4年近く続いた問題が解決したように思えたことで、
なんとまだ解決してなかったのですが、(がっかりです。)
春までには解消して

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「斜陽」 のM・Cをめぐる考察 2

「斜陽」 のM・Cをめぐる考察 2

>午後の三時頃で、冬の日が、お庭の芝生にやわらかく当っていて、芝生から石段を降りつくしたあたりに小さいお池があり、梅の木がたくさんあって、

>お庭の下には蜜柑畑みかんばたけがひろがり、それから村道があって、その向うは水田で、それからずっと向うに松林があって、その松林の向うに、海が見える。

>海は、こうしてお座敷に坐っていると、ちょうど私のお乳のさきに水平線がさわるくらいの高さに見えた。

写真

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「斜陽」 のM・Cをめぐる考察

「斜陽」 のM・Cをめぐる考察

「空気のせいかしら。陽の光が、まるで東京と違うじゃないの。光線が絹ごしされているみたい」

太宰さんの「斜陽」は、斜陽の書かれた大戦直後の
国際情勢における日本ということを描いていると思われます。

M・Cの出てくる第四章の内容は、主人公が恋人に書いている手紙です。
結婚とそれにまつわる人間関係の揉め事のくだりから始まります。
(こういう言い方は自分の仕事的に相応しくなくてそれが困る気がしますが)

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追記

追記

2023年12月初

この三年半のことを思い出しながら書いていた
先の「過去note一覧」
https://note.com/hinagiku_dress/n/nc001ff36c165
の中に、消し去った箇所がありました。

(中略.. アーカイブしました。)

(中略.. アーカイブしました。)

2023年12月末

コロナで延びてしまわれた、2020年以前にお受けしたお式たちが
ようやく今

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過去note一覧

過去note一覧

入れなくなってそのままになってしまった、以下「過去note一覧」です。
0:noname(2020年10月〜2021年8月)

これは数年来のネット(旧twitter)上の仲間たちとやっていた趣味のnoteで
ドレス仕事関係ないですが、2021年の1/13に亡くなったアトリエのマネージャーが生きていた時間にやっていたものなので、残しておきたく思います。

1:daisy_mari(2021年5月4

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