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アイドルに興味なかった私が落ちたHey!Say!JUMPの魅力ー2023年の軌跡

2023年、ついにアイドルの推しができた。
私はこれまで様々なジャンルの方々を推してきたが、アイドルを好きになったことはなかった。

女子校だった中高時代、クラスにはジャニオタがたくさんいた。当時私はジャニーズやアイドルに全く興味がなく、キャーキャー騒いでる女子たちを横目に眺め「すごいなぁ」くらいにしか思っていなかった。

それが社会人になってから、この歳でハマるなんて……思ってもいなかった。

私が好きになったのはHey!Say!JUMP
沼に落ちた経緯とその魅力を記しておきたい。


2023年一番聴いたDEAR MY LOVER

 JUMPに沼るきっかけはドラマ「王様に捧ぐ薬指」(王ささ)の主題歌「DEAR MY LOVER」。

私は毎クールほぼ観ていると言っても過言ではないほど、恋愛ドラマ、特にラブコメが好きだ。王ささを観たのもその一環で、美男美女でTHE王道ラブコメ!という世界観が、私にはたまらないドラマであった。毎回最後の胸きゅんや印象的なシーンで流れる主題歌がDEAR MY LOVERだった。

いい感じの曲だなぁと思ったので、YouTubeでMVを観た。アイドルらしいキラキラしたキャッチーな音楽に、可愛らしい振付。耳馴染みが良くて何度も聴きたくなり、何度も再生した。

「ジャニオタじゃないけど大好き!」みたいなコメントをしたら、ファンの方に「そのままJUMPのファンになってほしい」と言われたが、その時点でファンになる予定はなかった。

でも毎日聴くほど大好きになり、これはCD欲しいなという気持ちが芽生え始める。DEAR MY LOVERのMVやメイキングの付いたシングル、初回限定盤1を買おうかな…と迷いながら値段を見ると、なんと1650円。Blu-rayまで付いてこんな安いの?!と驚き、この値段なら手を出せる!と思い、購入を決めた。

写真もデザインも可愛くて、やっぱり買ってよかった〜と思った。

今最推しの大ちゃん(有岡大貴くん)に落ちたのもこの曲。「全部〜君のせいだっ!」も印象強いが、私はそれよりも2番曲頭の歌声「出会った日の僕はきっと 傲慢で強がりだった」に、なんだこの声…!と感銘を受けた。

有岡くんはスクラップティーチャー以来、意識して見たことなかったから、「有岡くんってこんな優しくて甘い歌声なのねぇ!こんな歌声、他に聴いたことない!」と驚いた。

良い曲ばかりで振り幅が広い!そして全員歌が上手い

DEAR MY LOVERで、Hey!Say!JUMPや有岡くんの歌声が気になり始めた私は、そういえばJUMPってあまり曲知らないなと思い、YouTubeでMVを漁り始める。ジャニオタでなくても知っている曲は幾つかあったが、知らない曲の方が圧倒的に多い。

MVを漁れば漁るほど、良い曲ばかり。良い曲の多さと、彼らのジャンルレスな振り幅の広さに驚いた。一番衝撃的だったのは「群青ランナウェイ」。

アイドルの曲というよりバンドを持ったアーティストのような。そもそも歌声がいつものJUMPじゃない。軽快なテンポと疾走感のあるメロディが癖になる。

曲に合わせて声色を変え、歌声も世界観も曲に寄せつつ彼らの色に仕上げる。それこそがJUMPの持ち味であるということを、曲を聴きながら感じた。

Letter」もまた衝撃的だった。これはボカロっぽい曲。

ここから2023年に見つけた好きな曲を幾つか紹介したい。絞りたくないがMVのある曲の中で厳選…
※自担贔屓の感想多め

JUMPの代表曲みたいな位置付けではあるが、なんだかんだ「ウィークエンダー」が一番好きだ。バックコーラスが入るなど80年代洋楽っぽいサウンドが好き。ポップで明るいノリノリな曲でテンション上がるし、大ちゃんのラップもかっこいい。

Fab-ism」は可愛らしいオープニングから、ファンタジーな世界を連想させる壮大なメロディがとても好き。このMVは女の子が絵本を開いて始まる世界観や、全員ビジュアルの良さも含めて好きなので、DVD付きのアルバムを買った。

ファンファーレ!」はFab-ism同様、辻村有記さんが作詞・作曲に携わっている。大ちゃんのソロ曲を担当いただいてからのお付き合いで、たくさんJUMPの楽曲を提供されている辻村さん。JUMPファンみんな大好きで、私もJUMPの好きな曲は辻村さんの楽曲が多いことに気づく。

他にない曲構成で爽やかでエモさがある。MVの縁側の大ちゃんがイケてて、メイキングもきゅんとした。

辻村さん楽曲は大ちゃんの声質が活きる曲が多いのも、有岡担としては推したいポイント。Fab-ismは冒頭の歌い出しが好き。ファンファーレ!はCメロのラップ調のところが可愛くて、両耳からの囁きにはドキッとしちゃうね。
ドラマ「セミオトコ」を観ていたのに、なぜ私はこの曲で落ちなかったのか…

Muah Muah」も辻村さん楽曲で、MVも含めて好き。可愛くておしゃれでいて、ギターのサウンドがかっこいい。これも大ちゃんの歌い出しにグッと心掴まれる!

