うえかわ聡美 |言葉|創作|ひかりの羽のクラス

宇宙の魔法と地球の言葉。テレパシー派の人たちの言葉のつかい方講座。完結後の世界。わたしの学びのアーカイブ。 完結前の世界はhttps://starrynight.hatenablog.com/

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12星座別★水瓶座からのラブレター

 わたしの太陽星座は水瓶座で、よく視点の話をする。占星術家のみなさんもそれぞれご自身のホロスコープがあって、言葉の使い方も様々。彼らから見るサインはやはり偏っていて、魚座っぽく表現されたり、牡牛座っぽく表現されたりしている。だからわたしたちにはお気に入りの占星術家がいる。それが万人ウケしている人もいれば、少数だけれど深く響いている人もいる。  わたしは水瓶座の視点で世界を見ている。もちろん、それすらも超えた全惑星の意識というものもある。でも、わたしは水瓶座の眼鏡を通して物事

    • 言葉を疑う谷川俊太郎さん

       ひかりの羽のお手紙のおまけに、今回はオリジナルオラクルカードをつけようと思いつく。カードはずっとずっと作ってみたかったもので、過去に何度もトライしたことがあったけれど完成していなかった。今回「お手紙につけよう!」と思い立ち昔のデータを開いてみると、そこにはほぼ完成している「ひかりの羽のオラクル〜天使が見た人間の愛とか恋とか編〜」があったのだ。過去のわたしはきっと、データだけをほぼ完成させて印刷の工程を迷っていたのかもしれない。そんなこともすっかり忘れていたので、わたしは過去

      • 念ずれば、現ず。大好きな人。

         わたしは毎年「ひかりの羽のお手紙」という企画をしている。ひとりひとり書き下ろした来年(今回なら2025)のエネルギー予報と、2025年の最後に開ける小さなお手紙。このお手紙はみうちゃんが直筆した世界にひとつの封筒のなかに入っている。今、そのお手紙を作るために去年のものを見返していた。その人たちの2024がそこに書き込まれていて、作った自分が一番驚いている。当たるとか当たらないとかはどうでもいい。ただなんというか、「こんな素敵な一年がこの人に訪れますように」の気持ちが実現して

        • 神でできている本たち。言葉。

           最近は読書はもちろん本にまつわるあれこれ、たとえば本に関する美術館に行くとか、ブックカフェとか、YouTubeを見ることにはまっている。そして本の存在そのもの、紙でできている(神でできていると変換された)物質に魅せられることが多いと感じる。本棚におさまっている本たち、書店に並ぶ本たち、ベッドサイドに置かれた読みかけの本、存在そのものが魔術的で、いてくれるだけで嬉しい。一冊の中にはあらゆる世界があり、わたしが知らない言葉であふれている。知っている単語を組み合わせて、見たことが

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        • 視点
          54本
        • ひかりの羽のクラス
          15本
        • 魔女の参考文献♒︎
          6本
        • 愛し愛される美しい人生を望む女の子の日記
          7本
        • 物語『トキのフィルム』
          12本
        • みなも製作日記
          1本

        記事

          きみは完璧な体。記憶。

           大事なことはいつも体が教えてくれる。頭が働かない、アイデアがでないときは肘を温めるとよいと言ったのは野口整体の野口晴哉だ。2か月前に人生ではじめてのギックリ腰になった。先週は風邪をひいた。詳しいことを書くつもりはないけれど、わたしはその体験で色々なことを考え、色んなことを辞めて、新しい自分に生まれ変わったような気がしている。風邪をひいて熱を出したくさん汗をかいている間、わたしはもっと自分の体を信頼できるようになりたいと思った。心配や不安からあれこれ手を出してしまう。このあと

          気がすむまでおやすみ。

           やすみたいって、ずっと思っていた。いろんなことが、わたしのペースよりもはやくどんどん進んでいく。その波に飲み込まれながら置いてけぼりの自分が焦ったり困ったりする。わたしが子どものころ、中学校に行かれなくなったとき、そんな感覚があった。わたしは止まっているのに現実だけが動いていく。追いつこうとするのは疲れるし、止まってしまう方が楽。その間、ずいぶんといろんなことを考えた。ベランダに出てたくさんの本を読んだ。インターネットで見たことがない友だちと話をした。しばらくすると体が充電

          星の読み方は物語の作り方と同じ。

           突然、ホロスコープをちゃんと学んでみようというブームがやってきた。今までも興味があったけれど、それぞれの天体やサイン、そして月光反転に関して研究するばかりで、基本的なアスペクトやハウス、度数について学ぶことはなんとなく避けてきた。というのも、わたしはネットで出てくるホロスコープチャートのハウスやアセンダントについて疑問があって、「読んでいくのはいいけれど、そもそもそのチャートに間違いがあったらどうするんだろう?」という疑問を捨てきれずにいたからだ。この問いはもう何年も続いて

          タロットはシステムであり装置

           昨夜夜中にメモを残した。そこには「タロットはシステムであり装置」と書いてある。タロットをスプレッドで配置するとドラえもんのタイムマシンのように体が変化し、自分が翻訳機になる。タロットカードは宇宙人が地球を脱出するために作ったものだと松村潔さんが言っていた。そのことがずっと頭に残っている。人間は未来や現在の状況を占うためにタロットカードを使うけれど、それは本当に正しい使い方だろうか。宇宙人が作ったとすれば用途は全く違うものになる。人間が無理やり意味を当てはめ、対応させているな

