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イシューからはじめよ

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。


今年、初読書 ⇒
「イシューからはじめよ」


初めての出会いはブログ

「これはすごいな」
と心が動いた思い出のブログ。
こちらの記事をきっかけに本が出て
今や古典級のベストセラーになった一冊。


改めて読んでもいい内容。
(探究活動進めるときも…自分の仕事を進めるときも)

ちなみにこちらの糸井さんとのインタビューも面白い。
(マッキンゼーの神エピソードが好き)



(以下、読書メモ)


「悩む」と「考える」の違い

  • 「悩む」 = 「答えが出ない」という前提のもと「考えるふり」をする

  • 「考える」= 「答えが出る」という前提のもと、建設的に考えを組み立てる。

「悩んでいると気づいたら、すぐに休め。悩んでいる自分を察知できるようになろう」



「イシュードリブン」
 ⇒ 「解く」前に「見極める」

正しくイシューを見極めることが大切。いろいろな検討を始めるのではなく、「イシュー(の見極め)からはじめる」のが極意

「何に答えを出す必要があるのか」
という議論からはじめ、
「そのためには何を明らかにする必要があるのか」
という流れで分析を設計していく

分析結果が想定と異なっていたとしても、それも意味のあるアウトプットになる確率が高い。

「そこから先の検討に大きく影響を与えること」
に答えが出れば、ビジネスでも研究でも明らかな進歩となる。

 

「相談する相手をもつ」


仮説ドリブン

「スタンスをとる」ことが肝要
強引にでも前倒しで具体的な仮説を立てることが肝心

(仮説を立てる理由)

  1. イシューに答えを出す(具体的なスタンスをとって仮説に落とし込む。答えが単なる設問をイシューにする

  2. 必要な情報・分析すべきことがわかる

  3. 分析結果の解釈が明確になる



(イシューを)何はともあれ「言葉」にする

人間は言葉にしない限り概念をまとめることができない。「絵」や図はイメージをつかむためには有用だが、概念をきっちりと定義するのは言葉にしか出来ない技。言葉(数式・化学式を含む)は少なくとも数千年にわたって人間がつくりあげ磨きこんできた、現在の所もっともバグの少ない思考の表現ツール。

言葉で表現するときのポイント

  • 主語と動詞を入れる

  • WHYよりWHERE,WHAT,HOW

  • 比較表現


「~はB」よりも「Aではなくて、むしろB」という表現


良いイシューの3条件

  • 本質的な選択肢

  • 深い仮説

  • 答えを出せる


イシューは動く標的

主語によって&状況によって変わってくる


仮説ドリブン

①イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる
②ストーリーを絵コンテにする

アウトプットドリブン

実際の分析を進める

  • 構造化して数字を出す(フェルミ推定)

  • 複数のアプローチから推定(幅をみる)

  • 固執せず、別の見方をする(ファインマン)



丁寧にやりすぎない。


「60%の分析を70%するには、それまでの倍かかる。
80%にするためにはさらにその倍かかる」
60%の完成度で再度初めから見直し、もう一度検証のサイクルを廻すことで、「80%の完成度にする半分の時間」で「80%を超える完成度」に淘汰する。

メッセージドリブン

「聞き手は完全に無知だと思え」
「聞き手は高度の知性を持つと想定せよ」

本質的+シンプルの2つの視点での磨きこみ

ストーリーラインを磨く3つのコツ

  1. 論理構造を確認

  2. 流れを磨く

  3. エレベータテストに備える(結論を端的に)

「コンプリートワーク」





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