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風林火山型ビジネスパーソンを目指そう!!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

私の郷土の英雄といえば、武田信玄です。
本年、令和3年は、武田信玄公が大永元年11月3日に生まれてから
500年という記念すべき節目です。

信玄公は、戦国武将の中でも名将と呼ばれ、
あの織田信長でさえ信玄公を恐れていたといいます。

山梨県民なら、誰しもが
「風林火山」という言葉を聞いたことがあると思います。
信玄公が掲げた軍旗の「スローガン」として有名ですね。
映画にも使われました。

其の疾きこと風の如く、
其の徐かなること林の如く、
侵掠すること火の如く、
動かざること山の如し、

「疾(はや)きこと風の如(ごと)く、徐(しず)かなること林の如く、
侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如し」
と読みます。

攻めるときには、風のように速く行動すべきですし、
敵に気づかれずに準備し、機会を待つことが大切です。
いざ侵略し、攻め込んでいくときには、
火が燃え広がるような激しさで、勢いよく戦うのが肝心です。

一度動かずに自分の陣営を守ることを決めたのなら、
敵の挑発や攻撃に動じず、山のように落ち着いて
どっしりと構えて守り抜くことが肝要ですね。

戦においての指針ですが、
ビジネスに於いても共通して言えることではないでしょうか。
直感が冴えたら風のように進め、危機に瀕しても林のように冷静に分析し、
ターゲットが見えたら火のよう攻め込み、
プレゼンテーションでは山のように堂々と振る舞います。
攻めるときは攻め、守るときは守る。
まさしく、ビジネスにおいても言えることですね。

そして風林火山には続きがあるんです。

難知如陰、動如雷霆
知りがたきこと陰のごとく
動くこと雷霆のごとし

味方の戦略などは、暗闇のように相手に知られないように。
兵を動かすときには、雷のように激しくすること。

戦略は相手に知られず陰のように振る舞い、
その翌日には雷震のように成約をとってしまう。

これぞ、これからのビジネスに大切な要素でないでしょうか?

戦国最強と謳われた武田家も、
長篠の戦いで織田信長の前に敗れ、滅亡の道をたどります。

しかし、これらの信念に裏打ちされた信玄公の政策は見事なものでした。
今をもってしても、ビジネスに生かすことができます。

働き方改革、ウェルビーイング、持続可能な社会、最適化社会。
新しい時代に、風林火山型ビジネスパーソンを目指しましょう!!


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