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東山まちかど新聞社

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観光地のイメージが先行する東山の、日常に溶け込んだ一面を切り取った写真や記事を集めたマガジン。
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記事一覧

歴史を感じる場所

古門前通と新門前通という通りが京都にはある。 そこは、僕にとっては歴史をもっとも感じる場…

寿命屋
4年前
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ある日の東山

もう2週間で新しい年を迎える。 しかしまだイチョウの木々は終わりたくないといわんばかりに葉…

まち歩きを楽しくするには

京都暮らし2年目の終わりかけ 私は田舎から出てきたので 人がたくさんいる道とか、 お店屋さん…

道案内とお遣いが似ている話

ここから清水寺までは、この道を真っ直ぐかい? ひとり旅だろうか、優しそうな外国人観光客が…

はっしー
4年前
9

教えたくなる場所

ねねの道を一本はいるとちいさなお店が連なる場所がある、 手作りのアクセサリーショップやギ…

m-19
4年前
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穏やかな休日のはなし

平和だな... 池の周りに腰掛ける人を眺めながら、その言葉がふと浮かんできた。 平和という言…

はっしー
4年前
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君のプシュケーを聞かせて

お寺や神社にいくといつも思い出す会話がある。 大学生のあの頃。暇を持て余していた僕は、友達とたわいもない話をして過ごしていた。 あの日もいつもと同じ様に、駄菓子をおつまみに安いビールを飲みながら、今年の夏がいかに暑いか。なんてどうでもいい話を熱く語り、飽きたらまた違う話をする。 そんな日々の中で、哲学専攻の友達からこんな問いかけがきた。 あのさ、プシュケーって知ってる? なにそれ?響きめっちゃ可愛いやん。 最初は本当にどうでもいい話をしていたのだけれど、夏の暑さのせい

『見上げてみよう!』

少し秋めいてきた、10月初旬の頃 東山で有名なお寺に行ってきました。 「いやぁ~今日は涼し…

m-19
4年前
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今どこにいるかではなく、どこに向かって進んでいるか

重要なのは、今どこにいるかではなく、どこに向かって進んでいるかだ 大学の入学式で、学長は…

はっしー
4年前
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「紙の香りのするお店」

紙の香りを感じると、少年時代に戻ったような気持ちになる。 細い小道を通り、古びたポンプの…

m-19
4年前
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ドラクエとドングリとカッパと

「そろそろ”あれ”行きます?涼しくなってきたことですし」 「いいっすねー。やりますか」 …

kura
4年前
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本屋が"本屋"とは限らない

ここは色んなスクールを開いてるんですよ 優しげなスタッフの方が、丁寧にお店のことを教えて…

はっしー
4年前
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『商店街にいこう!』

~ある日の職場での何気ない会話~ 「あそこの唐揚げめっちゃおいしいんですよ」 「あそこっ…

m-19
4年前
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ぶらり、ふらり。

行くあてを決めず、三人で古都トリップ。 「暑い、暑い」と嘆きながら、日陰を探して路地裏を歩く。 「あっつー」「あちー」「溶けるー」と呻きながら、ふらり、ぶらり。 みんな心の中で「なんで今日やろうって言い出したんだ」なんてよぎりつつも、 心がくすぐられるものを探して、ぶらり、ふらり。 素敵なお店があれば入るというのが唯一のルール。 今日だけは、涼しくてなんでも揃っているコンビニには入らない。 だって一回入ってしまったら、もう二度と出れなくなってしまうから。