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ベビーベッドとの想い出

ついにベビーベッドを返す日が3日後に迫ってきた。

上の子の時に初めてベビーベッドをレンタルし、今回で二回目。これが最後のベビーベッドか…と思うとなかなか返す踏ん切りがつかず…次男が1歳5ヶ月になるまでズルズルと引き伸ばし今日になってしまった。

返そうと思った決め手は次男が遊ぶようになったプラレールがベビーベッドの下に潜っていってしまうこと。そして何よりずっとベビーベッドを返さないで!と言い続けていた4歳の長男がもう返してもいいよ。と言って来たこと。

次男は1歳になるちょっと前からもうベビーベッドには眠らなくなり。むしろ赤ちゃん返りした長男が最後の4ヶ月くらいは赤ちゃんのように丸くなって無理矢理寝ていた。ベビーベッドでひとしきり赤ちゃん返りをし、赤ちゃん扱いしてもらったことに満足したのか、長男の赤ちゃん返りも徐々に軽くなり段々と落ち着いてきた。次の生活にステップアップするためにも、そろそろ返却時かな、と心を決めることにした。

本当に数えきれないほどの可愛いくてあったかい幸せを運んできてくれたベビーベッド。
生まれる前、これから産まれてくる赤ちゃんを想像してわくわくしながらベビーベッドを手配して、退院してはじめて赤ちゃんを寝かせた時は幸せな気持ちでいっぱいになった。
新生児時代の子どもたちをおそるおそる寝かせたり、生きてるかな?と心配になり、ベビーベッドの赤ちゃんに顔を近づけたり。おっぱいをくわえさせたままベッドにゆっくりと寝かせ、起こさないようにそーっとそーっと柵をあげたり。ベビーベッド越しににこっと笑うようになったり、柵から出たちぎりパンのような小さなてを握ってみたり、足が柵から出て抜けなくなって泣いていたり、初めて寝返りができるようになったり、寝返りしてこちらをずーっと見つめて来たり。柵越しに兄弟で見つめあっていたり、ベビーベッドに飾ったメリーのボタンを手や足で押せるようになったり、つかまり立ちできるようになったり、兄弟揃ってのぼってはその中で遊んだり。

生まれてから今まで、長男と合わせると27ヶ月、沢山の想い出をくれました。

色んな気持ちを思い出すけれど…
一番好きだったのはまだねんねの時の甘いふわんとしたミルクの香りの息子たちをベビーベッドに寝かせてくんくん匂いを嗅いだあの時間。
一番忘れられないのは寝返りを打てて涙しながら喜んだあの日と、寝返りしながら一生懸命ニコニコ笑ってくれたあの日。

とってもとっても幸せだった。

ベビーベッドさんありがとう。

あと3日、最後まで想い出を作って、みんなで笑顔でありがとうで返せたらいいな。

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