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カクトイウコト。

よく云われる

人生が1冊のドキュメンタリー本になると。

どんな人生を歩んでも

それは唯一無二でドラマチックなものだ。

どんな作品にするかは自分次第だが

それでもなかなか構想通りに描けるわけではない。

コメディなのかサスペンスなのか

ラブストーリーなのか…

そう考えると

すべてのカテゴリーというかコンセプトが

トータライズされた作品に仕上がることは

云うまでもない。

作家である自分自身が納得いかない展開が

多いというジレンマに時として

作家は筆を投げ出したくなる。

でも描くことを止めたとき

生きてきた存在が忘れ去られたとき

その本はこの世から消えてしまうのだ。

なんとも呆気ないというか儚いというか

勿体無いとまで思ってしまう。

それは作家の自由といってしまうことも

出来るがその本の愛読者がいたとしたら

至極侘しい結果を生むことになる。

やはり作家である以上

自分の人生を描く作家として生かされた以上

描ききることが使命ではないかと

僕は思う。

たとえそれが短編小説であっても

何巻にもわたる長編作であっても

何ら変わることなく素晴らしいオリジナル作品

であることに違いはない。

出来ることなら

作家の端くれの僕も他人に愛読されるような

作品を1冊の本に纏めたいと切に願う。

毎日が一頁一頁と書き足されていき

間違いなく第1章から綴られて現在も

執筆活動に明け暮れている。

明日の白い原稿用紙に

どんなストーリーが綴られるのだろうか。

わくわくしてしまうのは

僕だけじゃないのではないだろうか。

最終的には

やはりこの世に存在することなく

消え去る本かもしれないけれど

最後の最後まで楽しみながら

描き続けていきたいものだ。

HERO

追伸。

添付写真…『朝焼けに感動』

『カクトイウコト。』より

#アメブロ #短編小説

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#生かされた #シュガーズ

https://ameblo.jp/utautaisugars/entry-12635389596.html

utautaisugars.com

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