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仕事と人間関係

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主管チームと間接チームの苦労

少し前、5末に体調を崩して、一度、メインの業務からサブの業務に担当移行した。

そのときに、今まで知らなかった寂しさと嬉しさを感じた。

IT業界の会社の中は、大きく分けると、主管部門と間接部門に分かれる。主管部門はメインでお客様とやり取りをする人。例えば、エンジニアとか営業とか。一方、間接部門は主管部門を助けてくれる人たち。たとえば、人事とか総務とか。

この間接部門は、なかなか達成感や仕事の嬉

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会話のコツ:ゆっくり話すと怒られない

上司と話すときに、怒鳴るようにしゃべられるのが苦手。

正直、私もそう。そんなときには、できるだけゆっくり話すようにしている。これが効果的だったりするんだよね。

だって、上司の怒鳴るような喋り方はほぼ、癖だから。

今の20代・30台の人の上司は40代後半~60代が多いと思う。つまり、上司の多くは昔ながらの日本的な会社で育ってきたことが多い。たとえば、従わない部下は怒鳴る、怒るように話す、姿勢悪

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人を怒らせたくないなら、反語に反応しない

今、私の仕事は、人と話すのが7割。考え事が3割。
いかに、人に円滑に動いてもらえるかが、仕事の中心になっている。

そんなとき、大切にしているのは、いかに人の"反語"に反応しないか。

"反語"というのは、質問しているふりをしていて、否定している言葉である。

はん‐ご【反語】 の解説

断定を強調するために、言いたいことと反対の内容を疑問の形で述べる表現。「そんなことがあり得ようか(あるはずが

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デコレーションケーキは仕事と同じ

仕事の本質ってなんだろう?

という疑問が湧いたのは、先月のことだった。
仕事ってみんな一言で簡単に言うけど、いろんな仕事がある。店員だって、車掌だって、エンジニアだって、アイドルだって、仕事。みんなが趣味としてやっているゲームを仕事にしている人だっている。じゃあ、どこまでが趣味でどこからが仕事? 趣味と仕事の違いは?

お金。というのはすごくシンプルな答えだと思う。
でも、まだ足りないと思う。私

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「話を聴く」の、ほんとうのカタチ

会議に出るたび、「人の話を聴くって難しいなぁ」と感じる。

上司が「なんでそういう対応をしたんだ? 教えて」と優しい声で後輩に伝える。後輩がびくびくしながらゆっくり口を開く。「古いマニュアルをみてしまって、それで……」「そこなんだよ」後輩が言い終わらないうちに上司が言葉をかぶせる。

自分を棚に上げたけど、私だって出来ていない。後輩の話をたっぷり聴いたつもりで喋り出した途端、後輩は「ぜんぜん話を聴

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後輩を安心させるために

仕事をするときは、ときどき後輩の作ったものを対面でチェックすることがある。IT業界では「レビュー」と呼ばれている作業なんだけど、これがかなり、後輩をビビらせる。

だから私は、まず後輩を褒めるところから入るようにしている。その方が、後輩の警戒モードが解けるから。

後輩は、若い人ほど、レビューはドキドキする。ただでさえ、上司・先輩に何を言われるんだろうって不安になってるのに、残念なことに、私は女だ

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