想像と想像と想像 #37
「注射」
題名からお分かりになるかもしれないが、僕はこの世の中で注射というものが、トップクラスで理解できない。
まず、飲み薬などの医療の発達があるにもかかわらず、未だに腕に針を刺すという行為をしなければならないことが理解できない。
文明の発達に乗り遅れてしまった、過去の遺物というイメージしかないのである。
腕に針を刺すなど、文明人である現代人からすれば到底理解できなさそうな野蛮な行為であるにも関わらず、人々は黙って腕を差し出し続ける。
民主主義が認められている社会において