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古事記と地政学リスク

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

最近、よく地政学という言葉を耳にします。
地政学リスクとは、地理と政治を合わせた学問のことをいいます。
地理的要因や政治的要因を併せ持つリスクを学ぶためものです。
地理的にな位置関係による政治的・軍事的・社会的な緊張の高まりが、
その地域や世界経済の与える悪影響について、
近年では投資判断に大きな影響を与えています。


日本は島国、海に囲まれています。
当たり前ですが、すべて海に面しており、
内陸で他国とはつながっていません。
内陸で国と国同士が隣接していると、リスクも大きいですね。

ベンチャー企業であるスクラムヒューマンパワーは、
今まさに大海原に航海にでたようなものです。
地政学リスクを含め、様々なリスクや歴史、社会的背景を理解する事で、
問題に立ち向かおうとしています。ダイバーシティ、グローバリズム、VUCAの時代に日本の基盤産業を
盛り上げるべき人材ビジネスを設立しました。

スクラムヒューマンパワーの
事業目的「修理固成(つくりかためなせ)」は、
古事記を由来としています。
日本の基盤産業を盛り上げる為に、
まずは地域の活性化を目指していきます。

古事記と会社経営にどんな関係性があるの?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
古事記は、くだけた言い方をしてしまえば、
日本版の成功ノウハウ本なんです。
アンドリュー・カーネギーが基礎を作り、
ナポレオン・ヒル博士が発展させ体系化させた成功ノウハウ本が、
「思考は現実化する」です。

古事記を読み解いていくと、国造りに、
なんともよくできた神々のお話です。
イザナギとイザナミの両神が、天沼矛(あめのぬぼこ)で海をかき回し、
日本を作った話、子孫の天照大神を地上に送った話、
スサノオの尊が乱暴なため
天照大神が天の岩屋に閉じこもり世界が真っ暗になってしまった話、
スサノオの尊による八岐大蛇退治や草薙の剣、因幡の白兎に海彦山彦、
奇想天外な面白いお話がたくさんあります。

古事記は和銅5年(712年)に、稗田阿礼(ひえだのあれ)の話を
太安万侶(おおのやすまろ)が書いて出来た本だそうです。
万葉集・山上億良は、
「大和(やまと)は言霊の幸(さき)はふ国」だと記しています。
「日本は言葉の魂が宿り、それが花を開き、どんどん伸びて広がって
   言葉通りの状態を現実化してゆく力が時に強い国なんだ、
   それが日本の特長なんだ」という意味です。

少し強引なまとめになってしまいましたが 笑、
日本の神話に記されていることと、アメリカの成功哲学に、
少しばかりの共通点が見られたことを面白く感じました。


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