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いつぞくる炎風迎えてバスを待つ

問題は交通手段

メガネを買い換えた。度もすすみ、乱視も混ざり、盆休みもあったため、注文から完成まで2週間近くかかった。それだけに、今日の受け取りの儀式(予約)には遅れずにきちんと着きたい。

問題はどうやって行くか、である。

近所の眼科で処方箋を作ってもらい、引っ越したばかりなのでいいメガネ屋さんを教えて欲しい、とお願いした。紹介してもらったメガネ屋さんは、えらい遠かった

いや、車を運転できればほんの10分、15分の距離である。ただ残念なことにわたしの免許証はゴールドなので運転ができない。

となると、公共交通機関を利用するか、歩いていくかの2択になる。しかし、鉄道の駅は、うちからも目的のメガネ屋さんからも遠かった。それぞれの距離を合計すると、ほとんど歩いて行くのと変わらない

見捨てられたバス停

実は家から5分もかからないところに、バス停がある。かつてのバス停といった方が正しいか。

この記事で、この家の周辺(街の東半分)は、都市計画から見捨てられたエリアだと評した。そのときに、いろいろなものがこのエリアからなくなっていったのだが、その中にはあろうことか路線バスも含まれていた

バス停あれどバスは来ず

しかし、それではあまりに不便すぎるということで、1時間半に1本、マイクロバスが走るようになった。なお、日、祝は2時間毎になる。

あまりに本数が少なすぎるので、利用しようと思ったことはなかった。だが、もしかしたら、ちょうどよいタイミングの便がないだろうか。

微かな望みを胸に、役所のHPを探すとちゃんと時刻表へのリンクがあった。バス会社が作ったPDFファイルにリンクを貼っただけだ。そこはかとない手抜き感を感じつつも、運行予定を調べる。

あるではないか。予約時間30分前に近所のバス停を通過し、予約時間10分前にメガネ屋さん付近に到着するバスが。なお帰りは絶望的に時間が合わず、歩いて帰るほかなさそうだった。が、片道だけでも幸運である。

残暑というにはあまりにも厳しい暑さ。散々住みにくいだ、思い入れがないだと文句を言ってきたが、役所も何も考えていないわけではないようだ。

というところで、冒頭の一句へつながる。

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