はとてゃ

埼玉県出身。主にエッセイを投稿しています。時事ネタ、人生論、メンタルヘルスの話題が多め

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私の半生兼自己紹介

 以前に最初に書いた自己紹介が少し堅苦しかったのと、詳細を省きすぎていたので、今回、改めて自己紹介を兼ねて私の半生を綴りたいと思います。  1994(平成6)年、埼玉県さいたま市(旧大宮市)に生まれる。  小さい頃は工事現場の重機が好きで、現場を通りすがると「ジャー」と呼んではしゃいでいたらしい。少し趣味が変わっているかもしれないが、小学校に進学しても電子工作が好きで、よく自分でパーツを買い集めてはんだ付けをして真空管ラジオを作っていた。ちょっとメカ好きの普通の男の子、とい

    • 体調が優れない

       特に理由もなく、昨日は丸一日寝込んでいた。  そして今日も、体調が優れない。身体が鉛のように重たく感じる。こうしてnoteを書く程度には気力はあるようだが、なにせ身体がしんどい。  自分でも「不定愁訴の原因の9割は蓄積されたストレス」と以前の記事に書いたが、ストレスをそんなに溜めているつもりはないし、そもそもそんなにストレスが溜まるような生活(仕事)はしていない。  とりあえずリポビタンDスーパー2000(私にはこれが一番よく効く)を飲んで、あとは安静にする他ない。

      • 無題エッセイ#1

         私のアイデアは、稀に他人の役に立つことがある。  正確にはアイデアではなく「身から出た錆」なことが多いのだが、以前の記事で「私のnoteでの失敗は、何度もアカウントを削除してしまったこと」と書いた。その際、その「継続することの重要性」というテーマについて、ある作家さんがメルマガを発行してくださったことがある。  「くださった」と尊敬語なのは、その作家さんのファンであり、また尊敬しているからである。しかし、「一生、あなたについていきます」なんて台詞は吐かない。いや、吐けない

        • どうすれば運が良くなるのか?

           「どうすれば運が良くなるのか」、これは私が長らく考察を深めてきたテーマだ。  まず大前提として、個人差こそあるものの、  人は自分一人のチカラで成功できるほど恵まれた存在ではない。    わかるだろうか。今年はオリンピックが沸いたが、トップアスリートのような孤独な闘いを強いられる人にだって、必ず専属のコーチがついている。  人は「二人で一人」、つまり二人三脚で成功することがほとんどなのだ。    早くに結論を出すようだが、成功する人、あるいは成功しなくとも、失敗から這い

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          ストレスを解消すると身体が強くなる ~なぜ私はコロナに罹らないのか~

           2020年にコロナ禍がはじまってからしばらく経つが、私はコロナに罹ったことがない。一度も。ちなみに風邪も引かない。  「俺は身体が強いぞ」と自慢したいわけだが、ワクチンを2回しか打っていない男が、コロナ禍がはじまってから一度もコロナに罹っていないのだ。少しは考察するべきだろう。  結論を先に書こう。  あなたの不定愁訴の原因は、9割が蓄積されたストレスだ。  人間は過剰にストレスを溜めたり、疲れを溜めたりすると、免疫力が低下する。医学的にも明らかな事実だ。しかし、  

          ストレスを解消すると身体が強くなる ~なぜ私はコロナに罹らないのか~

          「不健康自慢」というバカげている行為

           私の造語かもしれないが、「不健康自慢」というものがある。  亡くなった方を悪く言いたくはないが、作家で言えば元小説家の西村賢太さん。あるいは同じく元小説家の安部譲二さんのような無頼派に代表される方々だ。  不健康自慢は若い人にも多い。10代半ばの思春期から20代半ばの青年期にかけての、まだアイデンティティが確立しておらず、自分探しをしている年齢層の人だ。  まず先に、不健康自慢とは何かを説明しないとならない。  端的に言えば、お酒や薬物等で身体を壊すことを一つのステータス

          「不健康自慢」というバカげている行為

          【負け犬の遠吠え】女性特有の生きづらさを考える【読書感想文】

           実を言うと、私は子供の頃から読書感想文の類が苦手だ。ヘタクソなのである。しかし、たまにはこういう記事も良いかと思い、今回は酒井順子さん(以下、酒井さん)のエッセイ『負け犬の遠吠え』(講談社文庫)を元に、自分の意見も挟みつつ綴っていきたいと思う。  ところで、正義は滅多に勝てない。  差別や偏見は一向になくならない。  「勝ち組」「負け組」という言葉は私は大嫌いだが、それでも人は自分とある特定の他人を比較して勝ちたがる。今風に言えば、そう「マウントを取る」。  *  最

          【負け犬の遠吠え】女性特有の生きづらさを考える【読書感想文】

          「HSPブーム」にうんざりしている

           この数年で、巷で「HSP」という言葉をよく耳にするようになった。  簡単に言うと「繊細(センシティブ)な人」を指す言葉のようだが、あまりにも容易く自称する人が多いのと、精神科(心療内科)の診察でも使う人がいるということで、もう呆れるしかない。  理由は単純明快。  HSPはそもそも精神医学用語ではない。  従来の(そして現在の)精神医学に、そんな概念はないのである。  以前に「KY(空気読めない)」という言葉が流行ったが、ノリとしてはそれと大差ないと捉えてもらって構わない

