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9時間拘束を気楽にするワークタイムバランスという考え方

会社員生活を再開して10日ほど経過しましたが、8時間労働(昼休み込みで9時間拘束)ってこんなにキツかったっけ? と眉間にシワを寄せていました。
僕の仕事は基本的にデスクワークで、アイデアを考えてそれを資料化したりデータ入力や分析をするのが主になります。
今回の職場は非常にホワイトで仕事量も落ち着いてるし、定時退社もかなりしやすい素晴らしい場所です。ただ、今までブラックな場所での勤務(仕事量と残業時間的な意味で)が多かったのと無職を経験したのもあって、8時間も同じようなことを延々と考え作業するというのが苦痛になってました。

けどこれも捉え方次第かなって思いまして。
考え方を変えて実行してみたらずいぶんと過ごしやすくなったので、今日はそれをまとめていきます。


ワークタイムバランスという概念

今いる職場は前述の通り、僕の社会人歴の中でホワイトさは断トツです。しかしどんなにホワイトでも、今の日本では大抵の会社員が9時間ないし8時間程度は拘束されますよね。
この事実は僕が会社員でいる以上どうしようもなく、個人の力ではなかなか変え難いルールなので、一旦受け入れるしかありません。
ではこの状況を受け入れた上で、8時間労働という苦痛を緩和するにはどうすればいいか。そこで僕が勝手に名付けた「ワークタイムバランス」という考え方の登場です。

ある程度ホワイトかつデスクワークの場合でのみ通用する、汎用性の低い概念で恐縮ですが……
仕事量が落ち着いてるってことは余裕があるわけです。つまり8時間ずーっと仕事のことばかり考えて時間の体感経過速度を遅くさせる必要はない。

仮に、1日に期待されるのが「100」という仕事量だとします。
そうなると、8時間かけて100という仕事量を出すのと、4時間かけて100という仕事量を出すのは結果的に同じになりますよね。
4時間で100を出せるなら8時間かけて200を出すことは理論的に可能なのですが、200という価値を叩き出した上で自分に返ってくる価値が好ましいものでないのであれば、無理にそうする必要はないんです。
会社で出世したいとか上司に気に入られたいと考えるなら、200を出して周囲を圧倒した方が良いですが、僕はそこに重きを置いていません。楽しくノルマをこなして、できるだけ自分の時間を優先し早く雇われる生活をやめたいというのが僕の目的であり最優先事項なので、こちらに重きを置きます。

では4時間で効率的に仕事をして100という仕事量を達成できるとしたら、残りの4時間はどうするか。もちろん自分のために使います。
とは言え会社員という都合上、ある程度体裁を整える必要があります。そのためできることと言えばPCを使用し且つ目立たないことになる。すると大体は文章系のことに落ち着きます。
僕の場合はこのnoteだとか小説や漫画のネタ出しに使うんですが、そういったことをしない方でも自己分析だとか思考の整理だとか、知的生産時間として自分に充てることができます。

また、体裁を整える上で4時間ぶっ続けで同じ作業をすることが難しい場合、1時間ごとに仕事と自分のための時間を切り替えるのが無難だと思います。
こうすることにより、傍から見れば真面目に仕事をしている労働者の出来上がりです。
1時間ごとにやることを切り替えることで、飽きずに1日を過ごす工夫にもなりますしね。笑


現状に妥協せず創意工夫すること

仕事かったるい・だるい、と弱音を吐くことは簡単ですが、その状況に慣れて妥協すると、興醒めするほどつまらない人生が出来上がります。
つまらない人生を良しとするか否かはその人の正義によるところではありますが、つまらないより面白い方が建設的だと僕は思います。
業務時間中に仕事以外のことするなんてありえない! とか、もっと会社に貢献するべきだ! なんて声もありそうですが、すべきことはやっているし、継続することで能率の上がらないことをやることに意味を無理矢理見出すのは時間の無駄というものです。

既存の価値観やルールに縛られて良いように使われるのは、有限で貴重な時間をドブに捨てているようなもの。こういう頭の堅い人に限って時給の低い人が多い。
雇われる感覚が身に染み込んでしまっている人は、自分の時間や寿命を会社に捨て値で売り渡していることを自覚した方がいい。休みが欲しいとか働かずに暮らしたいとかを口癖にする前に、少しでも時給を上げて自分の時間を作り出す工夫を考えて実行しよう。そうして作り出した時間と金でバカンスにでも行けばいい。

……と。熱くなって当たりの強い言葉を書きましたが、まぁ一筆書きで基本書いてるので直しません。笑
本音ですしね。
自分は自分の人生を歩んでいるという自覚を持って、今の環境をどう変えてみるか。そこから理想の実現が始まると思います。

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