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災害時に必要なこと

ようやく台風が東へと抜ける頃でしょうか。

この度の台風でも被害に遭われた方、避難されている方が
一日も早く、日常生活に戻れますように。


私の絵本の先生のひとりでもある、絵本作家の風木一人さんと
イラストレーターの斎藤雨梟さんが運営されている
Webマガジン「ホテル暴風雨」

そのホテルが定宿だというのがシャルル大熊さん

そのシャルルさんが、興味深いことをコラムに書かれておられました。

すべてのことは、想像力さえあれば
大抵うまく行くのではないかと、私は常々思っているのだけど

災害時に大切なのも、まずは「想像力」なのかもしれません。

想像力があれば
災害に遭って困っている人が、一番して欲しいことは何か
わかるのではないか。

たとえ、本当には理解できなくても
「理解しようとする」ことが大切なのではないか。

少なくとも
本当に欲していることを理解しようとせず
自己満足な善意を押し付けるようなことは
しないで済むのではないか。

そう思うのです。


本にまつわる名言

そして
今回の災害の件とは全く関係ないのだけど
いくつかの名言がおさめられたこの記事も目が留まりました。

枝は百本ある。葉にいたっては一万枚ある。幹は何本あるか?
「葉を書いている作家は多作である。幹を書いている作家は寡作である」


昔、本の企画の講座に通っていた時に聞いた話を思い出しました。


売れっ子作家さんというのは
ほぼ同じテーマを繰り返し書いているものなのだそうです。

同じテーマを、そうとわからないように
少しずつ切り口を変えて、ちょっとずつずらして書く

同じテーマを、最初はビジネスマン向けに
次は女性向けに、それから子供向けに
ターゲットを変えて書く

そうすれば、ベストセラーは何冊も出せるんだそう。
(いや、そんな簡単じゃないけどね!)


もしかしたら、最初から唯一無二のテーマを
ターゲットなんてものも考えずに渾身の作を書いたときに

ベストセラーを超えた「不朽の名作」が生まれるのかもなぁ。

それが、葉と幹との違いなのかもしれないなぁ
なんて思いました。


おまけ:


Twitterで紹介されました。ありがとうございます。
noteを飛び出して広まると、ホントドキドキします。

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