やっぱり熱いアスリート

気付けば、世界陸上が始まっていた。（そして、もう終わる。。）ふと先週の土曜にテレビを付けたら、ドンピシャに100メートルの準決勝で、サニブラウン選手が走るところだった！ああ、そういや織田裕二が世界陸上が始まるって言ってたな・・と思いながらすっかり抜けてしまっていた今回。運よく、サニブラウン選手が決勝進出が決まった瞬間をみれたことは、めちゃくちゃに嬉しかった。もともと陸上競技をみるのは好きだが、詳しくはない。ただただウサイン・ボルトのあのすごさに何度も心を震わせて熱狂していた時期をすぎ、少し世界陸上ということ自体、頭に残っていなかった。（どんだけウサイン・ボルト一択やねん）　

でも、今回もとんでもない感動を味わわせてもらった。それは４００メートルハードル女子の決勝。（いやもちろん、１００メートル決勝もすごかったし１００×４リレーもこの目にしかと焼き付けたのだけど）それをも超えるマクラフリンの走り！！(織田裕二はマクローフリンと読んでいたけど、発音の違いかな？！)

この「究極の無酸素運動」といわれる４００メートルに加えてハードル１０台飛び越えていく超人的な競技。　陸上をやっていた時も、４００メートルを全速力なんて、なかなかに力がでない。１００メートルなら全速で、２００メートルもなんとか気合で乗り切れる。しかしそこからの残り２００メートルなんて考えただけで、どっぷり乳酸菌がたまってきそうだ。その疲れた足に、追い打ちをかけるハードル。もう、この時点で絶対に自分では選びたくない種目。ハードルを可憐に飛び越える姿はかっこよく、中学生の時なんかはみんなまだ筋肉もしなやかなので挑戦できていたけれど、それも１００メートルがせいぜい。最初の１台、２台めはオッいい感じに飛べてるかも！なんて思うが最後のほうの記憶なんて何一つない。足をあげるのにひっしのぱっち。

これを、４００メートルでやってのけるのだからとんでもない。

しかもなんと世界新の「５０．６８秒」！！

あまりのすごい走りに、圧巻の走りに涙がでた。そりゃ、テレビでもこんだけ興奮して感動しているのだから、現地の人たちの大歓声といったら凄まじい。世界新記録がでる空間に一緒にいるということを想像するだけでも興奮する。

普通の４００メートルでもめっちゃ早い。でもこれは４００メートルハードル。ハードルを１０台飛び越えて、この記録！なんとも恐るべし。

しかもその走りの美しいこと。後半にかけても全くスピードが落ちる気配もはく、どんどんと2位との距離を離していき、最後まで疲れ知らずでぶっちぎったマクローフリンの走り。ずしんと心に染みました。

そして、世界陸上をちょっと忘れかけていた癖に、マクラフリンの最高すぎる走りをみて、心に突き刺さりすぎて、これではあかん！！！いつでもどこでも踊れる体にしなくては！どこにでも行ける体力をつけなければ！　と急に思い立ち、久しぶりに走ることにした。（一体誰と比べてそんな思いになっているのかと、つっこみたくもなるのだがｗ）

まあ、とはいっても去年も走り始めて三か月！と書きながら、いつしか全く走らなくなっていたので、これもどこまで続くかは全く未定。ひとまず、目標をゆる～りゆるゆるにしておこう。週１回か２回走れれば、それでよし。

最初の１日目は２キロ歩いて２キロ走った。うん、もう上等上等。しかも今は、夏である。朝か夜の涼しい時間帯に、そして時間がある時にできれば上等。自分を甘やかしながら、少し動ける身体になってたらいいな～なんてちゃっかり思う今日このごろ。最近のお買い物に加えて、走りたくなる何かを買おうかなｗ。

今日もコーヒーを飲みながら。