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共感力を高める!ASDの人が楽しめる小説の選び方と読み方

今回はASDと小説に関する記事を書きます。

興味のある人は最後まで
読んでみてください!


ASDと小説の関係性

ASDの人は、しばしば他者の気持ちを
理解するのが難しいと感じることがあります。

共感能力が低いために、人間関係で
悩み、友達が0になることも少なくありません。

では、どうしたら人間社会で生きる上で致命的な
欠点を補うことができるのでしょうか?

その一つの方法として挙げられるのが、
小説を読むこと

小説の中で描かれる登場人物の感情や行動を
注意深く観察することで、他者の気持ちを
理解する練習ができます。

たとえば、感情表現が豊かな小説を選んで読むことで、
物語を通じて「その感情に至る過程/心の裏にある気持ち」を
学ぶことができます。

これはまさにASDの人が共感力を高めるための
恰好のトレーニングといえるでしょう。

また、小説を読み進めることで、
状況に応じて起こした方が良い反応を理解し、実生活に
役立てることができるかもしれません。

ASDの小説の読み方のポイント

ここではASDの人が小説を読む上で意識した方が良いポイントを
紹介します!

それは、感情が理解できない部分があっても、
諦めずにに根気強く文章を読み込むこと


現実世界では、相手の気持ちを読み取ろうとしても
分からず、投げやりになることが多いと思いますが、

小説は人を直接相手にするわけではありません。

その場で気持ちが理解できなくても考え続けて
いつか結論が出せればいいのです。

集中するのが得意なASDだからこそ、
苦手な部分に敢えて向き合えば、必ず成長する兆しは
見えてきます。

もし、どうしても分からない部分があれば、
知恵袋やAIに質問すればいい話です。

打開策はいくらでも考えれば出てくるので、
考えすぎずにとりあえず行動を起こしましょう。

また、小説を読み進めながら
メモを取るのもおすすめです。

印象に残った言葉や、自分なりに解釈した
部分をメモしておくことで、読んだ内容が
しっかりと記憶に残り、後で振り返る際にも役立ちます。

あとは読んだ後に簡単な感想文をnoteに書き留めるのも
自己内省に繋がるのでやった方がいいです!

ASDが読むべき小説

では、ASDの人が読むべき小説は
どんなものが良いのでしょうか?

まずは、自分が興味のあるジャンルの
小説を選ぶことが大切です。

ASDは「興味関心の偏り」という症状があり、
特定の分野には常任を超えるほど興味が行き届き、
それ以外には無関心になるので、

無理に興味のない作品に挑戦するよりも、
自分が楽しめる内容の方が読書の効果は高まります。

また、発達障害者の精神年齢は実年齢の
約0.6倍とされることがあります。

そのため、自分の年齢にこだわらず、
精神年齢に合った作品を選んだ方が良いです。

たとえば、10代のASDの人が児童文学を
読んでも別に変じゃありません。

僕も小学校中学年向けのカービィの小説を
読みたかったので正直に読みました。

自分のペースで無理なく読める作品から
始めることで、読書に対する苦手意識を取り除き、
徐々に理解力や共感力を養うことができます。

外部のステータスに囚われたら、自分の人生を
生きられなくなります!

テストでも役立つ!

学校の国語のテストで、小説の問題が難しいと
感じることはありませんか?

ASDの方は、説明文は理解できるのに、
小説の問題になると点数が取れないという経験を
することがあるかもしれません。

これは、物語の中での感情の機微や、
暗示された意味を読み取るのがASDの特性的に難しいからです。

しかし、小説を日頃から読むことで、この苦手意識を
克服できる可能性があります。

たとえば、物語の中で使われる比喩や象徴を
理解するための練習を重ねることで、
テストの成績が向上するかもしれません。

また、登場人物の行動や言葉の裏にある
意図を考える訓練を積むことで、
物語の深い意味を捉える力が養われ、結果として
学校のテストでも良い成績を収めることができるようになるでしょう。

まとめ

今回はASDと小説に関する記事を書いてみました。

どんなにレベルの低いものでも良いので
読んでみましょう!

ここまで記事を読んでくれて
ありがとうございます。


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