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発達障害かも

発達障害の特徴には以下のようなものがあります。

・自分の興味のある会話をする
・一方的に話をする
・会話が嚙み合わない
・空気の読めない発言をする
・思ったことをそのまま口にする
・好きなものに対しては詳しいが他のことは知らないことが多い
・強いこだわり


わたしは発達障害の著書を書いているので

特徴を見て「自分も発達障害かも?」と相談を受けることがあります。


ちなみにこちらが著書です。


たしかに特徴に一致すると感じる方も多いのではないでしょうか。

当てはまり過ぎていて嫌な汗が出ている方もいると思います。

わたしも「興味のある話」や「強いこだわり」は当てはまっています。


では、特徴に当てはまっていたら発達障害を疑って、すぐにでも医師の診断をお願いしたほうがいいのか。

というわけではもちろんありません。


安心してください。

当てはまっているように感じるのは、

あなたが発達障害だからではありません。


ここにはある心理が働いているからそのように感じるのです


発達障害だと思う理由

人には『誰にでも当てはまりそうな曖昧な言葉を、自分のことを言われているように感じる』心理があります。

これを 『フォアラー効果』といいます。


例えば、占いに書かれている内容は自分に当てはまっているように感じませんか?

『最近うまくいかず悩みが多いあなた。眼鏡をかけたあの人が運気を上げてくれるラッキーパーソンです。ご飯を食べるなど一緒に過ごす時間を増やしてみてください。』

この占いを見たときに眼鏡をかけたあの人の顔が浮かびませんでしたか?


このように『フォアラー効果』で私たちは占いを信じてしまうのです。

発達障害についても同じです。

本に書かれている内容を見て、自分のことのように感じてしまうフォアラー効果が働いているということになります



そもそも発達障害を診断するのに、特徴によって日常生活に支障をきたすかがポイントになります。

特徴があっても問題なく生活ができているのなら、発達障害の可能性は低いということです。


もちろん「本の内容を信じるな」というわけではありません。 

心理効果によって誤解することもあるということを知っていただきたかったのです。


【まとめ】

・フォアラー効果によって、誰にでも当てはまりそう言葉を自分のことのように感じる
・占いやおみくじを信じやすいのもフォアラー効果
・フォアラー効果によって誤解していることもある。




わたしの著書です。


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