見出し画像

mulberryさんとMTG|Webサイト制作ガイドライン共有化構想[#02]

5月6日、mulberryの桑島さん(@mika_kuwa)と共有ガイドラインについてZoomでお話しさせて頂きました!

その内容を公開の議事録として、こちらで記録したいと思います(しっかりメモを取れなかったので、僕の主観補正が多く掛かっています)。

※この記事は桑島さんに許可を頂いて作成しております。
[Webサイト制作ガイドライン共有化構想とは]
全国のWebサイト制作関係者が同じガイドラインを利用することで、クリエイティブに集中できる環境を作ることを目的とした、ガイドラインの共有化構想です。
・決意表明Webサイト制作ガイドライン共有化構想[#00]
・マガジンWebサイト制作ガイドライン共有化構想

1.mulberryの桑島さん

共有ガイドラインの作成について呼びかけを行っているのですが、初めて相手の方からDMを頂けました(感謝)!!

mulberryの桑島さんは、富山県で活動されているWEBディレクターさんです。

MULBERRY|富山県の女性起業家・中小企業向けWEB・ホームページ制作URL:https://mulberry.promo/

2.ワークフローを元にしたガイドライン

[#00]3.共有ガイドラインとはにて記載した、ワークフローを軸にしたガイドラインの見せ方は賛同いただけました。

その時に、Webディレクションの標準ルールという書籍をご紹介いただき、即Amazonで検索したところ送料が高かったので、近所の書店を探してきます!!

3.案件の規模感

クライアントワークで利用する以上、もちろん限りある予算の中で制作する必要があります。どれだけ完璧なガイドラインを作成したとしても、実装工数が高くて導入できなければ絵に描いた餅です。

この共有ガイドラインは、実案件で利用できる妥当な落とし所を決めていく作業なのかもしれません。

4.技術のトレンド

例えば、アイコン画像はSVGを利用したほうがリクエスト回数も減りますし、理解度が高ければ色の変更やアニメーションも実装できます。

しかし、HTML側に記述すべきか、CSSで背景として記述すべきか、対応ブラウザはどの範囲かなど、安易に導入すると多くの作業工数が掛かる技術もあります。

5.WordPress更新マニュアル

これは欲しいですよね!桑島さんはGutenbergでの更新方法を導入されており、それを聞いて僕はドキドキしています…(まだクラシックエディターです)!

WordPressのメジャーアップデートが行われるたびに、ダッシュボードの見た目が変わったり、5.0ではエディターさえ変更になりました。

これらのマニュアルを個人が毎回用意するのは大変なので、基本的な操作説明などについては、みんなで共有すると楽になると思います。

6.フランチャイズ化はNG

共有ガイドラインがガチガチ過ぎて、フレームワークのようになると、利用者の方たちがフランチャイズ化したような格好になりかねません。

クリエイティブな箇所はしっかり余白を設けて、骨子の部分のみをガイドラインとして規定する必要があります。

7.バッドエンド

現在想定しているバッドエンドは、前回の[#01]プログラマーのあるとさんからの助言である「理想と現実のギャップに苦しむ」ような、非実用的なガイドラインです。

そして今回あがったのは「マネタイズした場合に発生する責任」についてです。

桑島さんは、BASEのデザインテーマDEPARTMENTを販売されており、利用者さんへのサポートについて簡単にお話いただきました。継続的なサポートを実現するには、覚悟が必要だと感じました。

この共有ガイドラインを有料化することで責任が発生して、その対応に忙殺されてしまった場合、僕は「もうガイドラインを広めたくないかも…」と心が折れれば本末転倒の事態となり、完全にバッドエンドです。

貴重なご意見ありがとうございます!!

8.意見交換用のSlackの立ち上げ

共有ガイドラインを作るにあたって、やはり多くの方からのご意見がほしいと感じています。

それにともない、Webサイト制作に関わる方々とディスカッションができるように、Slackのワークスペースを作成しました。

Slackへ参加ご希望の方は、僕のTwitter(@design_hikaru)まで、ご連絡よろしくお願いいたします。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

サポート頂いたお金は交通費などの活動資金として、大切に使わせてもらいます^^