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雑誌「みなも」製作日記

 今わたしは「みなも」という小冊子を作ろうと企画を進めている。お友だちのイラストレーターのみうちゃんが絵を描き、お料理とマヤ暦のみゆきさんがお弁当と一緒に販売できる、可愛くて嬉しくて心が満腹になる雑誌。

 わたしはタイトルや名付けをするのが苦手だ。なんとなく雰囲気はわかるのだけど、「これ!」という名前にたどり着くことができない。だからいつも、その名付けを誰かにまかせるようにしているその言葉にたどり着くまでゆっくりとその周辺を歩き回り、だんだんと近づき、空気や雰囲気を掴んでいく。それを信頼できる誰かと一緒に話し合う。そうすると必ず、相手がぴったりの名前を見つけてくれる。今回は、みうちゃんと話しているうちにタイトルの「みなも」を見つけることができた。まず、わたし自身の「風」とみうちゃんの「水」のイメージ。風が水の表面を揺らしている感じがぴったりだ。この雑誌は、美味しく体に優しいお弁当を一緒に食べてくれる友だちみたいな本にしたいと思った。お風呂で一人ぼっちで泣いているときに、話を聞いてくれるような存在。そんな話をすると、みうちゃんもここのところずっとお風呂の絵を描きたいと思っていたと言った。「みなも」を覗き込むと反転した自分自身が映り込む。「もなみ」Mon Amiはフランス語でわたしの友だちといいう意味だ。

 このロゴと表紙のイメージが見つかってから数日して、新たなコンセプトがやってきた。それは「みなも」を架空の喫茶店として雑誌を作るというものだった。湖の隣にある喫茶店「みなも」は、実は湖の底に姉妹店を持つ。夜になると底にあるお店のライトでみなもが明るく輝き出す。喫茶店のメニュー、たとえばナポリタンとか、クリームソーダとか、そのレシピを掲載したり、本の中の喫茶店で使っているマグカップやお皿を現実世界でも使うことができたり。そういう、夢の中を、また、夢と現実を行ったり来たりうろうろしているような感じ。

 これはまだ作成途中の本である。noteにてその進捗状況を報告したり記録したりしながら、できれば春には第一号を発行できたらいいなと思っている。みゆきさんがいつか「さとちゃんの言葉はお腹がいっぱいになって満たされる」と言ってくれたことがある。そんな言葉からこの企画が始まった。お腹がいっぱいになるのと同時に、心も、頭も、たのしい言葉で満たされますように。ひとりぼっちだと思っていても、離れることのない自分自身という絶対の友だちがいつでも一緒にいるのだということを思い出せますように。

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