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こころの目覚め (140文字小説)

 あざがない日は無かった。

 私は親のストレス解消の道具だった。

 なんのために私は生まれたのか。

 そんな心が壊れる環境から、彼が救ってくれた。

 もう親と会うことはない。

 でも生きる意味はまだわからない。

 やがて、彼の子を授かった。

 懸命に私の指を握ってる。

 私、生きなきゃ駄目だ。

頂けましたサポートは全て執筆に必要な活動、道具などに使用させていただきます。是非、よろしくお願いいたしますm(_ _)m