背中をねじると痛い人必見の改善方法
奈良県生駒市にあります、はぎの台整骨院 院長の松本です。
今回ご紹介させていただくのは「背中」の痛みに関する改善動画です。特に横にものを動かす、寝返りを打つなどお身体をねじる時に痛みを感じる方は、是非ともお試しいただきたい方法となっております。
動画内でもお話しさせていただいておりますが、お身体をねじると背中にある筋肉が雑巾を絞るように動きます。しかし筋肉が載っている肋骨が固まっていたり、筋肉そのものが硬くなっているとスムーズに動かずに痛みが出やすくなります。
今回は背中の筋肉そのものをどうこうするのではなく、肋骨を大きく動かすことで、筋肉も柔らかくすることを狙った動きになります。肋骨は息をするときに連動して動くはたらきがあるので、呼吸を利用して肋骨を大きく動かしていきます。
この方法は、ねじった時の背中に出る痛みの改善はもちろん、呼吸が深くなると酸素が全身に行き渡るので、コリや他の部分の痛みも軽減できる可能性があります。
また呼吸をしっかり行うことで普段使っていない筋肉の活性化にもなります。それだけではなく血流の改善、リラックス効果もありますので、ストレスが多い方にもおすすめです。
また過去に肋骨を折った方、座る時間が長い方、一方向にばかりねじるスポーツの方に多く起こる症状ですが、最近はマスク生活の影響で呼吸が浅くなり、背中が痛いと当院にもご相談が増えています。
やり方はシンプルです。
鼻から吸い込んで、口から吐く。吐く時に肋骨の動きを手でサポートするだけ。
人間は空気がないと死んでしまうので、吸い込む機能は高いのですが、吐く機能はそこまで高くありません。
吐く筋肉や量は落ち込みやすいので、呼吸しながら両手で肋骨を軽く内側に押し込む事で、吐く量を増やして筋肉も動かすことができます。
また吐く量が増えれば、肋骨と肺の弾力も増すので、吸い込む量も自然と増えて、呼吸が深くなります。呼吸が深くなる頃には、背中のイヤな感覚も解消していと思います。
ちなみに鼻から空気を取り入れるのは、今回の動きのためだけではありません。
鼻から吸うことで、吸いこむ空気の量が増えるだけでなく、鼻毛や鼻の粘膜で大きな埃やウィルスをキャッチしてくれる効果があります。逆に口から吸ってしまうと、過度に喉を乾かしてしまいウィルスをキャッチできる量が減ってしまいます。
このポイントだけは間違えないように気を付けて行ってください。
私自身も事務仕事が重なると、呼吸が浅くなって背中が固まってしまうことがあります。そんな時はこの呼吸を行って、解消しています。あとは毎日お風呂に浸かりながら、ゆっくりと呼吸をするのは習慣になっています。
背中や脇腹に痛みがある方は決して無理せず、毎日2〜3セット続けてくだされば改善しやすくなります。またスポーツや交通事故で肋骨もしくは肋軟骨を痛めた方のリハビリとしても有効です。この方法で呼吸を深くしておくと、イライラを押さえたり、集中力UPにもつながります。
簡単な方法で幅広い効果が得られますので、是非ともお試しください。連休中に呼吸を深くして、お仕事やご趣味を思いっきり楽しめるように準備されるのもいいかもしれませんね。
最後までお読みくださりありがとうございました。
この動画と文章が、あなたのお役に立てば嬉しいです。
それではいい休日をお過ごしください。
0743−76−0030
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