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1on1に名前をつけよう~”わくわく1on1”で面談が楽しくなる...かも~

8月から転職した会社で、久しぶりに実務中心のプレーヤーとしてこの4か月を過ごしている。が、12月に上司が定年退職(再雇用)となることに伴い、自分が責任者(GM)となることが決まった。 

もっとも採用の段階で予定されていた話ではあり、先週正式に話をいただいた次第である。 

前の会社を辞す時は部長職であったが、転職にあたり、残りの人生は領域を絞って自分にとって意味のあることをやりたいという意図があったので、「責任者(管理職)」へのこだわりはまったくなかった。というより、
「もういいや、面倒くさい笑」とすら思っていた。 

しかし、結局はプレーヤーとしての道の方が厳しく選考にはかからず、GM職の募集を行っていた現在の会社に入社した。 

 もっとも、(前職からは大幅に下がるものの)57歳の転職でそれなりの給与をいただけるのは、責任者待遇で入社できたからであり、有難い話でもある。 

ただ、現在の会社の規模は小さくGMと言っても8割はプレーヤーであるが笑 

という自分自身の話はさておき、責任者になったら部下と1on1ミーティングを始めようかな、と思っている。現在の会社では1on1は義務付けも推奨もされていない、あくまで自主的に、である。 

前の会社では1on1は全社一斉に実施していたので、実施率はおそらく90%を超えるくらい定着していた。 

しかしながら、問題はその内容で、よく聞く「1on1あるある」であった。 

🔹業務報告になっている 

🔹上司が一方的に話している

  (問題解決になっている) etc 

といった問題点をよく耳にした。 (1on1についての解説はここでは省略)

自分自身も、業務報告以外の話題を促すよう気をつけてはいたものの、ついつい部下の自主性<上司による問題解決、にする場面が多かったと反省。 

ただ、私自身として独自に工夫したことが一つある。 

1on1にネーミングすること 

つまり、1on1を個人毎に名前をつけてみたのである。 

名前をつけることで、部下がリラックスして話せる場になるのではないか?むしろ楽しんでもらいたい。これなら逆に業務報告はしづらいだろう(^^) 

<代表的なネーミング例> 

・わくわく1on1(明るく元気な課長に) 

・スマイル1on1(笑顔がステキな先輩社員に) 

・アットホーム1on1(温かみたっぷりの先輩社員に) 

・いきいき1on1(元気出してほしいベテラン社員に) 


それぞれの社員特性に合わせ、独断で決めた。Outlookのスケジュールもこれで案内し、登録されるので、社内の第三者からも見える。 

効果があったかというと、定性的なことになるので難しいが、少なくとも業務報告になることはなかったと思う。 

何よりも、上司の気分よりも部下の気分の方が大事であり、自然とこのネーミングのイメージで始めようと前向きな気分になって話をしてもらったのではないか? 

さて、退職後はしばらく忘れていたが、管理職に復帰?する1月から1on1をわくわく気分で始められるよう、 

”わくわく1on1”から再開する \(^o^)/


 もちろん、キャリアコンサルタント養成講座で訓練した自身の成果もここで示さねば! 

わたくしの1on1エピソード、わくわくして読んでもらえたでしょうか? 

管理職としての残り少ないキャリアの中で、「やらねばならぬ」1on1ではなく「やりたくなる」1on1を目指していきたいと思っています。すべては、次世代を担う後進のために。 

ちなみに、初めて「1on1」と聞いた時は、ダリル・ホール&ジョン・オーツを思い出した。 

One on One🎵
古い。お後がよろしいようで。 




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