ヘルシーボーイの想像と想像と想像

はきだめ

ヘルシーボーイの想像と想像と想像

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最近の記事

想像と想像と想像 #37

「注射」 題名からお分かりになるかもしれないが、僕はこの世の中で注射というものが、トップクラスで理解できない。 まず、飲み薬などの医療の発達があるにもかかわらず、未だに腕に針を刺すという行為をしなければならないことが理解できない。 文明の発達に乗り遅れてしまった、過去の遺物というイメージしかないのである。 腕に針を刺すなど、文明人である現代人からすれば到底理解できなさそうな野蛮な行為であるにも関わらず、人々は黙って腕を差し出し続ける。 民主主義が認められている社会において

    • 想像と想像と想像 #36

      「◯◯忘れ」 僕のことを少しでも知っている読者の皆さんの、僕のイメージというものはどういったものであろうか? 常に落ち着いているクールガイ。 これが皆さんにとっての、僕のイメージの大半を占めるものではないだろうか。 いや、そうであると信じている。 冗談はさておき、こんなクールガイである僕にも、いわゆる「蛙化」と呼ばれるような行動がある。 それは、異常な忘れ物の多さである。 重要な約束は忘れないのであるが、日常のふとしたところでこの行動の節々が見てとれる。 まず、洗

      • 想像と想像と想像 #35

        「花粉」 ⚠️今回のnoteには少々暴力的な表現が含まれます。ご了承の上、読み進めてください。 一昨日、僕の大学で卒業式があった。 それはたいそう感動的なものであった。 そしてこれから、大学生活最後の後輩ちゃんたちの入学の時期である。 これもたいそうおめでたい出来事である。 こんな遅くに何を書き出すのかと思ってくれた熱心な読者諸君。 僕には、この人間が最も寛容になるであろう時期に許せないものがたった1つだけあるのである。 それをみなさんに共有したい一心で、眠い目を擦りな

        • 想像と想像と想像 #34

          「根性」 人間生きてるとここぞという時に、根性を出して乗り切らなきゃいけない場面がある。 中高生なら部活、テスト勉強、受験、初めての失恋などなど、 今思い返せば、とても有意義な「我慢の時間帯」であったように思う。 では、大学生になった僕の根性の出しどころはどこだろうか? さすがに21歳の半分を折り返した僕なら、非常に有意義な根性を出していることだろう。 まず、人間関係の根性!と言いたいところであるが、この場面で根性を出すことはほとんどない。 クラスがないこともあるが、人

          想像と想像と想像 #33

          「人間失格?」 先日、国語科の人と飲む機会があった。 その飲み会では普段とは打って変わり、「文学」をテーマに1時間ほど話が盛り上がった。その中でテーマとして上がったのが、谷崎潤一郎と太宰治の2人についてであった。 まず、太宰の話。 すこぶる盛り上がる。 次に、谷崎の話。 2人は盛り上がっているが、全く会話に入る気が起きない。 読んだことがないわけではない。 ただ、本当に作品が好きではないのである。 この2人の間に、どのような違いがあるのだろうか? なんなら、川端康成や三

          想像と想像と想像 #32

          「カニと愛」 おせちを毛嫌いしている我が家の正月料理。 たっぷりつゆと出汁の入った鍋の中には、前もって気持ちばかりのネギと白菜が入っている。 残念ながら、彼らにあまり出番はない。 罪悪感を打ち消すための、前菜でしかないのである。 前菜を即座に片付け、冷蔵庫から本日のメインをうやうやしく取り出す。 そう、カニである。 高1の時から一人暮らしをしている僕にとって、めったにお目にかかれない代物である。 カニ2匹分が、すでにカットされた状態で食卓に運ばれてくる。 足の部分の殻が半

          想像と想像と想像 #31

          「おめでたい期間」 12月も後半に差し掛かると、街は浮かれた気分を撒き散らす人々で溢れかえる。 それもそのはず、 ・クリスマス ・有馬記念 ・忘年会 ・ホープフルステークス ・大晦日 ・お正月 など一大イベントが目白押しである。 今回は、この世の中の浮かれムーブについて考察していきたい。 小さい時、「お正月が続けばいいのに」や「毎日がクリスマスだったら」なんてことを考えたことが、誰しもあるだろう。 お年玉が貰えることや、プレゼントが貰えること自体もすごく嬉しかったのだが

          想像と想像と想像 #30

          「空気を読む」 『笑ってはいけない場面。 笑わなくてはいけない場面。 とりあえず褒めなきゃいけない場面。 聞き役に徹しなければいけない場面。 この世の中、特に日本では「空気を読む」ことが非常に重視されています。 「空気を読める」ことによるメリットは計り知れないものがあります。 1番大きなメリットとして、人間関係を円滑にできることが挙げられますね。 上司に気に入られたり、友達の幅を広げることができたり、異性とコミュニケーションを取りやすくなったりと、人間関係でのメリットは

