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心配、恐れ

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不安、恐怖を乗り越える時こそ、心に刻む。
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報われない苦労はない

報われない苦労はない

「報われない苦労はない」
あらためてそう考えるわけである。

なぜならば、苦労は、おめでたい自分に気づき、浮わついた自らの態度を
反省する機会となるからである。

なぜならば、苦労は、恐怖や不安から生まれる、劣等感や見栄、驕りや高ぶりを削ぎ落とす役割を持っているから
である。

それゆえ、苦労は、人生を
深く生きたい人、人生の本質を
知りたい人、そして、自分らしく
生きたい人には、必要不可欠な

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自分を引き離す

自分を引き離す

人生は、経験することが、大事となるのである。

良い感情であれ、悪い感情であれ、
自分自身を味わい尽くすこと。
これを経験することに、意味がある
わけである。

しかし、ここで、自分自身を引き離すということもまた、大事となるので
ある。

自らの感情から、自分を引き離すことをできないと、自らの感情にとどまり、そこに、執着してしまうことに
なってしまうからである。

だからまず、自らの経験、感情を、

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家族からの合格証書

家族からの合格証書

家族は鏡である。
家族は、自分の姿鏡である。
あらためて、そんなふうに感じるんだ。

家族の誰かの生き方に
不安や心配、憤りや矛盾、
こういうものを感じている。
そんな時は、自分自身が、
同種の感情を抱いている。
そういうことなんだ。

自分が生きることに、
この先の人生に、
大きな大きな不安を抱えている。
その大きな不安が形となって、
家族の言動に現れてくる。
ただ、それだけのことなんだ。

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心の傷の癒しかた

心の傷の癒しかた

人間関係を損ねて傷ついた。
そんな心の傷は、人間関係を磨く
ことでしか、癒されはしない。

金銭関係を損ねて傷ついた。
そんな心の傷は、お金に対する考え方を
整えることでしか、癒すことはできない。

病気や怪我で傷ついた。
そんな心の傷は、なぜに病気や怪我になったのか?
その真因に気づき、自らの習慣を変えなければ、
真に癒されることはない。

つまり、本当に癒されたいならば、
怖いことから、失敗か

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箒を持っては箒に成り切れ。茶を飲む時は茶に成り切れ。坐禅をしたら、不動明王となって、自分と、八万四千の煩悩と妄想と闘って成り切れ。