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12/11の病院日記。

今日も月一の病院。

今日は遅刻魔の私が遅刻しないどころかなんと5分以上早く着く。

しかし、自立支援受給者証とおくすり手帳を入れたポーチを忘れる。

「自立支援がいるのか?」と言われたらいらないのかもしれないけど、一応これでも発達障害者なのでね…。

いやいや、なんだかんだいろいろ困っていますよ。

まずはカウンセリング。

「ここ一ヶ月どうでした?」

「最近忙しくって…、先々週ですかね、バイトもまだ全部やってるんですけど、朝のバイトが週5で、会社も週5で、その週は毎日飲む予定があって…。」

「そう!それは忙しいですね!」

「でも、意識して休んだり寝たりしてます。次からは日曜日は出来るだけ丸々休みにするようにしました。冬は毎年調子がいいんですが、それに乗っかってると春に具合悪くなっちゃうので…。」

「なるほど、自分のそういうペースがだいぶわかってきてますね。調子がいいと思う理由は?」

「平日は出来なかった、例えば掃除とか、手続きとかが、きちんとお休みの日にこなせてるので調子がいいなと。先延ばし癖があって、平日は出来ないんですが、それでも休日にはちゃんと終わらせているので自分でもえら~いってなります(笑)。」

「いいですね(笑)。」

「今までずっと調子がいい時期をデフォルトにしていましたが、今は春先のあの一番調子が悪い時期をデフォルトで考えるようになりました。なので具合が悪くて苦しかったけど、そういう意味で良かったなと。」

「会社の方はどうですか?」

「うまくいってるかなと思います。自分が今まで持っていた取引先を会社に放出してしまったんですが、管理は管理が得意な先輩がやってくれるし、金額交渉は社長がやってくれるので、ストレスがなくなりました。」

「そう!いい方向に回ってますね!」

「社長以外の人にはADDのことは話してないんですが、でも管理が苦手だとか、そういう出来ないことは先に言うようにしています。」

「オッケー!自己受容が進んでますね!これからどうしましょうかね?」

「…そうですね、ただやっぱりこの時期は毎年調子がいいのでいいんですが、やっぱり春が心配なんです。投薬も春までは続けたいなと…。正直、今年の春時期の記憶があんまりないんです。」

「…ほう。今年の3月頃のカウンセリングの内容を見てみましょうか?どれどれ…、あ、3月は忙しいタイミングで友人に確定申告の書類のことを聞かれて、ケンカになってますね。それで『みんなに嫌われている』と思ってしまったり、『あとはちょっと躁状態なのか、飲んで電車に乗ったら過呼吸を起こしてしまった』とあります。」

「(今更思い返すと恥ずかしい…)…はぁぁ、思い出しました。」

「具合悪くなる瞬間ってわかりますか?」

「わかります。ジェットコースターが落ちる感じです。なんか、すこしずつズレていたものが、ドンと陥没する感じというか、ちょっとずつ重みが掛かっていたものが突然陥落する感じですかね。」

「そのズレというのはわかる?」

「いや~それがどうも私、結構鈍感みたいで…。例えばトイレに行きたいのも、行きたいと思った瞬間ってもうMaxで行きたいんですよ(笑)。」

「漏らしそうみたいな(笑)?」

「そうなんです(笑)。あらかじめ予想してトイレに行っておくみたいなのが出来ないんです(笑)。」

「今は?」

「今行きたいです(笑)。でも、まぁ我慢出来ちゃうかな~みたいな。」

「膀胱炎とかなったことある?」

「ありますね、しかも年末に(笑)。血尿出たんですよ(笑)。」

「病院やってない時期に(笑)。それは大変でしたね。ごはんとかも食べなくても平気?」

「そうですね、たまに一日一食くらいのときがありますね。それこそ学生時代は課題に追われて、寝もせず、飲みもせず、食べもせずしたら、激やせして体重42キロくらいしかなかったです(今はプラス10キロ以上…)」

「なるほど~。ADDの過集中もありますが、傷のせいで鈍感になってるのかもしれませんね。逆に敏感なところはありますか?」

「あ…ありますね。」

「例えば?」

「私、変なところすごくシャイで…なんだろう…例えば街中で友人にバッタリ会ったりするとどういう顔していいかわからなくなっちゃって…すごく恥ずかしいんです。昔は、友人や知人を見つけると逃げたり隠れたりしていました(笑)。あとは全然気づいてないフリしたり(笑)。」

「そう(笑)。カラオケは恥ずかしい?」

「恥ずかしいです(笑)。」

「一人で食事は?」

「あ、それは全然恥ずかしくないです。」

「授業は?」

「授業はもう慣れたし、先生の顔をしているので、平気です。でも、授業を会社の人達が見学していたら恥ずかしいです(笑)。親とか(笑)。」

「親は恥ずかしいかもね(笑)。そっかー。なんかそういう恥ずかしいっていうのがあるのね。」

「好きな人を他人に知られるとかも恥ずかしいので、恋愛で人に助けてもらうってのもあんまり出来ないです。そういうのよくないんだろうなと最近思います。」

「うんうん、そうだね。」

という話から最近の恋愛事情になったけど、そこは秘密(笑)。

でも先生に「あれ?冬になると恋して、春に盛り上がって夏の終わりに終わるんじゃなかったっけ?」って言われて「ハッ…!」とするなど(笑)。

というわけで春までは病院は継続することに。

次の春を乗り越えられたら、自分としては安心かなー。

主治医とも話をし、

「あら?忙しいの?」

「そうですね。ただ、仕事は一つ一つ切り分けられて集中しやすくなりました。」

「いいことね(ニコッ)。」

「私…趣味がなくて…。」

「あなたは仕事が趣味だもんね(笑)。」

「そうなんですよね…。知り合いにも『ヒグチさん趣味いる?』って言われたんですよね。なんかもう自分は一般の人の物差しで測らなくてもいいかな?って。」

「そうね。いいことだわ。それでやっていきましょう。」

という感じ。

今は調子がいいけど、あんまり調子に乗らず、毎日しっかり休養を取ることは意識していきたいですね〜〜。

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