          想像と想像と想像 #29

          「ドラゴンボールからみる人格診断」 はじめに断っておくが、今回の話はドラゴンボールをある程度履修しているという前提で成り立っている。 ただ、ドラゴンボールを見たことがない人のためにも、知名度の高いキャラで考察しよう。 今回の想像のテーマは、好きなドラゴンボールのキャラを聞き、答えたキャラでその人の人格がある程度分かるのではないかというものである。 これは僕の偏見の極みであるので、当てはまった人が気に病む必要は全くない。 まず、悟空が好きと答える人。 そんな人は、この世に

          想像と想像と想像 #28

          「闇バイト」 前回、僕がヤクザたちに献金しているというお話をさせていただいた。 前回の投稿から3日ほど空いてしまったのは、その罪の重さに苛まれてしまったからである。 決して、noteを書くのがめんどくさかったからではない。 僕の罪を洗いざらい話すため、今回は闇バイトに参加した経験をお話ししよう。 闇バイトには、2つほど手を染めた。 まず、全家庭で取り扱われたブツを収集する闇バイトである。 この仕事は、基本2人1組で行う。 まず、ブツを収集するトラック運転手。 これは、この

          想像と想像と想像 #27

          「ヤクザ」 僕は大学に入り、2つの指定暴力団とも言える巨悪に献金している。 まず1つ目のヤクザ。 このヤクザからは、とあるブツを購入している。 このとあるブツを購入すると、ヤクザたちに61.7パーセントのキックバックが入ることになっている。 つまり年間で、 420円×61.7%×365日=94586.1円 献金していることになる。 一定のお金を払うことで、サービスを受け取る。 これは、資本主義社会の根幹ともいえるものである。 小銭を握りしめてコンビニに駆け込んでくる小学

          想像と想像と想像 #26

          「マスクの表と裏」 みなさんも記憶に新しいと思うが、1年ほど前まで、年がら年中マスクをつけていなければいけない時期があった。 この3年ほど、僕は大きな苦痛を味わい続けていた。 この一文からも分かるように、僕はマスクが大嫌いである。 あつい、むさくるしい、耳がぎゅっとなって痛い、鼻が擦れる感じがする、唇がばかみたいに乾燥する。 あげていけばキリがないが、何よりも耳にモノがぶら下がり続けているという事実が嫌であった。 全国民の耳が2ミリくらい下にずれたという報告結果があっても

          想像と想像と想像 #25

          「サブレ」 先日、友人から鳩サブレをもらった。 チョコが苦手な僕に最大限配慮してくれたものであり、久しぶりだったこともありとても美味しかった。 一枚食べた後、 「クッキー美味しかった!ありがと!」 とお礼の連絡をしたところ、 「サブレな」 と返信が来た。 「てへへ」的な返しをした気がするが、僕の中ではモヤモヤが広がっていた。 そもそも、クッキーとサブレの違いが分からない。 なんなら、ビスケットもほぼ同種である。 今日は、クッキー、サブレ、ビスケットの3種の違いを

          想像と想像と想像 #24

          「適量」 「塩お好みで」 クックパッドでは、このようなことをぬかしているサイトが多い。 実際にお好みの量を入れてしまうと、大体しょっぱすぎるのだ。 生活スキルが全く備わっていない僕にとって、この文言は天敵といえる。 言われた通りに、野菜を切る。 言われた通りに、パスタを茹でる。 言われた通りに、オリーブオイルで野菜を炒める。 言われた通りに、茹で汁を作る。 ここで一度、味見をする。 さすが、クックパッドである。 そして最後の仕上げの味付け。 ここで、「適量」という言葉が必

          想像と想像と想像 #23

          「寝起き」 いやー寒いよね、急に。 今日の最高気温16度だってさ。 明後日なんか最高11度だって。 ん?今日の朝の気温? 14度だったって。 これは今朝、なかなか起きられるはずがないのである。 僕は寝起きがとてつもなく悪い。 今日は、僕の朝の戦争についてご紹介しよう。 まず、アラームを家を出る1時間前に設定しておき、スヌーズを入れまくっておく。 これが第一の砦である。 それでも、起き上がることができず、結局スヌーズの嵐を潜り抜け、永遠の眠りについてしまうこともしばしば

          想像と想像と想像 #22

          「夢の国」 僕が、世の中の色々なものを斜に見てきたことはご存知だろう。 #1で紹介したジブリのつまらなさ。 このつまらなさの根源として、世界観がうざいことを挙げた。 今日僕が斜に見ていくものは、あの「ディズニー」の世界観である。 僕の実習班の男の子で、趣味ディズニーとぬかしている子がいた。 彼は、朝の回でディズニーの楽しみ方をプレゼンしていたが、性格の悪い僕はにやにやしながら見ていた。 彼は、ディズニーの世界観が素晴らしいと言っていたのだ。 では、ディズニーの世界観とは