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フリルの秋桜とアメリカの春の桜

昨秋、お式を挙げられた、秋明菊の花嫁の桜子さんは

実は、ずっとsnsで旧Siestaを観て下さってたというお義母様からのご縁まであって、幸せなひとときを過ごさせていただいたのでしたが

最初はご親友の、莉音さんという花嫁さまのご紹介でいらして下さいました。

莉音さんに最初にお問い合わせをいただいたのは
いま見てみると、2年前の1月、ちょうど今の頃でした。

最初のご試着でのお写真です。

ご新郎のアーロンさんも、桜子さんご夫婦皆さん、お友達でいらっしゃいました。
桜子さんは、とても自分のお式を楽しみにしているんですと、ご親友の莉音さんの花嫁姿がとても素敵だったからと、フィッティングの度に何度も言って下さいました。

莉音さんは2022年に日本でお式をされて、昨春、米国に渡られ
米国から、桜子さんのことをどうかよろしくと、メールを送って下さいました。
「新しい故郷」のお写真たちと共にです。

当時私は、マネージャーの死去のち、縫い子さん達にアトリエに出社させることがその経緯と心情的に出来なくなって
もう一年も誰も通わなくなったアトリエの空間、そのもののような心で過ごしていました。
同時に、おかしなことも起こってたものですから。
やっと元気になって今書けることですね

そんな中で莉音さんが送って下さった、復活祭のお祝いの時のご新郎のご実家でのお写真や、自然との距離が近くてリスや野ウサギに出会えることを気に入っているというご報告に、
本当はとても、自分の心の励まされたものでした
それも、今に至って初めて言えることですね。

風景は秋の日のお写真ですが、米国に着かれたばかりの
春の頃に撮られたのでしょう、桜の花のお写真がありました。

桜子さんの最終フィッティングの日に

運よくその日お花屋さんにあって、髪に飾ることが出来てうれしかった
ピンクのフリル秋桜の花を見つけた時、

きっと莉音さんが送って下さった、このアメリカの桜の花のおかげだと思いました。

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