昨日の「卒業研究Ⅰ」の授業でゼミの学生たちと議論した作品は、衿さやかさんの「泡のようなきみはともだち」でした。会社組織の中の閉塞感が生々しい筆致で描かれた作品でした。
文芸創作とは、お御燈を灯し奉納するようなもの 明るい時は、文字通りの「昼行灯」 暗い時は、人の「道標」とも (明るい暗いは、時代性もあるかも判らないけれど、多く個人の心持ちに拠るかと) 年月の間の風雨にも消えることのなかったものは 地に在って尚、夜空の星と同等の存在になる…のかも
少なくとも、創作文芸の中では、自己の主張や感情はなるべく抑えた方が、かえって相手に伝わりやすいのでは…って、今ちょっと思った。 「カメラマン」に徹する。 (ロバート・キャパや土門拳を心の師に) 「ありのまま」しか切り取れなくたって、切り取り方次第で何とでも、…って、不遜かな?
ハートをたくさんありがとうございました。励まされました!いまは、作品執筆までの手順をスモールステップに小分けした計画を検討中です。なかなか書き出せないのは、設定の段階からの詰めが甘いからで、小説講座のテキスト通りに、まずは取材や構成を考える作業をしようと。まずはできることから!