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エプロン姿の彼女の十八番 (140文字小説)

 明日、うちでご飯食べない?

 突然の誘いに、俺は期待をした。

 翌日、エプロン姿の彼女が出迎えてくれた。

「私の得意料理なの!」

 ソースがかかった、美味そうなトンカツが運ばれて来た。

 一口頬張ると、甘味と衣と脂の濃厚なハーモニーに吐き気がもよおした。

 ソースがチョコレートだと!?

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