就活を頑張れない自分へ

こんにちは、早瀬くもりです。
今年1年休学をして、日本の各所でシェアハウス暮らしや地域実践型インターンに参加して暮らしています。

休学期間も残り1ヶ月を切ったので、簡単に振り返ろうと思います。この1年間は、これからの人生のお試し期間だと思って、やりたいことを詰め放題にしてきました。
4月からは1年遅れて大学3年生になり、周りの人がするようにわたしも就活をするでしょう。そこで、未来のわたしが就活のやる気が出ないとき、なんとか頑張れるように、今のわたしが1年を通して導いた "生きたい生き方" を残しておきたいと思います。


[ 今年1年のスケジュール ]
①4月末〜8月末
岩手県陸前高田市、ウェルビーイング追求プログラム+シェアハウス暮らし
②9月前半3週間
静岡県の大学、ボランティア参加
③9月末〜10月頭
島根県、自動車学校免許合宿
④10月頭〜12月末
島根県の離島、地域実践型インターン+同期とのシェアハウス暮らし
⑤1月末〜3週間ほど
広島県のゲストハウス、住み込みヘルパー
⑥2月中旬〜2週間ほど
静岡県東部の高級旅館、仲居さんのリゾバ
(⑦3月の3週間ほど、鹿児島県のゲストハウスプロジェクト参加予定)

我ながらすごい飛び回りっぷり、一つ一つの間がほとんどなくてポンポン行ってました。自分のアパートで暮らした期間、合計して1ヶ月ちょっとだと思う。隙間隙間で友達とご飯やプチ旅行に行って、すごく楽しかった。みんながわたしがやりたいことををやっていることを喜んでくれて嬉しかった。

あ、そう。現在は⑥が終わって帰り道の電車に乗っているところ。本当は3月末までの予定だったけど、お客さんの入りが想定より悪く、2週間で解雇になりました、、。スキルが欲しくてやることに決めたリゾバだからとても悔しい。コロナという嫌な時代を強く感じました。


そろそろ本題に入ろう。
結論から書くと、本気で就活に臨んでほしいと今のわたしは思っています。

わたしは、アドレスホッパー(旅するように暮らす人)になりたかった、いや今もなりたい。だからこの1年間、自分の直感を信じて各地に飛んだ。とりあえず住む場所(居場所)を決めて、行ってみる。服はいつだって動きやすいスウェットばっかりだったし、収入はほとんど期待していない。(今年に関しては、趣味が貯金だったので、それで全て賄いました。)
将来だって、リゾバで行き先を決めぼちぼち収入をえるか、旅先でバイトを見つけるような暮らしでいいと思っていた。オンラインで仕事ができる時代に、わたしはそれを望まない。その地で出会った人と仕事を通して繋がれる方がよいのだ。

でも当たり前に理想と現実は違う。
去年までは、就職せずともほしい暮らしは全て手に入ると思っていたからか、家族から就活をするよう言われてもピンとこなかったし、わたしは就活しないんだろうなとどこか他人ごとに思っていた。

でも、自分で決めて、定住しない定職を持たない生活をしてみて初めて、出来ないこともあるということに納得できた1年だった。

3つのポイントを上げてみる。

1つめは、人間関係
便宜上旅がしたい、と言っているが、結構長めにその地に居着いて、その地の暮らしに溶け込むのが好きだ。観光がしたいわけではない。
今年は岩手で4ヶ月、島根で3ヶ月、2つのシェアハウスで暮らした。夢のように楽しかった。
家族より家族だと思っていた。恋人と過ごす風潮のあるクリスマスや、長期休暇やお正月を実家で家族と過ごす人が多いなかで、両方願望にしかすぎないわたしにとって、当たり前にその日を共にできる存在が嬉しかった。
これは、県外のシェアハウスで暮らしたのからかな?わたしはそこにいる人を愛してたからこその満足度だと思うんだ。だから、遠くに行きたいという感情を一旦横に置いておくと、これから先もどこかシェアハウスに住めばいいよきっと。場所じゃなくて、人だよ。わたしが本当に好きなのは、人と暮らすことだと思う。

