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スイスに行ったら絶対飲みたいお勧めドリンク8選

Hoi Zäme, ハイジです。

スイスに行ったら、
スイスでしか飲めない飲み物が飲んでみたい!

そんなあなたにスイス在住ハイジが、たくさんあるドリンクの中から「スイスに行ったら、絶対飲みたいお勧めドリンク8選」を厳選してご紹介致します!

1.スイスの国民的飲料rivella (リヴェラ)

牛乳からチーズを作る時に、固まらなかった残りの成分(乳清)を利用して作られたちょっと酸っぱ甘い炭酸飲料です。
何度も海外進出を試みるも、スイス以外ではオランダでしか受け入れられなかったらしいですが、スイスではダントツ人気。
スイス人の家には、かなりの高確率で常備され、外出時もカジュアルなレストランでも超定番のドリンク。
期間限定の味も出たりして、私もけっこう好きです。
なんだかどれを飲んでもそれほどの大きな味の違いはないような気もしますが、rivellaはRefresh派です。
スイスのスーパーマーケットCoop限定販売のスイスミント味だけ、私の中では、おや?という味でした。笑

砂糖を加えていないゼロ(青)とオリジナル(赤)
オリジナルより甘さ控えめ砂糖40%offのRefresh(左)と意外と美味しい緑茶味(右)
スーパーマーケットのCoop限定スイスミント味

2.スイス製コーラVIVI KOLA(ヴィヴィコーラ)

ハイジのイチオシは、このスイス製のコーラ「VIVI KOLA(ヴィヴィコーラ)」です。
このスイスコーラの歴史は長く、1938年に誕生。
ビジネスは紆余曲折しながら、最近は新しいドリンク(お茶類、ソーダ類、コーヒー等)をたくさん販売しているようですが、私は元祖のオリジナルコーラが1番美味しいと思っていて、コカコーラやペプシよりもこのVIVI KOLA(ヴィヴィコーラ)が一番大好きです。
なんとなく健康に気遣いたい時は、ZEROを飲みます。笑
(※ZEROは白いラベルが目印)
難点は販売している場所が少ないところなのですが、見つけたら、是非是非飲んで頂きたいです。

一番美味しいオリジナル(真ん中)

3.スイス幻の炭酸飲料fizzy(フィジー)

つい最近までスイス国内でもイタリア語圏ティチーノ州でしか買えなかったティチーノ製フルーツ炭酸飲料です。
以前は、ティチーノ州に旅行に行った時の楽しみだったのですが、最近fizzy (フィジー)が他の州でも買えるようになりました。
日本人にも甘過ぎないさっぱりとした味わいで、私の70代の母も気に入って、滞在中はよく飲んでいました。
味もたくさんあるのですが、私の母、スイス人夫ペーター、私のお気に入りはレモン味です。
ペットボトルにティチーノ州の州旗がデザインされていますので、是非探してみて下さいね。

左からタンジェリン味、ラズベリー味、お気に入りのレモン味

4.スイスで最初のソフトドリンクのひとつPepita(ペピタ)

オウムのロゴが目印のPepita(ペピタ)は、スイスで最初のソフトドリンクのひとつと言われ、1942年にSissach(ジッサッハ)で誕生。
ヨーロッパで最高のミネラルウォーターと12%のグレープフルーツ果汁で作られたグレープフルーツ味の炭酸飲料です。
以前はちょっとリアルなオウムだったのが、コミック調のオウムに変わり、色々リブランドしたようで、新しいPepita(ペピタ)は美味しさをそのままに、お砂糖40%offで健康的になりました。
実は、他のメーカーでもオオハシ(鳥)をデザインしたソフトドリンクが販売されていて、非常によく似ているので、くれぐれも商品名をよくご確認の上、お試し下さい!笑

スイス人の懐かしむ旧ロゴ
かわいくなった新ロゴ

5.スイスで唯一本物のスイスビールAppenzeller Bier(アッペンツェラービール)

スイスの国産ビールは、時代の流れの中で、ほとんどハイネケングループや他の海外企業に買収されてしまったのですが、今でもスイス人が経営し、スイスで作られている本物で唯一のスイスビールがこちらのAppenzeller Bier(アッペンツェラービール)です。
1886年創業。5代に渡って続く、家族経営の会社なのですが、人気が高いので、一般的なスーパーで購入できます。
ビールやノンアルコール飲料の種類もたくさんあるのですが、1番人気のQuöllfrisch Hellは、軽い飲み心地で、日本へのお土産でもとても喜ばれます。
ちなみに缶や瓶にデザインされているSeealpsee(ゼーアルプ湖)は、めちゃくちゃキツイですが、絶景で本当に感動するハイキングコースなので、健脚な方はこちらも大変オススメです。

Seealpsee(ゼーアルプ湖)のデザインが素敵なQuöllfrisch Hell

6.スイスの高級お茶メーカーSIROCCO(シロッコ)

