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ほっこりとおだやかに

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素敵なクリエイターさんたちのノートをまとめています
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2022年12月の記事一覧

路傍のすずめと空模様

路傍にすずめが5、6羽ほど集まっていた。すずめが集まって暖をとっているように見えて大変微笑ましい。 おそらく対面からやってきた眼鏡のかけた男性も同じようなことを考えていたようだ。すずめの集合を一瞥した後、マスクの上に乗った目が笑っていたように見えた。 しかしすずめというのは人が近寄るとすぐにどこかへ飛んで行ってしまう。 今回の場合も例にもれず、私がすぐ隣を通りかかるタイミングですずめのおしくらまんじゅうはあっという間に離散し、彼方へ消えてしまった。 さて次に何を考えるだ

紅白見終わりました 大トリは長崎出身のお二人でしたね 世界で唯一の被爆国ヒロシマ ナガサキ 負の遺産がこれ以上増えない事を祈ります  ご近所から除夜の鐘がなり始めました 2022年 おやすみ

2022年の振り返り

大晦日です。2022年も今日で最後ということで、今年の振り返りです。 正直、今年は作家人生で最悪の年でした。 今年は小説の新刊がなく、『お父さんはユーチューバー』の文庫本しか出せませんでした。作家になりたての頃は、デビュー作から二作目を出すのに一年以上かかったんですが、一年で一冊も新刊を出せなかったのはそれ以来です。 というのも去年出した『ワラグル』で、若干燃え尽き症候群みたいになりました。ほんとこれに全力を注いだので。 ワラグルは漫才の賞レースを舞台にした芸人主人公

2022年に見た映画5選ーいまだ言葉にならない「少年の君」

今年は、ずっと自分と対話する一年だったように思います。 自分がどういう人間で、どういうことで怒ったり悲しんだり、喜んだりしているのか。見つめてみると、案外自分というのは不確実で、一貫性がなく、透明で軽い。 なんだか、言葉に責任を持とうとしすぎたり、ずっと同じでなくてはいけないと思い込んだりしていたけれど、 要するにそういうのって、「誰かからどう見られるか」に集中した結果の選択と行動だったことに、気づきました。 自分って、結構やなやつ! ここを認められたら、本当に心が

クマとハム(年末編)

駆け抜けた日々を刻んで

2022年が終わる。 一週間坊主の私ですが、今年は365日日記をつけることができました。 大学卒業時に数々の人からもらった温かい言葉と送り出してもらった春、 社会人になって現実と理想を割り切ることの苦しさを知った日、 「絶対に幸せな恋愛にする」真っ直ぐに伝えてくれた夏の終わりの夜、 ささやかな幸せを噛み締められる自分の感性を大切にしたいと願った瞬間。 ぜんぶが愛おしく、この一年を生きた軌跡。 365日の日記から拾い集めた、私の心に落ちた言葉や、日常を紡ぐ中で溢れ出た言

2022年の振り返り

2022年も残りわずかとなりました。今年もnoteを読んでいただき、ありがとうございました! 今年の年間目標を見返しながら、振り返りを行いたいと思います。 ◆少しずつ「育めた」一年だった2022年に私が掲げていた目標(スローガン)は「育む(はぐくむ)」でした。 “創作を仕事にする夢”に向けて、「一生懸命、創作の種を育てていくぞ!」という思いを込めて決めたもの。 果たしてきちんと育てられたのか。自信を持って「育てられた!」とはまだまだ言えないなあと思うのですが、振り返っ

あともう30分で2022年が終わる、、、早かったなあ。今年もいろんなことがあったなあ。じっくり振り返りたいけど、2022振り返りnoteは間に合わなかったので、年始に2023年ご挨拶兼ねて書こう。皆さま、今年もありがとうございました、、!😌

おやすみ日記 12月後半

noteでは何かひとつのテーマに絞ってつらつらと綴ることが多くて、ずっといろんな方の日記に憧れていた。誰かのたわいもない、けれど愛おしい日々がすきだ。わたしの休日もそうあってほしい。そう思って、いつまで続くかは分かりませんが、気が向くままに覚えているかぎり、綴ろうと思います。好きなところだけつまみ食いしていただけたら幸い。 12月前半の日記はこちらから。 🎄 12月17日 前日から夜が明けた記憶がない。 というのも、例のワクチン5回目の接種翌日だったのだ。誰ですか「5回目

2022年振り返りと2023年抱負

振り返れば2022年も残りわずか。最近は本当に一年が早くてびっくりしてしまう、ついていけないね。何もなかった気もするし、いろんなことがあった気もするけど、とりあえず振り返ってみようと思います。お付き合いください。 仕事でたくさん悩んだ 一番はこれ。約8年勤めた仕事を辞めて業界も職種も全く違う仕事を始めたから当たり前のことだとは思う。覚悟はしていたけど、覚悟していた以上に、辛いことがたくさんあった。スキルの低さや自分のだらしなさもそうだけど、周りと比べてしまう性格のせいで、

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クマとハム(クリスマス番外編)

2022年のnoteの記録

 今年もnoteから「2022年の記録」が届きました。  私のnoteの1年間のまとめとして、公開させていただきます。 ↓この1年間で一番読まれたのは、なんと2020年4月の記事でした。 ↓2位は2020年3月の記事。 ↓3位も2020年4月の記事ですね。  1位と3位は日本国内でのキリスト教会のシステムに関する記事で、しみじみうれしく思いました。洗礼や教会籍については、私自身が教会を訪ねる前に知りたかったことなので、やはり同じように感じていらっしゃる人が多いのかなと

2022年振り返り

振り返っておこう、2022年。 来年はうさぎ年なので天才的にかわいいまろんさんの写真を貼っときます。 お仕事について ありがたいことにいろんなジャンルでやらせていただいて。シナリオは5タイトルに携わらせていただいたほか、エッセイ、ドラマや小説のレビュー、音楽系コラム、イベントやライブのレポート、インタビューなどなど。ずっとライターをやっていく上で3つの柱を持ちたい、と思っていたけど、18年目にしてようやく実現できた気がする。来年以降は更に強化していけたらいいな。仕事をや

199 まるみとあたたかさ

「まるみ」を感じると、やわらかなあたたかさが胸に広がる。 たとえば、しっかりと酸味のあるトマトをコトコトと煮て、味見をすると酸味がやわらいでコクのある味になっていたとき。 酸っぱさがまるくなった、と思う。 たとえば、誰かの言葉にショックを受けてさみしさがにじむ怒りを感じても、その思いを外に吐き出すことなく自分だけで上手に気持ちを切り替えられたとき。 まるみのある強さが少しは身についたかも、と思う。 または、冬の厳しい寒さの中に午後の陽がさしたとき。 冷たい空気がまぁ