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占いの実践講座

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占いのスキルだけでなく、運勢学に息づく思想や哲学にまで分け入った、総合的な講座を計画しています。
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記事一覧

目からウロコの「十二支講座」⑬

亥(がい) 十二支獣 イノシシ 亥は「閡じる」(とじる)で、季節は11月、時刻は午後9時か…

目からウロコの「十二支講座」⑫

戌(じゅつ) 十二支獣 犬(いぬ) 戌は「滅ぶ」または「伐る」ことで、万物が滅びゆく状態…

目からウロコの「十二支講座」⑪

酉(ゆう) 十二支獣 鶏(とり) 酒を醸造する壺の形で、「絞る」という意味があります。穀…

目からウロコの「十二支講座」⑨

未(び) 十二支獣は羊(ひつじ) 稲穂が稔ってうま味をました「味」万物が成熟して滋味とう…

目からウロコの「十二支講座」⑧

午(ご) 字源は「忤」(さからう)十二支獣はウマ 干支歴では午は6月、時間は午前11時から…

目からウロコの「十二支講座」⑦

巳(し) 字源は「巳」(やむ) 十二支獣はヘビ 草木が盛りを極めて成長が止まった状態を示…

目からウロコの「十二支講座」⑥

辰(しん) 字源は「振」(ふるう) 十二支獣では龍 大きな蛤(はまぐり)を、手で開く形で「振るう」と同義。草木が活力を振るって伸びる状態を示す。 辰は中国では、大火・アンターレス(夏の宵に南天に見えるさそり座の)首星。ギリシア語で火星の対抗者の意。このサソリを天にいる龍と考えて、十二支獣に配当された。 アンタレス星は殷の時代には、5月を定める尺度となる最も重要な星だったため、それが天にいる龍の心臓を示すと考えられた。 天空を踊り巡る龍の勇姿陽の気が動き、雷光がひらめき

目からウロコの「十二支講座」⑤

卯(ぼう) 十二支獣ではウサギ 卯の字源は卯(しげる)からきています。 門の扉が左右に押…

目からウロコの「十二支講座」③

丑(ちゅう) 十二支獣ではウシ 丑の字源は「紐」(からむ) 紐で縛られて思うように成長で…

目からウロコの「十二支講座」①

十二支獣・順位の由来師走を迎え神社やお寺では、2022年の十二支、「寅・虎」の絵馬が目につく…

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serial❿ 目からウロコの九星気学

天地を自在に操る妖術・忍術今回は九星気学のポイントについて、お話させていただきます。九星…

serial➒ 目からウロコの「四柱推命」②

独習を妨げている難解な専門用語四柱推命は基本だけマスターするにも、最低100時間以上を要し…

serial ❽ 目からウロコの「四柱推命」①

四柱推命ブームに火をつけたwindous 0.1「運勢学サイバースクール」も今回で8回目になりますが…

serial❼ 五行の相生・相剋・比和

五行の相互扶助、対立、調和の関係東洋運勢学には四柱推命や九星気学など、さまざまな占術が伝えられていますが、占う方法に違いはあっても、実占の最大のポイントは陰陽五行の相生、相剋、比和の関係をみることに要約されます。  木火土金水(もっかどごんすい)の五行が、それぞれの働きを扶ける作用を「相生」(そうじょう)と呼び、相反発して変化を生む作用を「相剋」(そうこく)、兄弟姉妹・同僚などが力を合わせる関係を「比和」(ひわ)と呼ぶのです。 相生は木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生