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HSP・HSC「眠らない・目を覚ます子はHSCかも?」

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今日はですね、部屋の片付けなどをしていました。 

私はですね、片付けるということへ苦手意識をもってしまいやすいんですね。

例えば、夏場に洋服を片付ける時に、しばらく着ていな冬物のセーターがでてきたとしますよね。

「これはきっともう着ないかな?いや、次の冬の外出には着ていける。」

そんな感じに、そのセーターの行く末の可能性を見出そうとしていくというような、そんな方向へ意識が向いていく傾向にあるんですね。

これは言い方を変えると、もったいないとか物持ちが良いとか。行動的にはそのようにも捉えることができますよね。

選別して着ない服と着る服とに分けて廃棄したり、リサイクルに回そうかなという時に私のはこのような思考へとなりやすいんですね。

これは私の優柔不断と言われる部分が出てきているのでは?と言われれば、そのようにも考えることもできるんですね。また、きっとだれでもこのように迷うときはありますよね。

これを敏感気質に置き換えた場合ですと、例えばこの一枚の服を見た時に、

「もしかしたらこの服はこの先こんな時に役立つかも…?そしてもしかした…etc」

とか色々考えていくとですね、そのセーター一枚の歴史などを考えたり、その後の行く末を考えたり。

この「思考する」に意識が無意識にフォーカスしてしまうので、「選別する」ということへ意識が向けられなくなるんですね。

捨てる。捨てない。とか、そういった二択の選択肢に対して、HSPの敏感さというものはやっぱり関係してくるのかなと感じたんですね。 

私は今日は書類とか本の整理などをしていました。

「読むかな?読まないかな?」

とか、そういった二択だと私はなかなか選別できなくて進まないので、

「とりあえず保留」という3番目の選択肢をつくるんですね。

そこに迷ったものはとりあえず置いていくということをやっているんですね。

これは結構片付けやすくなるんです。

私は二択だと意識の集中が苦手ですが、もう一つ曖昧な部分を残しておくことで心理的な安心感が出てくることで選別作業がはかどるんですね。

「迷ったらここに置けばいい」というものはまずは置いていくんですね。

このように自分に安心感をおいてあげることで、安心して作業に取り組めるんですね。

そうするとですね、ある程度片付け選別が終わると、いるものといらないものは分けられてますよね。

そしたら後は、その3番目の「とりあえず保留ゾーン」をもう1回選別するといるものかいらないものかに分かれるんですね。

このように三つ目の選択肢のどちらでもないを置いておくと、片付けというものは私の気質には合っていて、スムーズにいくんですね。

私はそのように自分の気質と付き合いながらやっているんですね。

皆さんはどうですか?何か良い工夫しているところとかあったら是非ですね、教えていただけると嬉しいです(^^)

 

今回は「眠らない・目を覚ます子はHSCかも」についてお話ししていきたいと思います。

1.HSPについて

まずHSPについてお話ししていきますね。

1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。

科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。

そして博士はその敏感性の値が高い人を

HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。

HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。

エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。


【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人


そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。

5人に1人がHSPということになります。

そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。

HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。

さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。

これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。

危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためなんですね。


【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する

HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。

アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓


今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。

私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。

私の主観でお話していくこともあります。

そのように聴いて頂けると嬉しいです 。

この記事を通じて。

今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。

身近にいる人への理解になったり。

それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。

優しい世界になってほしいと願っています。

又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。

2.眠らない・目を覚ます子はHSCかも

生後6ヶ月頃になるとHSCの多くの子はHSCではない子に比べて眠りにくい、すぐに目を覚ます。と言ったことが起こるとアーロン博士は著書の中で語っています。

これはHSCが色々と気がつくようになったり、自分に構って欲しくて、周りの周囲の大人の注意をひこうとするからではないか?とアーロン博士は考えていたそうです。

これはある小児科医が見ていた乳幼児のうち約25%が夜十分眠ることができずに、そのほぼ全てがHSCだったということもあったそうです。

正常な睡眠とは一体どんな睡眠なんでしょうか?

もちろん年齢によって変わる部分もあると思います。 

これは一般的には、眠れない時期を経て、よく眠れるようになって行くと考えられているんですね。

生後5ヶ月では夜の12時から夜の5時までの間に目を覚ますことが週に3回以上ある子はわずか10%と言われています。 

その後、生後9ヶ月ではこの数字は20%に増えると言われているんですね。
その後はしっかりとした睡眠が取れる子供の割合が増えてくるといいます。

過剰な刺激が睡眠障害の原因になるということも考えられるので、日中に刺激をたくさん受けていたのか。 

寝る前の音とか周りの刺激がとても強すぎたためか、眠れても家の中がとても騒がしくて起きてしまうのかを見極める必要があるとアーロン博士は語っています。

アーロン博士自身は赤ちゃんを一人泣いたままにして眠らせてしまうというのはあまり良くないと考えていたそうです。

これはおそらく一人にされた危険に本能が反応して泣いているのではないかと考えたからということです。

赤ちゃん自身がその反応自体を、赤ちゃんが自分で押さえるのはとても難しいことなんですよね。

ただ、時にはそのなだめている行動行為が赤ちゃんにとって過剰な刺激となってしまっていることもあるので、 眠ってもらうには部屋を暗くしたり、泣いたままにさせておくしかない場合もあるということなんですよね。

これは子供によってもその時々で変わると思います。

アーロン博士は息子さんが泣いて、泣き止まない時の方法を一つご紹介していたのでその方法について今回は少しお話ししたいと思います。

博士の息子さんが生後6ヶ月の頃、 なかなか眠らず、眠ってもすぐに目を覚ましてしまう。 そんなことを繰り返していたため、アーロン博士は睡眠不足になって親子で疲れ果ててしまったと語っています 。

そこで泣いている息子さんに毛布を囲うようにしてかけてみて音を遮断するという原始的な行動をとって方法を試してみたらしいんですよね。

そのやり方としてはそのもちろん呼吸などのできるような状態で、その毛布を囲っていくような形にしていったということです。

そうした場合息子さんはすぐに眠りについたということなんですよね 。

そこからアーロン博士は息子さんがゆっくり眠れるための小さなテントを作ったそうです。 

中にはふんわりしたマットレスとかを敷いて、音をなるべく遮断できるような状況を作ったということですね。 

それからは息子さんはその空間が気に入っていったようで、よく眠れるようになったということです 。

それは博士の息子が息子さんが3歳になるまで続けていたそうです。

そして息子さんが大学生になった時に自分の部屋をデザインした時寝る用のテントを備え付けたのにとてもアーロン博士は驚いたということなんですよね 。

このように、外部の刺激に対して敏感な子にとってはちょっとした光とか音とか空間の違いによって眠れなかったりとか。そんなことが小さい頃からあるということが見られるんですよね。 

私自身も小さい時はとても暑がりで、暑いとずっと眠らずに泣いていたと言っていました。 また着る衣類にも敏感で肌もかぶれたり、湿疹がでたりとしていたようです。

きっとその敏感に感じる部分というのは個人差はありますが、そういった「ここまでしなきゃいけないのかな」という部分も試してみると、意外にその方法がその子には合っていたりするのかもしれませんよね。

今回は「眠らない・目を覚ます子はHSCかも」についてお話しさせていただきました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまたお逢いしましょう(^^)

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今回の記事でも参考にしているエレイン・N・アーロン博士のHSCの本です↓

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