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台風の目抜き思うは巣の子らか

未曾有の超大型台風といった報道もありました。あちらこちらで屋根が飛んだり、長時間の停電もありました。
それでもかつての大型台風のような、甚大な被害にならなかったのは、きめ細かな予報情報の提供とそれに合わせた迅速で適切な行動あってのことと思います。

昨今大きな自然災害が続いてきましたが、着実に経験を活かせたひとつの証だと思います。台風シーズンはまだ始まったばかりですが、ここで慢心せず乗り切っていきたいですね。

でもしちゃうんですよねー。慢心。意外と大したことなかったとか、天気予報煽りすぎとか。自信を持つことは何事においても大事なことです。腰が引けていては何も前に進みません。でも、めくらめっぽう適当に進んでも泥沼にハマるのが関の山です。

石橋を叩いても渡らないのがわたしのタイプですが、ほどほどに叩いたら大胆に渡るようにしなくちゃ、です。

今回の一句は、鳥が急いで飛んでるのは巣が心配なのかなぁ、というだけの意味です。

鳥にとって巣は確かに気がかりでしょう。でも、暴風豪雨の中ではまともに飛ぶことはできません。焦る気持ちを抑えて慎重に、台風の弱まったタイミングを逃さずに、全力で飛ぶ。この鳥には、慢心も油断も過度な慎重さもありません。悪天候の中一途に飛ぶ姿は、決断できず悩む人(わたしも含めて)みんなを鼓舞する力強さを感じました。

無事に目的が果たせていたらいいなぁ。

自然のなかで必死に生きる動物を題材とした他の作品です。
驟雨きて遺構でしのぐうさぎかな

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