23年に最も再生したMVは「Chau#」かもしれない。王道のポップなアイドルソングで、側から見るとジャニーズだな〜って感じ笑。みんな妖精みたいな衣装で、顔も世界観も振付も可愛い。とにかく大ちゃんの可愛さを堪能できるので何度も再生した。

ここで振り幅の激しい「BUNGER NIGHT」。ダンスナンバーの中で一番好きかな。アイドルソングで可愛く踊ってると思っていたら、バチバチに踊る曲もある。JUMPはダンスに長けたグループというわけではないけど、長年の絆と信頼から生まれる、全員が綺麗にそろう群舞が美しくて、フォーメーションダンスが上手。

最後にバラードを1曲。
White Love」はジャニオタの中では有名なのかもしれないが、ジャニオタでなかった私は全く知らなかった。もっと知られていい名曲なのではと思っている。DEAR MY LOVERのような歌詞の王道ラブソングで、雪の舞うような冬らしい音楽と、美しいフォーメーションダンスにうっとりする。

……という感じで、MVを漁れば漁るほど神曲が掘り出され、いい曲ばっかり!と感動した私は、JUMPの曲ファンになった。全員の歌の上手さにも驚いた。ジャニーズ自体、生歌に弱くて、テレビで観ていても残念ながら下手だなと思うことが多かったから、こんなに歌の上手いグループだったなんて知らなかった。

ただ、この時点ではアイドルのファンになるのはいろいろ大変そうだし、曲ファンでとどまるかなと思っていた。

平和で優しくて面白い、仲良しすぎるJUMPの温かさ

いろんな曲を聴いている間、YouTubeのおすすめに出てくる「JUMP in smash」の予告ショート動画がチラチラ目に入ってしまう。なんだこの面白そうなコンテンツ!気になる!と思った私は映像の観たさにsmashに契約する。

曲ファンでいようと思っていたくせに、やっぱりJUMP自身のことが気になっていたのかも…

これが本格的な沼の始まりだった。
smashは縦型動画でかなりの至近距離でメンバーを観られるアプリ。JUMPがキャンプに行ったり、2人1組で好きなように休日を過ごしたり、謎解きゲームをしたり。メンバー2人に挟まれて会話しているような気分を味わえる「はさまれJUMP」というコーナーや、オリジナルの縦型MVやトーク企画もあったりという、ファンにはたまらない映像コンテンツだ。

smashではJUMPの良さが溢れていて、仲良しで優しくて面白いグループであるということを実感した。

全員でキャンプに行くだけでも、突然寸劇が始まって面白くて笑ってしまった。普段の何気ない会話も面白くて、わちゃわちゃのびのび遊ぶ姿に癒された。「はさまれJUMP」や「JUMPの休日」などで2人1組になる時も、誰が誰とペアになっても仲良しで成立するから、どのペアでも安心して見られる。

他のグループから「仲良いよね」と言われるくらい、異常なほどの仲の良さは、グループを推す楽しさにつながるなと思う。
それとメンバーの人の良さ。一人も尖っている人がいなくて、みんな温和で丸い人柄。

ファンでない頃は正直、子供の頃からずっと活躍しているから、天狗状態でいい気になっているのかなと思っていた。実際は全然そんなことはなくて、むしろ謙虚であまり飾らない性格であることを知り、余計に好きになった。

smashを観始めた同時期に「いただきハイジャンプ」も観るようになり、そこでも仲の良さと面白さと温かさを感じて、完全にJUMPのファンになった。

FCに入会。ファン想いな毎日更新アプリがすごい!

そこから私はCDを借りたり、DVDやBlu-rayを買ってライブ映像を観たり、YouTubeで「よにのちゃんねる」や「放課後 GAMING LIFE」を観たりして、どんどん好きになった。ツアーが発表されたらFCに入会しようと決めて、その狙い通り、グループ結成発表日である9月24日を機に入会。DEAR MY LOVERにハマってから約4カ月の出来事だった。

シンプル可愛い会員証
光の加減でメンバーカラーがキラキラ見える

FCに入る前に会員特典を調べ、ウィジェットアプリ「いつでもJUMP」があることを知る。他のグループにはない、会員になると使用できるアプリ。アプリのアイコンはデイリーフォトとして、毎日メンバーの写真が更新される。

約2年分のデイリーフォトをまとめた「いつでも本。」

アプリ内ではメンバーにスタンプを送れて、メンバーは文章やボイスメッセージ、スタンプで返してくれる。メンバーからその時々のメッセージが文章やビデオ通話で不意打ちに届くこともあり、誕生日には自分の選択したメンバーからメッセージが届く。アプリ内のホーム画面は選択したメンバーの複数写真から好きな写真を選べる。

