EM有機農法の「ひまわりガーデン」
ごあいさつ
はじめまして、「ひまわりガーデン」です。岩手県八幡平市。岩手山、姫神山、澄んだ空ときれいな水、緑豊かな自然に囲まれたこの地に、私たち『ひまわりガーデン』の畑があります。
私たちはEM(有用微生物群)を用いた有機農法で、安心・安全、そして食べた人みんながハッピーになるような野菜を育てています。EM農法はとっても優れたものなのですが、そのお話はまた次回ゆっくりと…。
☞『ひまわりガーデン』のnoteは農業のあまちゃん・WEB担当あやのが更新していきます。今回は「ひまわりガーデン」のヒストリーをひとつ。
皆様のお時間をちょっぴり頂きますが、ぜひぜひお付き合いくださいませ。遅くなりましたが、本日も閲覧ありがとうございます。
EMとの出会い
ひまわりガーデンの園長・外山一則は2002年に就農し、慣行農法を2年間経験しました。慣行農法は科学肥料・農薬を用いた農法でごく一般的なもの。
普段お買い物をする大手スーパーに並んだ野菜は、ほとんどがこの慣行農法で作られたものです。
ですが、園長は自分達が食する野菜のその生育環境を見て、農薬の散布量などに愕然としてしまったそうです。
―せめて、うちからは安全な野菜を提供しよう。
そう思い立った園長は自分の畑ー「ひまわりガーデン」―での栽培を農薬不使用・有機農法に変更。しかし、農薬を使わない栽培は野菜の病気や虫と戦いの毎日。もちろん収穫量もがっくり下がってしまいました。
なによりも園長が悔しかったことは、うま味がのった野菜がなかなか作れないこと。
これまで試した農薬不使用のこだわりを捨てて、やっぱり多くの農家さんのように減農薬に切り替えようか…
安心・安全な野菜と向き合う園長にとって、試行錯誤と葛藤の日々が続きました。
そんな時、出会いがあります。きっかけは食べ物・環境、とりわけ野菜に関してこだわりのある方の紹介でした。園長がその方から頂く野菜は何を食べても美味しく、深い味がしたそうです。気になった園長がおいしさの理由を尋ねてみると、こんな答えが返ってきました。
「これはね、EMを使った野菜だよ。」
藁にもすがる想いの園長は、さっそくEMを自分の畑に使ってみました。すると何だか野菜達に元気が出てきたような…。園長は有機栽培も勉強しながら、EMを信じてそのまま使い続けました。
そして、無肥料栽培へ
当時の「ひまわりガーデン」ではEMのおかげで以前より格段に美味しい野菜を作れるようになりました。しかし…病気や虫が完全にいなくなる訳ではありません。原因を追究していった園長は、無肥料栽培に出会いました。言葉のとおり、これは肥料を使わない栽培方法です。
さすがの園長も最初はこれを信じられませんでした。しかし、勉強していくうちに気付いたのです。
―肥料によっていかに今までメタボの不健康な野菜を作ってきていたか。
過剰な肥料の不健康な野菜、病気や虫がつく理由も納得できました。
野菜をただ作っているのではなく
そして、園長は「ひまわりガーデン」での野菜作りを通してたくさんのことを考えるようになりました。
自然の理に適う育て方。
自然の中での、自分たちの役割。
環境のこと、健康のこと、そして子ども達の未来のこと。
『ひまわりガーデン』の野菜たちは、皆さんの健やかな毎日のために
想いをもって今日も産直やオンラインショップからの出荷を待っています。
最後に、園長から一言。
「本当に健康な野菜作りのために、食べた方が心も体も元気になる野菜を目指し、日々邁進しております。たくさんの失敗も自分達の肥やしにし、周りの方々の勇気に出来るよう、頑張ります!」
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