          「HSPブーム」にうんざりしている

          ペシミズム×オプチミズム ~人生は絶望と希望に満ちている~

           はじめに  イチ個人の力では、どうにもならない事柄はたくさんある。  例えば、政治家はお金で動く。ツイッターやフェイスブックで自分の政治的信条を述べたところで、国は一切変わらない。  だが、必ず共感してくれる人がいる。勇気を与えることはできる。  社会問題を考えても仕方がない、徒労だと力ない愚痴を零さずに、どんどん自分の意見は発信するべきで、そのためのSNSとも言える。  そんな小さな希望を見い出すことに、生きる意味をも見い出して欲しい。  世の中に絶望しているばかりでは

          ペシミズム×オプチミズム ~人生は絶望と希望に満ちている~

          私のnoteとの付き合い方

           私は過去にnoteでサポート機能を有効にしていた時期がある。また、いくつか有料記事を公開したことがある。  その収益を公開する。  ・・・800円。  さあ、どう思うだろう。  まったくの無名のネットユーザーにしては健闘した方だと思うか、金額的に「コンビニで1時間働いた方がマシ」と思うか。  捉え方は人それぞれだと思うが、私は元々「なんの役にも立たない(無価値な)趣味はやる意味がない」と考える、ある意味でドライなタイプで、それは以前の記事にも書いたと思う。  では、コン

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          子供のいじめ自殺と大人の責任

           少し前に、小中高生の自殺者数が高水準(500人を超えている)というニュース記事を読んだ。  私はいじめ自殺の問題にはわりと精通している方だと思っている。実際に中学時代にいじめを受けて不登校を経験した。自殺未遂をした経験もある。  言うまでもなく、子供のいじめ自殺は重大な問題だ。警察が本腰を入れて動き出さないのを不思議に思っている。ネズミ捕りをしている暇があるのなら、いじめの頻発している学校をパトロールして欲しい。国民はきっとそういう税金の使い方を望んでいる。  子供は

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          本当は恐ろしい「水中毒」

           私は手が空くのが嫌いで、常に何かしていないと気が済まない性格だ。    最近はコップを手にすることが多かった。  知らず知らずのうちに、水分を多量摂取していた。  成人の一日の水分摂取目安量は約2㍑だが、私は一日に8㍑、多い日は12㍑を飲んでいた。  その旨を心療内科の主治医に相談すると「すぐに内科に行って検査を受けてください」と言われた。    「水中毒」というものがある。  水分を多量摂取すると、血中のナトリウムやカリウム濃度が下がって最悪では意識を失い、心停止を起こす

          本当は恐ろしい「水中毒」

          男は幸せにならなくていい ~弱者男性の生きざま~

           昨今「弱者男性」というネットスラングを頻繁に見かける。  その意味をなんとなくでも知っている人は多いと思うので詳しくは説明しないが、要は社会的に弱い立場にある男のことを指した言葉だ。  ・お金がない。  ・容姿に難点がある。  ・ブラック企業に勤めている。  ・女性にモテない。交際経験がない。  イメージとしてはこんなところだ。  こうした男性の苦しみが世間一般になかなか理解されない(受け入れられない)ことに対する抗議の声が、ネット上に蔓延っている。  以前の記事にも

          男は幸せにならなくていい ~弱者男性の生きざま~

          孤独な人におすすめしたい5冊の名著

           はじめに    豊かな人生を送れるか否かは、人との出会いに拠るところがある。  (自分にとって)有害な人と出会ってしまった人は言うまでもないが、孤独な人の人生も、同様に豊かとは言い難い。この世に自分一人で生きていける人はいない。自分一人で生きていこうと思えば、舌を嚙み切るくらいの覚悟を以って俗世と決別し、山奥に籠る仙人のような生活をするしかない。    ある研究によれば、孤独はタバコ以上に健康には悪いらしい。だが、人はなんらかの理由で孤独に陥ってしまうことがある。その理由

          孤独な人におすすめしたい5冊の名著

          脱「幸せ主義」のすすめ

           「幸せ」という漠然とした難しい概念がある。  幸せという言葉は、他人との比較の物差しに使われることも多い。「人並みの幸せ」など。  幸せという言葉に、私は若干の嫌悪感を覚える。  というのは、私は「その時が楽しければ、それで良い」という刹那主義なのである。  私は高笑いしてしまうような、思わず「楽しい!」と叫びたくなるような経験を人生で何度かさせてもらっている。その楽しい記憶を糧に私は頑張れる。何度持病が悪化しても這い上がってくる。私の人生はジェットコースターのようにアッ

          脱「幸せ主義」のすすめ

          「俺(私)に配慮しろ」と言う弱者たち

           はじめに。私は「弱者」という言葉が嫌いだ。  第三者が使うと見下しているようなニュアンスが漂うし、当事者が使うと悲壮感がありながらも何処か傲慢なニュアンスが漂う。誰もこの言葉を適切に使うことはできない。つまり、この言葉自体が良くないのである。  ちょうどリーマンショックのあった頃に「勝ち組」「負け組」という嫌味な言葉が流行ったが、それと似た嫌悪感を覚える。一方で上手な言い換えも見当たらないから非常にもどかしく思う。  そのことを前置きした上で、この記事中では弱者という言葉を

          「俺(私)に配慮しろ」と言う弱者たち