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第1回メンバー全体Zoom MTG|Webサイト制作ガイドライン共有化構想[#07]
5月19日、専用Slackにジョインしてくれたメンバーさん達と、初の全体MTGをZoomで行いました。今回もその内容を公開の議事録として、こちらで記録したいと思います。
[Webサイト制作ガイドライン共有化構想とは]
全国のWebサイト制作関係者が同じガイドラインを利用することで、クリエイティブに集中できる環境を作ることを目的とした、ガイドラインの共有化構想です。
・決意表明:Webサイト制作ガイドライン共有化構想[#00]
・マガジン:Webサイト制作ガイドライン共有化構想
1.自己紹介
まずは、皆さんで自己紹介を行いました。
写真の左上から、
稲富さん(@inatomi1717)
ヒカル(@design_hikaru)
ケンタロウさん(@kentaro_koga)
桑島さん(@mika_kuwa)
園川さん(@kazukisonokawa)
吉永さん(@go9006ob)です。
2.企画書のプレゼンテーション
僕の方から企画書のプレゼンテーションをさせてもらいました。この内容については、今回のMTGにて大幅なブラッシュアップを行うことになりましたので、公開はもう少々お待ち下さい…
3.参加について
園川さん:
「この共有ガイドライン制作に参加する前に、まずはそれぞれコミュニケーションを取ってみる必要を感じます。」
確かにその通りです。
・どの程度のコミットが必要か?
・GitHubなどオープンソース開発レベルの情熱が持てるか?
・作業量が多ければ必然的にマネタイズが必要かも?
など、まだまだ不明点が多すぎるので、参加メンバー内でディスカッションをしてみる事からスタートしました。
4.意見出しチャンネル
園川さん:
「はじめは自分たちのニーズから話し合ってみたいですね」
この流れで、専用Slack内に[意見出しチャンネル]を設けることにしました。
例えば「idとclassはどう設定している?」など、自身が迷ったり悩んでいることを議題に挙げて、それについて回答を出していこうという意図です。
5.共有ガイドラインがカバーする案件の規模
桑島さん:
「共有ガイドラインでカバーする案件の規模はどのくらいですか?」
園川さん:
「規模に応じてガイドラインを切り替える必要があり、静的なのかWordPressなのかで、そもそも作る環境自体が異なります。」
この辺りはどの案件でも利用できるガイドラインがベストですが、精査するのが難しそうです。
6.CSS設計の乗り換え
ケンタロウさん:
「CSS設計をガイドラインに組み込んだ時に、普段書き慣れている方法から移行するのは大変になりそうです。」
現時点でCSS設計思想は分かれている状態なので、どれかひとつを選ぶのは無理があるかもしれません。
吉永さん:
「BEMを利用してますが、SCSSと相性が良く、コンポーネントを作っていきます。」
これには納得です!
僕は現状SMACSSを使っていますが、BEMも良さそうだなぁと。
桑島さん:
「独学でCSSを書いているので、自分の方法が正解なのか分からないです。」
共有ガイドラインの利用目的として、最低限の品質を担保したいという部分があります。問題が発生しにくい方法を取り入れたいですね。
7.LPで効率が良いCSSの書き方は?
ヒカル:
「LPみたいに繰り返しの要素が少ないデザインでも、効率よくCSSを書く方法はありますか?」
吉永さん:
「ユニークな部分はそのまま書くしか無いですが、コンバージョンの部分は繰り返すのでコンポーネント化します。」
園川さん:
「LPでは無いですが、下層ページがある場合はトップではfront-aboutなど、下層ページ用にクラス名(about)を残しておきます。」
やはりCSSの部分は規定するのが難しそうで、一つの方法に絞るのは難しいかもしれません。
8.共有ガイドラインの利用者について
吉永さん:
「この共有ガイドラインの利用者は、設計などに詳しくなくて、自分のルールを持たない人だと思います。詳しい人は自走するので、そもそも共有ガイドラインは使わないかと。」
なるほど、確かにそうだと思います。僕が想像しているペルソナも「忙しくて手が足りないから協業したいけど、ガイドラインを持っていないから仕事を振りにくい」という方です(僕です)。
9.共有ガイドラインは必要ですか?
ここで僕からそもそもな話を質問してみました。
ヒカル:
「みなさん、共有ガイドラインって必要だと思いますか?(笑)」
これについて、みなさんからの回答を箇条書きで列挙します。
稲富さん:
・今の所共有したガイドラインの必要性を感じていない
・詰まったらネット検索で解決策を調べる
・しかし、困っている人がいるなら必要かも
・利用する人を設定してはどうか?
桑島さん:
・上級者は自分で勉強するから共有ガイドラインは不要
・必要なのは独学で業務を行う人
・小規模な制作を行う人に必要だと感じる
・みんながどう作っているのか知りたい
吉永さん:
・強い人は自走するから不要だと思う
・マネタイズを考えると初学者の最低品質向上で寄与できるかも
・このガイドラインはネットに存在している流派のひとつ
・アップデートのコストが高そう
・暗中模索中の人には共有ガイドラインは必要
・ターゲティングがハマれば必要なものだと思う
ケンタロウさん:
・ゴリゴリのエンジニアには必要ない
・ガチガチのガイドラインだと使いづらい
・「あったらいいな」があると使ってもらえる
・ガイドラインがあればカオスなカンプは来ないかも
園川さん:
・強い人、自走できる人は使わない
・技術についてガイドラインを規定するのは闇が深い
・認識の部分であれば可能かもしれない
・大風呂敷を広げると難易度が高くなりすぎる
メンバー内で共通だったのは「上級者や自走できる人には不要」と「技術的な所より認識の共有がしたい」という所でした。
10.まず認識を共有できるガイドラインを作る
ここではじめの[意見出しチャンネル]に戻るんですが、技術を揃えるのは難しいポイントが多いので、まずは認識の部分をガイドライン化して行きたいと思います。
例えば以下のような意見を出して、それについてSlack内で談義していこうと思います。
例:
・idとclassはどう設定している?
・font-sizeの単位は[px][rem][%]?
・IE11どうする?(これは決めかねるかも…)
メンバー間で意見出しと談義を行いつつも、みなさんからもそんな「決めかねている問題」についてアンケートを取ったり、質問箱も用意してみようかと思います。
11.風呂敷を畳みました
今回のMTGで、僕が広げていた大風呂敷を畳んでもらいました(汗
まだ構想の段階なので、談義やMTGを行う中で可能性が広がるタイミングもやってくると思います。まだ未確定ですが、フェーズを分けて進めるのが良い気がしています。
まずは[認識部分のガイドライン化]を行うべく、専用Slack内で引き続き談義を続けたいと思います!!
12.専用Slack
共有ガイドラインを一緒に作成してくださる有志の方を、引き続き募集しております!
Slackへ参加ご希望の方は、僕のTwitter(@design_hikaru)まで、ご連絡よろしくお願いいたします。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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