2つ目は、夢や目標
広島でゲストハウスに住み込んだ時、ちょっとだけ寂しかった。これまでのシェアハウスより周りの人が忙しく、一緒にいる時間が短かったからかな?
あとは、自分だけやりたいことを見つけられていなかったから。コーヒーを極めた人や、飲食店を始める夢に向かって準備をしている人がいた。そんな環境で自分に目標がないことに焦った。旅をしながら暮らすというのは、なにかを極めるわけではない。ただ別の地で暮らすだけ。それで満足して終わりは嫌だと思った。わたしは人を喜ばせる趣味がほしいと思ったけど、なにも思いつかなかった。
絵を描くのが好きだったり、ビーズアクセを作ったり、結構なんでもするけど、衝動的なものばかり。
旅をして、いろんな人に会って、影響を受けることは大事だけど、いつか辛くなる。この1年も辛い時は何度も訪れた。だから、なにか高みを目指せる仕事につこうって思った。趣味じゃない、ちゃんと誰かのためになる仕事がしたいんだと思う。
バイトするとき、いつも給料以上に働こうって思っていたし、楽しそうに働く自分が好きだった。
わたしは働くのが好きだ。

3つ目は、収入
当たり前だけど、お金は使ったらなくなることをすごく感じた。バイト大好き、貯金大好きなわたしは、過去の自分のおかげで今年1年相当自由に動き回ることができた。
でも、お金を稼ぐためではなく働きたいという意志だけで動いた時、わたしの条件に合うバイトは見つからなかった。
求人はある。でも、自分がやりたいこととマッチする短期バイトなんて見つからなかった。何でもいいからやりたいではない、やりたいことをやってお金と経験がほしいと思った。
リゾートバイトもやってみた。高級旅館の仲居さん。ルールやこだわりの詰まった仕事だと思ったからやることに決めた、自分と遠い世界が見たかったから。だけど、コロナの影響でお客さんの入りが予想より悪く、6週間の契約が2週間で解雇された。
これから先まだコロナは続くと思う。リゾバで安定して収入を得ることは、想定より難しい可能性が高い。

ざっと3つあげたけど、小さいことはもっともっとたくさんある。
例えば、図書館で本の貸し出しサービスを受けられなかったこと。その地域に住所がないと貸してもらえないらしい。さらにいえば、コロナで館内の滞在時間は1時間まで、と言われてしまったから悲しかった。
あとは、ものが増えていくこと。旅先からアパートに帰り数日後にまた違う場所に行く生活を繰り返していた。そしたら、行く場所によって必要なものが変わってくるし、なにがあってなにがないかがわからず準備が追いつかない。例えば綿棒。地味に必要だけど、毎回忘れる。忘れたら買うを繰り返して、旅に出た数だけ綿棒の筒が増えた。

まぁ、思い出してほしい。
定住すること、安定した仕事を持つことのメリットをたくさん見つけたでしょって話。

たしかに楽しい1年だった。
だけど、同じだけ苦しいこともあった。

アドレスホッパーという生き方、それは口にするときにわかりやすい言葉でしかないと思う。
本当のわたしがなにをしたいのか、ちゃんと自分だけの言葉でいいから作ってほしい。

やりたいことをやればいいと思う。

現状言葉に定義されていない生き方をしたらいい。

就活、本当にやりたいことを仕事にするために探そう!!人を喜ばせられる仕事、大好きな人たちと働く方法、誰かと近く一緒にいられる暮らし、、


ここまで読んでくださりありがとうございます。
わたしにはまだ1年後の話です。でも、今の気持ちを忘れたらいけないと思うから、自分のためにここに書いて残します。いつか役立つ日が来る、最大の自己分析をした1年でした。
今年就活の友達たちは本当に頑張っていて、尊敬しています。大好きな友達を想って書きました。
わたしもきっと頑張れる!!!頑張れ!!!
そうそう、休学期間残り1ヶ月は全力でやりたいことやります!!!きっとそこにもヒントがある!!

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