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氷の魔法は、心をあらわすような。

子どもの頃、雨が降ると、
空が泣いているように感じることがありました。

昔の人も、
天気を「かみさまの感情」として受け取って、
干ばつのときには祈雨きうをしたのかなと
少し思ったりもします。

そのように天気を見ると、
天気は、心の移り変わり、感情表現のようにも感じます。

心が晴れていたら、春の晴天のようで、
心が沈んでいたら、どしゃ降りのよう。

実際、雨に感情を重ねたような、「心時雨こころしぐる」という
言葉があります。
物悲しさを感じて、涙が出そうになることを表すそうで、
まさに心に雨が降っているかのようですね。

雨の日は、悲しいとは限らなくて、良いこともあるので、
心はもっと複雑なのかもしれないし、単純なのかもしれません。
でも、雨で桜が早く散ってしまうのは、少しさみしい。

日常生活で、言わなくても分かってほしい、察してほしい。
逆に、言葉にはなっていない、サインを察せられたらと思うときがあります。

ファンタジーの世界に登場する氷の魔法は、
そんな心を表しているかのようで
ちょっと書いてみたいと思いました。

たとえば、
氷の魔法使いが、氷のかまくらや、分厚い氷の壁で
身の周りをおおっていたらそれは、
心を閉ざした状態で、誰も近寄らないでほしい。

わかりやすい形で、心の壁を表現しているように感じます。

まだ感情(氷の魔法)が制御できなくて、
自分の周りのもの、大切な人をも凍らせてしまう。

なら、いっそのこと自分の周りを
氷でおおってしまって
誰も近づけないようにすれば、
誰かを傷つけることもないし、
誰も傷つくことはないかもしれない。
自分以外は。

そんなコミュニケーションの葛藤を、
氷を通して表現しているようにも感じます。

そして、その先の展開には、
いつの日にか氷の壁が溶けて、良い方向に進んでいくことを期待してしまいます。

最後に、氷 心で検索したら、
一片氷心いっぺんひょうしん」という四字熟語を知りました。

ひとかけらの氷のように、清く澄んだ心を表すそうです。

明鏡止水にも似て、すてきな四字熟語を知りました。

氷の魔法についてnoteに書くのは
ちょっと抵抗あるかなと思ったのですが、
書こうと思わなければ、知らなかったかもしれません。

天気に心を左右されずに、一片氷心のようにありたい。
このような使い方でしょうか。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

氷の魔法使いの続きはこちらです。よろしければお読みください。

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