スイスは緑茶、紅茶、ウーロン茶のような茶葉のお茶よりもハーブティーの方が一般的で、人気が高いように感じるのですが、スイスにも美味しいお茶があります。
1908年創業。始まりはコーヒー焙煎で、現在もコーヒーを販売しているのですが、スイスでは、お茶の会社というイメージが強いように思います。
スイスでそれなりのグレードのホテルに泊まると、必ずお茶はSIROCCO(シロッコ)です。
以前、夫ペーターからSIROCCO(シロッコ)全種類お試しセットをもらったことがあって、お茶は全種類飲んだのですが、私のお気に入りは、BLACK VANILLA(ブラックバニラ)ALMOND OOLONG(アーモンドウーロン)です。
ちなみにヨーロッパで、Green Tea(緑茶)と書いてあって頼むと、大抵緑茶という名のジャスミン茶とか別物がやって来るので、要注意です。笑
ですから、あくまで私の個人的な意見ですが、こちらのSIROCCO(シロッコ)のJAPANESE SENCHA(ジャパニーズ煎茶)も日本の煎茶とは完全な別物です。
現在、SIROCCO(シロッコ)は、日本でも購入できるのですが、このJAPANESE SENCHA(ジャパニーズ煎茶)は販売されていないようですね。笑
日本未発売の味もたくさんあるので、是非色々試してみて下さい。

7.日本のアイスコーヒーをヒントに開発された大ヒット商品CAFFÈ LATTE(カフェラテ)とLATESSO(ラテッソ)

ヨーロッパで「アイスコーヒー」と注文すると、アイスクリームの乗った巨大なコーヒーが来ます。
冷たいコーヒーを飲みたい時は、「氷を入れたグラスに、コーヒーを注いで頂けませんか?」と頼まなければいけないほど、日本式のアイスコーヒーはヨーロッパでは一般的ではありません。
2002年にEmmi社で開発者だったErich Kienleさんが、日本のスーパーマーケットで見たアイスコーヒーをヒントに開発された手軽に買える日本式アイスコーヒーCAFFÈ LATTE(カフェラテ)が大ヒット。
Erich Kienleさんは、その後Emmiを退社し、同じような競合アイスコーヒーLATESSO(ラテッソ)を開発し、独立。
こちらも大ヒットした後、2022年cremo社へ権利を売却しました。
現在スイスで人気の二大アイスコーヒー(シェア1位はEmmi社のCAFFÈ LATTE、2位がcremo社のLATESSO)は、どちらも同じErich Kienleさんが開発されたものです。
これを知った時、私が代わりにこのビジネスを始めていたら、今頃スイスで大富豪だったのになぁと毎回このコーヒーを飲む度、考える品です。笑
さて、ハイジはどっち派か?
強いて言うなら、後発のLATESSO(ラテッソ)!
でも、CAFFÈ LATTE(カフェラテ)も好き!
では、何が違うのか?
クッキーの有無!
ヨーロッパでは、コーヒーを注文すると、必ず小さいおやつが付いてきます。
これを再現したのがLATESSO(ラテッソ)で、蓋の中にクッキーが入っているのが毎回楽しみです。

クッキーとコーヒーを一緒に楽しめるのがうれしいポイント
何がFITなのか知らないまま、健康そうな響きだけで愛飲しているFIT味


Emmiは、元々乳製品を扱う日本でいう雪印のような会社なので、ミルクのクオリティーはもちろんのこと、王道からユニークな味展開も魅力です。

ポップコーンの味はしないけど、意外と美味しいポップコーン味

どちらもフレーバー展開が豊富で、期間限定の味もあるので、どちらも色々試して、自分のお気に入りのフレーバーを見つけてみてはいかがでしょうか。

8.番外編スーパーマーケットCoop(コープ)

1番いつでも買えて、手頃なドリンクが、スーパーマーケットCoopのオリジナルドリンクです。
Coopはスイスのどんな街にもあるので、旅行中いつでも購入できるし、値段も手頃です。
そしてスイスでは、激甘で、個人的に水で割らないと飲めないドリンクもある中、こちらは日本のソフトドリンクでもよくある甘さです。
今回ご紹介の通り、スイス人は炭酸飲料全般が好きなようで、かなりの割合のドリンクが炭酸で、スーパーマーケットで販売されているアップルジュースまで炭酸のことが多いです。
炭酸飲料ではないソフトドリンクをお求めの方にもとってもオススメです。
私のお気に入りで、スイス国内でも人気のあるのがレモンジンジャー味とミント味。

SALEの時にはストック買いしちゃうお気に入り

甘くない飲み物を飲みたい時は、ハーブティーを飲みます。

甘くない飲み物が飲みたい時はコレ

ドイツ語で「UNGESÜSST」と書いてあるのが、「甘くない」という意味なので、ソフトドリンクだけでなく、豆乳やアーモンドミルク、オーツミルク等も甘くないものを購入したい場合は、「UNGESÜSST」と記載があるか否や、お砂糖を意味する「Zucker」が入っているかを確認すれば、けっこう避けることができます。

まとめ

私ハイジの周りは、100%スイス人の為、本当に昔からあるスイスのドリンクを中心にご紹介しました!
日本では、あまり聞かない馴染みのないドリンクが多かったのではないでしょうか。
種類もたくさんあるので、ご旅行の際には、是非色々楽しんで下さいね!

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