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本当は恐ろしい「水中毒」

 私は手が空くのが嫌いで、常に何かしていないと気が済まない性格だ。
 
 最近はコップを手にすることが多かった。
 知らず知らずのうちに、水分を多量摂取していた。
 成人の一日の水分摂取目安量は約2㍑だが、私は一日に8㍑、多い日は12㍑を飲んでいた。
 その旨を心療内科の主治医に相談すると「すぐに内科に行って検査を受けてください」と言われた。
 
 「水中毒」というものがある。
 水分を多量摂取すると、血中のナトリウムやカリウム濃度が下がって最悪では意識を失い、心停止を起こすこともある。身近だが実に恐ろしい中毒である。
 アメリカでは2時間のうちに6㍑の水を飲んだ女性が死亡するという事例がある。
 一応、水中毒の致死量は6㍑以上とされていて、私は普通に(?)致死量を超える水分を摂っていたことになる。

 先日、さっそく血液検査を受けてきた。
 そして、検査の結果はなんと異常なし。場合によっては入院とも言われていたのでホッとしている。それにしてもタフな身体をしている(苦笑)。

 これから徐々に暑くなる。
 皆も水分の摂り過ぎとミネラル不足には、充分注意して欲しい。