「石階段の先にあるもの」
三条通りから蹴上に向かう間で一本南に入ると
長い石階段がある、大股で駆け上がると少し大きな鳥居が現れる。
その鳥居をくぐるとひらけた神社の境内にたどり着く。
夏の納涼祭では多くの人が集まり
地域の人々からも親しみのある場所でもある。
夜風が涼しくなってきた夜、そんな神社で祭具を使って稽古をしていた。
3㍍位の剣鉾を自在に操っている姿に思わず目を奪われてしまった。
しばらく足を止めて見つめていたからか、おじさんが話しかけてきてくれて、祭具のことを少し教えてくれた。
剣鉾を