          自分の拠り所を自分自身にできたらいいな。

           甘えたくなった時、寂しい時、誰かに話を聞いてもらいたいとき。その一番の相棒が自分自身であったら、いつでもどこでも安心していられる。これは本当のことであり、わたしたち人間がわざわざしないでいることでもある。わたしたちは分離して、別々の人になった。だから、気を使ったり、気を使われたりしながらコミニュケーションをとる。弱気になった時、ふと誰かの顔が浮かぶ。それはいつも同じ人ではないかもしれない。ただの気分や、感覚や、記憶によってその誰かは浮かび上がってくる。わたしはそれを解決した

          自分の拠り所を自分自身にできたらいいな。

          脳の「楽」をえらばず、体の「快」を選べ。

           気がつけば、去年までのだるさと重さが消えている。去年は目が覚めた時からだるくて、体が動かなくて、早く眠りたいと思っていた。エナジードリンク(といっても自然のやつ)を飲んで体を持ち上げる。効き目が切れるとまた泥のように眠る。起きていて、活動していても、ずっとずっと眠たい。それが当たり前になっていて、生きていても死んでいてもあんまり変わらないなとか思いながら、でも、なんとなく楽観的で、そんなもんだろうと思うようにしていた。  最近そのだる重さが消えて、ちゃんと起きて、ちゃんと

          脳の「楽」をえらばず、体の「快」を選べ。

          言葉以外の表現方法。魂の化学反応。

           わ!世界は自分で作っているじゃないか!  今までずっと言い続けていることなのに、自分では知っているつもりだったのに、突然そんな風に、また一層深い場所で、自覚してしまった。特別なことが起こったわけでもないし、セッションを受けたわけでもない。ただわたしの望みがふわっと浮上してくる感覚と共に、今目の前にある世界は全てわたしが作っているのだとぼんやりわかってしまっただけだ。  わたしは、パートナーと一緒に創作をしたり新しいものを作っている人に憧れる。もちろん恋愛の相手ではない人

          天使のカードからの伝言

           最近ブログを書こうと思ってはページを開き、少し書いてはやめてしまう。今日は自分で書いた記事をいくつか読みながらふむふむと関心し、最近出会った素敵なブログたちをペラペラと読み歩いていた。友だちに頼まれてタロットカードを読んだ。仕事での選択に関しての質問だったのだけど、気楽にリーディングをしているだけのわたしからすると「タロットって本当に可愛いし面白いな」と改めて感じることができてありがたかった。なので今日の記事はカードに導かれることを書いていこうと思う。今月の予報とか、メッセ

          誕生日に抜けた話と『クララとお日さま』

           思い返せば、とても沈み込んだ二ヶ月を過ごしていた。自分ではその自覚はなかったけれど、抜けてみるとわたしは長いトンネルの中にいたのだと気がつく。昨日は誕生日で、その数日前からハッピーが溢れていた。体調がいいし、わたしが「こうなりたい」と思っていた思考ができるようになってきた。誕生日前に陰が極まるのは毎年のことなのに、それでもいつも忘れて落ち込んでいる。整体の先生に「誕生日は体の中心に中心がくる」と教えてもらった。リセットされゼロになって、また始まっていくエネルギーを感じる。女

          誕生日に抜けた話と『クララとお日さま』

          物語を生きるわたしたちは、語ることをやめてはいけない。

           言葉はそのまま、世界じゃないか。と思ったことがある。わたしたちは言葉で思考する。望む未来を考えるとき、過去の自分を振り返るとき、頭の中では言葉が鳴り響く。もちろんヴィジョンという場合もあると思うけれど、やっぱりわたしたちを構成するもののほとんどは言葉なのだと思う。ニュースやSNSを見て、言葉から影響を受ける。相手が何を思っているのか言葉で教えてもらう。わたしたちの世界は言葉に取り囲まれているし、世界は言葉そのものだ。  だから、言葉で表現すること、思っていることを言葉にす

          物語を生きるわたしたちは、語ることをやめてはいけない。

          愛がわからないっていう永遠の気持ち

           わたしが、みんなが、欲しいと思っているのは、どんな愛だろう。愛と聞いてもぴんと来るものがないという人も多いかもしれない。実際、わたしは考えても考えても、「正しい」愛にたどり着いたことがないように思う。「地球に存在しないものは対義語がない」と聞いたことがある。愛の対義語は一体なんだろうか。憎しみ?それとも無関心?そのどちらも、限定的な愛への対義語であって、わたしが話したい愛とは異なっているように思う。  例えば、相手が結婚を約束してくれたらとか、お金があったら、優しくしてく

          愛がわからないっていう永遠の気持ち

          手紙の言葉には体温がある。初めてのリルケ。

           本との出会いは、人との出会いに似ている。ふと立ち寄った場所で見つけたり、見つかったり、誰かに紹介されたり、読んでいる本の中で引用されていたり。実際に話してみてつまらないこともあれば、運命の人みたいに意気投合することもある。その確率とか、ときめきとか、がっかりとか全部、本との出会いは人との出会いにそっくりだ。  11月はリルケの名前を目にすることが多かった。具体的には若松英輔さんの著作を何冊か読んでいる中で多数引用されていた。先日友だちと一緒にお気に入りのカフェにいこうとし

          手紙の言葉には体温がある。初めてのリルケ。