見出し画像

参加サークル:象印社

文学イベント東京 参加サークル 「象印社」の紹介ページです。


■ 「ねこのはなし」

猫小説×猫エッセイ×猫写真!

箱に入れ捨てられた兄弟猫の行く末。
人間の世界から猫が消えた日のこと。
姿を消した猫が集う、猫園公園。
――猫と暮らしたことのない作者が贈る、野良猫をモチーフに描いたファン タジー短編小説と野良猫エッセイと 写真集。野良猫リスペクトの一冊です。




■ 「千古草の巫女」

御伽噺のようなファンタジー小説

発症後、千日で死に至る奇病を患った少女とその世話係の少年は“神殿”と呼ばれる隔離施設で、残された時を静かに過ごしていた。そこに届く、一通 の書簡。それは、国家の秘密と奇病の 謎を解き明かす鍵だった――。
しっとりと優しく紡がれる物語。


本を探していた。
ここにある書棚はその壁沿いのものだけだ。けれどそれは高く天井まで延びていて、この館に納められた 数千の本を保管するには十分なものだった。
壁際にぐるりとめぐらされたゆるやかな螺旋階段を下りながら、書架に並ぶ背表紙を丁寧に目で追い、そ こに並べられた文字を吟味する。――ふと、一冊の本 に目が止まった。
その本が気になったのは、背に題名がなかったからだ。ここにある本で背が無地なものは珍しい。
僕はその蒼い本を書架から引き出すとそのまま足早に一階まで降り、螺旋階段はそれに応えて鉄心琴のような音色を館内に響かせた。



「ねこのはなし」500円 「千古草の巫女」400円
は、文学イベント東京 販売予定作品です。

参加希望者(WEB作家さん・イラスト描きさん・漫画家さん)は以下でチケットを購入ください。


遊びに来たい方、作家の作品を買いたい方はこちら。


よろしければ、作品の自費出版の費用にさせていただきます。