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コミュニティで出会った一般の人が私の人生を変えてくれた。【読書会編】

この話も以前書いたコミュニティとの出会いが関係しています。

私が通っていたコミュニティでは、一般の人が持つ力を信じていました。少し解説していこうと思います。

いままでの私は、たとえば料理を教えてもらうにはプロの料理人に教えてもらったほうがいいと考えていました。

もちろん、それはそれでいいと思いますが、私が通っていたコミュニティでは近所の料理上手な人に教えてもらってもいいという価値観がありました。

いまは、SNSが普及してきて当たり前の考えかもしれませんが、なんでもプロがいいとか権威がお墨付きを与えている存在がいいわけではないと思います。

自分より経験があったり、情熱を持っていることで、教えられることはたくさんあります。

小さなコミュニティの世界では当たり前な価値観でしたが、それに触れることで私の考えもアップデートされました。

たとえば、私は純文学をテーマとした読書会に参加していた過去があります。

純文学の読書会を開いていた主催者は、とくになにか本を出版されていて有名な人というわけではありません。

ただ、その人は純文学が好きで大学でもそれを専攻し、卒業してからも読み続けていました。

私は純文学をその会に参加するまでほとんど読んだことがなかったのですが、彼が進行する読書会に影響を受け、新たな感性の世界を垣間見えました。

影響を受けるくらいでしたから、それも経験となり、いまでは自分でも読書会を開催しています。

以上、なにがしのプロよりも自分自身が普段接するような人のほうが、人生に多くの影響を与えてくれました。

遠くにいる力のある人よりも、周りにいる人達の小さい影響が大事だと思っています。

そのような考えで私は生きています。

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