毎日写真が更新され、メンバーと一緒にいるような気分を味わえるアプリの存在を知って、FCに入会してもこれなら毎日お得だなと思った。

JUMPちゃんとの日常を、本当に毎日楽しませてもらっている。ふいにビデオ通話が来ると、リアコになるつもりはないのに、彼氏感覚に陥るので危険…笑

メンバー主体で音楽作りやプロデュースを手がけるかっこよさ

2023年のツアー「PULL UP!」は無事に2公演当選し、12月23日の名古屋初日と、12月31日の東京追加公演に行ってきた。

カラフルなチケット。名古屋ドームを背景に

今回はアルバム作りから大ちゃんが中心になり、隊長としてツアーのプロデュースも行っていた。
楽曲提供者の選定など曲の企画、アルバム&ツアーのタイトル決め、MVをより良くするための指示、ライブ演出、ライブをより楽しむためのコール作りまで、中心になって手がけている。かっこよくて尊敬するしファンとしてはすごく誇らしい。

Ready to Jump」は山田くんや大ちゃんなどの一部メンバーが「SO-SOさんいいよね、コラボしたら面白そうだね」と話していたのをきっかけに、ご自身に直談判したという。ヒューマンビートボックス×JUMPという前代未聞のコラボが実現し、メンバー発案で新しいことに挑む姿がかっこいいなと思った。

過去に、「ネガティブファイター」も光くんが面白そうだと思って、新しい学校のリーダーズに振付をお願いしたらしいし、「群青ランナウェイ」や「狼青年」も楽曲提供者をメンバーが自ら選んだと聞いて、グループ主体で楽曲コラボするのすごいなぁと思った。

アイドルって大半はプロデューサーありきだと思っていたから、メンバーが自らプロデュースに携わっていると知り、さらに惚れた。そしていろんな場面でプロデューサー力を発揮する大ちゃんが素敵で、株がさらに上がった。

PULL UP!のペンライト
会場のバルーン演出と合わせたランタンモードは
伊野ちゃんの発案

2023年のJUMPとの思い出

最後にラジオの話とツアーの感想を手短にまとめておく。

ベイジャンで初のお便りを読まれる

7月頃、髙木くんと大ちゃんによるラジオ「JUMP da ベイベー(ベイジャン)」に初めてふつおたを送ったら、9月に読んでいただいた。

一人で盆踊りに行って、不安だったけど楽しかったという私のエピソードから、二人の夏のお祭りの話に広げてくれて、一人遊びの話もしてくれた。
「初めまして」って挨拶にも大ちゃんが返してくれたり、読み終わると二人とも「ありがとう」って言ってくれて、嬉しくてドキドキだった。

髙木くんに「すごくない!?俺できないなぁ」、大ちゃんに「尊敬しちゃうな」「いいな盆踊り行きたいな」と言われたこと、大切な思い出です♡

12/23 ツアー初日 in 名古屋

初JUMP!初遠征!名古屋ドーム

初のJUMPのライブ。ドーム規模のライブも初めてで緊張した。ステージ横のスタンディングの最後列だったので、ステージの演出があまり見えなくて残念だったが、ツアーの初日を見届けることができて嬉しかった。

とにかくセトリが素晴らしくて、幕開けの「サンダーソニア」から沸いた。バラード系でうっとりさせて、オラオラ系でバチバチに踊って。Remixにもおぉ〜と歓声が上がった。今ではレアらしい大ちゃんの「君がナンバーワンだ!」を聞けたのも、後から考えると貴重だったなと思う。

12/31 追加公演 in 東京

初の東京ドーム!

大晦日は知念担の友達と東京公演へ。東京はチケットが全滅だったが、ジャニーズのカウントダウンコンサートが中止になったことによる追加公演で、運良く当選。

アリーナ率高めと噂の22ゲートから入場

席はなんとアリーナ!トロッコに乗って来るJUMPちゃんたちを近い距離で見られる位置で、友達と大興奮!名古屋ではほとんど見えなかったステージの演出が、正面からよく見えて、曲中の背景映像も美しかった。

光くんが目を見て手を振ってくれたのと、「Evans Knot」のサビのペアダンスで、大ちゃんと山田くんがちょうど目の前に来てくれて、二人が一緒に踊る姿を見られたのが幸せだった。

Evans Knotの振付、可愛くて好き🫶🏻

前にいた席の子は知念くんにファンサをもらって、崩れ落ちていた笑。金銀テープは私たちの席にはこなかったが、天井から舞い降りてくるハートの紙?を友達が受け取っていた。

生のJUMPは余計にかっこよくて可愛くて、良い年納めになった。

最後に-アイドルかつグループを推すという新しい楽しさ

2023年は新鮮な気持ちで推し活を楽しめて、心が豊かになった一年だった。大人数のグループを推すという新しい楽しさにも目覚めた。以前から、ジャニーズのライブに一度は行ってみたいと思っていたので、その夢も叶った。

デビュー16周年を超えたJUMPは、知らなかった時期が長いため、まだまだ観たい過去のコンテンツがたくさんあり、なかなか追いつかないなぁと思う。

メンバー全員が30歳を超えても、アイドルらしい曲からかっこいい曲まで幅が広く、進化し続けるHey!Say!JUMP。これからも自分のペースで温かく応援していきたい。

ポムの樹でちびファイルもgetできた🧡


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