完全再現リアリズム 21.2.8

【注意!⚠️】
以下の文章には若干下ネタが含まれています。


『タイムスク一プハンタ一』という番組がある。

観た方はご存じだろうが、未来人? が過去にタイムワープして、当時の映像を撮影・保存するという設定の歴史教養ドラマである。
いわゆる「時代劇」と大きく異なるのは、徹底的にリアリズムにこだわり、たとえば登場人物がお歯黒や剃髪などを本当にしている。そのためか、テレビ的には無名な役者が多い。
残念ながら、新作放送は終了しており、BSプレミアムにて、過去の再放送を実施している。

さて、先日放送されたのは、
「激流! ふんどし男たちの渡し」

これは、大井川を客を担いで往復する川越人足の話である。

橋のない川を往来する以上、人足の体が濡れてしまうので、水着もない時代、当然ながらふんどし一丁で仕事をする。ごく自然な流れである。

まぁ、ふんどしである以上、尻が丸出しになってしまうのは仕方がない。不可抗力。
そして、先に書いたように、リアリズムを追及しているため、全体的に服装が薄汚れている。といっても、神輿担ぎのように、法被の《はっぴ》のような上着とふんどししか身につけていないのだが。

さて、そのふんどしだが。
何度も書いているように、リアリティを重視しているため、薄汚れていて、生地が薄い。それゆえに、

く っ き り と

している。
ナニが、については、言及を避けるが。
さらには、人足が河原に寝そべるシーンがあり、その際、ふんどしの脇から



まぁ、ここら辺にしておこう。



誤解のないように書いておくが、番組内容は、みなさまのN●Kらしくとてもマジメなものである。あくまでリアリズムを突き詰めた末の描写。
もともと体に付いているものをことさらに隠すほうがおかしい。

当時の風習をマジメに追及したゆえの味わい深さを堪能させていただいた。


リアリズム
良きかな。




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