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すずめの戸締り 観てきた

2022年12月18日以来の一人映画。
2023年最初の映画は、新海誠監督の「すずめの戸締り」を観てきました。
観てない人からの地震の話でしょ、怖いんでしょという声が聞こえてくる中。劇場で観てきました。
し、しかも、もしかして?
あ・・・・・・、もしかして。
劇場を貸し切っていないのに、貸し切り状態!!
1月26日の一番最初の上映時間だったから?私のために上映してくださりありがとうございました。贅沢な一人映画を満喫してきました。

最高のオフday

9時40分に出発して、10時に到着。
10時20分からの「すずめの戸締り」を鑑賞。

上映が始まるまえに。ひとりのうちに自撮りして。
ん????
あれ?
誰も来ない?
わぁー、わたしひとり!!

マスクしながら私ひとりで思う存分鑑賞してきました。


私の感動のポイント

①美しい映像技術

アニメーション映画のすばらしさが光っていた。
色彩が豊かでどの場面でも魅力的。

②音楽

新海誠監督作品三度めのタッグとなったRADWIMPS。耳から離れなくなる旋律と鮮明に残る感動のシーン。
野田洋二郎が作詞・作曲を手掛けた「すずめfeat.十明」。透き通るボイスと柔らかな旋律に包まれて物語をしめくくる。十明とかいてTOAKAと読む。19歳とは思えない身体に馴染む声に魅了された。

③閉じ師の呪文

草太を演じた松村北斗さんの声が心に響く。

④物語が展開の仕方

九州から東北へと旅をしながらストーリーが展開していく。
そして一番最後に物語がはじまる不思議なストーリー。
関西~東京~東北の風景は実際に知っているところが数多くてその風景と自分のことが重なった部分。実際に行って自分の目で見た場面が映画に描かれていて涙が溢れました。

⑤地震にまつわる映画

確かにスマホ画面に緊急地震速報や警報音が鳴り響くシーンが出てくる。
警報音はドキドキするが怖いだけでは表現できない。震災を経験した全ての人に対するメッセージが込められた作品になっていると思った。

⑥キャラクターと声が絶妙だった

すずめちゃんも草太さんも芹澤くんも絶妙にマッチしていた。

パンフレットを読んで

映画鑑賞後にこのパンフレットを読んだからこそ、もう一度見たくなりました。

美しかったり強かったり悲しかったり、そういうものがすべて詰まった映画だからこそ、重みを感じながらも軽やかな気持ちになれる2時間だと思います。映画でしか、アニメーションでしか描けない作品で、観た方すべてがこの日常の中で奇跡を味わえると思うので、多くの方にこの体験を味わってもらいたいなと思います。

すずめの戸締りパンフレットの松村北斗さんのメッセージより

もう一度見たい。
パンフレットと原作を読んでもう一度見たい作品です。
2人目を里帰り出産のために実家にいたとき、東日本大震災を経験しました。その時長女は2歳8か月でした。39週で予定日の1週間前でした。今にも生まれてしまいそうな大きなお腹でしたが、震災によって予定日を過ぎても生まれてくる気配がなくなり、予定日の1週間後に帝王切開で出産することになった。それを聞いてか手術をする前夜から入院している時、突然の陣痛で生まれてきたのが次女でした。震災から2週間後の3月25日に誕生したのが環です。
すずめの戸締りにでてくる、すずめのおばさんと同じ名前に親近感がわき、すずめのおばさん(環さん)の仕事の同僚が稔君で、\(◎o◎)/!した部分だった(実父と同じ稔みのるくんだったから)

私の親戚も友達もみんな無事でだったけど震災の後の生活は、言葉では表現できないほど大変だった。
人が生きる事の意味、生かされていること。
当たり前の日常こそ大切だということを教えてくれる映画でした。

関西も東京も東北も全部行ったことがある場所だったからなおさら感動したんだと思います。

うん、もう一回鑑賞したい。

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