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#7 《続編》一緒に「家づくり」をしたい作り手に巡り会う方法【3】

文月に入ってから、猛暑が続いていますね。
エアコンの効いた家で
ずっとこもっているのも
どこか息苦しいもので、
写真のマイナスイオンを全身に浴びて
リフレッシュしてきました!
やはり、自然の恵み、パワーには
圧倒させられますね!


さて、今回も
以前の投稿(#4)


《一緒に「家づくり」をしたい
    【作り手】に巡り会う方法》

【1】ホームページから読み取る
【2】ブログ、SNSから読み取る
【3】職人さんとの関係
【4】アフターメンテ、旧客さんへの対応
【5】同業者や地域との関係


その続き、
【3】職人さんとの関係
に、ついてお話ししていけたらと思います。

もしかしたら、余り「職人」さんという
存在を意識しないで
「家づくり」に臨んでいる方も
多いのではないでしょうか。

勿論、皆さん各々の価値観がありますので
それを否定することでは無いのですが、
実際に「家づくり」をする上で
どんなに私たちが素晴らしいプランや
コーディネートをしても、
家自体をカタチにして、
作る事はできません。
いつも私はココをとても重要視をしていて
実際にどんな方々が作ってくれるのか。
それにより、住んでからの家の持ちや
何よりも愛着が変わってきます。

職人さんと良く話しをする中で
実際に、【住まい手さん】の顔が
見えるのと、そうで無いのとでは
仕事への向き合い方が
かなり違うという職人さんが殆どです。
ですから、毎回【住まい手さん】には
「現場が始まったら、頻繁に足を運んで
 顔を見せてあげてくださいね!」っと
必ずお話ししています。
他にも実際には中々見れない道具や技術が
真近で見れる事も余り無いので、
とても貴重な機会でもあります。
(こうやって実際に目の前で見ると
 愛着が全然変わってきますからね!)

実際に、住みながらの
リノベーション工事の際には、
毎日毎日変わりゆくを
目の前で見ているので
特にお子さんは毎日感動して
「大工さんになりたい!!」っと言う声を
聞くことは何度か経験しています。
高校生くらいのお子さんでも
細かな部分を見て
「どうやってこの板は固定
 されているのか?」など
疑問を抱いてまじまじと観察していたり。
こういった事が本当にとても嬉しいのです。
ですから、そりゃそりゃ作っている
職人さんご本人達がそういった反応を
見たり聞いたりしながらの仕事が
楽しくて、嬉しく無い訳がありません。

そして、こういった事が、
実はとても子供たちの興味や五感を刺激し、
様々な将来に繋がっていく要素を育む、
大きなひとつの経験だと思っています。
業界では「住育」いう言葉で
呼ばれたりもしていますね!

ですから、こういった
「買う」ではない、
その家族に為に「作る」、
唯一無二の「家づくり」を
家族で体験する事が
とっても重要な、素晴らしい事だと
長年の経験から思っています。
だから、それを一緒に作ってくれる
職人さん在っての
「家づくり」が必要なのです!


・・・っと、少し本題からズレて
熱い想いから入ってしまいました。苦笑

要は、こういった職人さんとの関係性が
上手にできるいる会社さんかどうかを
判断して欲しい
という事です。

なぜかと言うと、実際に私が経験した
悲しい事実。
住まいであるマンションの補修工事があり、
共有部分の工事であった為、
マンションの管理会社から職人さんが来て
室内の工事をする機会がありました。
ちょっと偉そうで恐縮なのですが、
正直、長年かなりの数の職人さんを
見てきていますので、挨拶や所作などでも
良い仕事をして下さる方と
そうで無い方の違いは
ある程度、すぐに分かります。

この時、始めの挨拶から
少々不安を感じておりましたら、
案の定、これまでには見た事の
無いような仕事(その過程も)で
「終わりましたので見て頂けますか?」
っと。
扉を開けて完成の状態を見たら、
「エアコンのダクトが曲がってるし、
 隙間がありますけど・・・」と指摘すると
「はじめからこうなっていました」っと。
私が今までに経験してきた施工では
「終わり」とは言えない状況で
実際に何年もこのような状態で
住んでいる訳が無いので、
その言葉にも、仕事の質にも
びっくりしてしまい、
それを良し、としている
管理会社の責任者も呼んで
こちらが説教するハメに・・・苦笑

今回は施主であるこちらが
たまたま同業であったから
こうやって指摘ができましたが、
他では施主が素人だから
分からないだろうと
こういった仕上がりで
仕事をしてきているのかっと。
言いたくもありませんでしたが、
こればかりは同業者として
とても悲しくもありました。

だって職人さんのお仕事って
本当に素晴らしいじゃないですか!
私は長年それを本当に心から思っていて
その技術の素晴らしさや長年培ってきた
経験によって身に付いた技であって、
それに自信や誇りを持って
妥協無い仕事をして欲しいのです。
それがある職人さんは
自分で自分の仕事に
本気で感動していますからね!
「さすが、オレだな~」って!笑笑
っというか、そういう職人さんとの
お仕事が殆どだったので、
そうでない方もいる事を知って
今まで出会った職人さんの
質の高さを再認識できて
とても有難い感謝の思いと
大きな学びある機会でした。

ですから、こういった職人さんと
長年一緒にやってきている会社さんは
良い「家づくり」ができるはずです。
勿論、こういった仕事に
100%はありませんので、
もしも何かがあったとしても、
ちゃんと最後までやり遂げてもらえる、
っという「信頼」が【住まい手さん】の方に
芽生えるはずなのです。
こういった想いを抱ける会社さん、
【作り手】を選んで欲しいのです。


では、その職人さんとの関係性を
どうやって知る事ができるのか。

 
① 前回お話ししたように
  ブログやSNSで、職人さんに対して
  どう書いているか、思っているのか。

② 実際に施工中の現場見学会で
  仕事振りを見てみる。話してみる。
  (良い職人さんがいない会社は
   余り施工中の現場を見せる機会を
   作っていません。そこもキチンと
   【住まい手さん】の立場に
   立てているかを見極める
   ポイントの一つです。)
③ 実際に、担当者にどんな職人さんが
  いるかを聞いてみる。
  (スタッフが、現場監督に甘えて
   余り現場に行けていない会社も
   結構多いので、それも余り
   好ましい状況ではありません。
   営業でも設計でも「現場」を
   知らなければ、絶対にキチンとした
   知識は付かないですし、
   良い仕事はできないと
   思いますので。)

以上、こちらの3つも
是非意識をして「家づくり」を
進めていってもらえると良いと思います。


今回もちょっと長くなってしまいましたが、
是非とも、一人でも多くの方々の
お役に立てる事を願って・・・
次回もよろしくお願いします。



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