はる

大学生です。 読書とお洋服が好きです。 思ったこと、感じたこと、考えたことを投稿してい…

はる

大学生です。 読書とお洋服が好きです。 思ったこと、感じたこと、考えたことを投稿していきます。

最近の記事

  • 固定された記事

20歳を迎えて🌻

セミが鳴き始めると、夏がやってきたなと思います。 洗濯物がよく乾きそう。そんな日が続いています。 故郷を出て、行ったことも無かった地で一人暮らしをしていますが、ここは本当に空がきれい。 空はどこまでも青く、雲はまるで自分が主役だと言わんばかりです。 恋人が教えてくれました。感覚で言うと、20歳が人生の折り返し地点だそうです。 人生はあと半分。 後半にビックイベントが盛りだくさんでわくわくします。 成人式に就職、結婚に出産…。 どんな大人になるんだろう。どんな人生を歩んで行く

    • いしいしんじに会っちゃった!

      『プラネタリウムのふたご』 私の好きな小説の一つだ。 おとぎ話感もありつつ、しっかり現実的なところもあり、人の感情をこんな風に表現できるのかと心底驚いた。 大学で、文芸創作についての授業をとっているのだが、いしいしんじさんがゲストスピーカーで来てくれると聞いた時はわくわくが収まらなかった。 どんな人なんだろう どんな人なんだろう、どんな生き方をしてきたんだろう、大切にしていることってなんだろう。気になることはたくさんあったが、あえて何も情報を見なかった。 先入観にとら

      • ひとりで暮らすこと。

        一人暮らし2年目。 一人で過ごし始めて少しするとホームシックがやって来て、Perfumeのワンルームディスコをループして聴いていた。 もうマイホームだけど、まだ知らない家にいる感じは残っている。 そしてやっぱり、実家が、家族が、恋しい。 一人は自由だけど、だからこそ寂しくなる。 でもね、ひとりも悪くないんだよね。 朝、クリスマスBGMを流しながら支度をする。 (たまに気合入れてメイクしたり、気分で髪を巻いてみたり) 誰もいないけど、ただいま~って言っちゃう。 (自分でおか

        • 心が置き去りになっているあなたへ。

          ぐるぐるぐるぐる 真っ暗な洞窟から抜け出した。そんな気分。 アルバイトの掛け持ちを始めて、検定が重なり、やらないといけないことが山積みだった。 朝早くからバイトに行って隙間時間には試験勉強。ヘトヘトで帰宅したかと思えば、次の日は学校。 今までは、1週間の1日1日に区切りがあって、今日は何をしてこんな学びがあったと思い出せた。 でも、ここ最近は1週間が1つの輪になったみたいでぐるぐるしてた。 同じことの繰り返し。…あれ?今日はどんな発見があったんだっけ? 本当にやりたいこと

        • 固定された記事

        20歳を迎えて🌻

          空からの合図

          ピンクとオレンジと青が混ざった、夜になる前の空。 淡い色を背景に、人工的な信号機の光がやけに不気味に見えた。 違和感。 もっと成長したい。もっと、もっと。 今の自分に違和感を持っていた。 大きな世界に出ると自分がつまらなく感じた。 疎外感と少しの嫉妬。 こんなんじゃない。自分はもっと… でもそれが事実。 自分に違和感があるなら、今の自分に満足できないなら、変わるしかない。 変わるのって怖い。一歩を踏み出すのは勇気がいる。 でも、変わらずにモヤモヤを抱えたままの方が

          空からの合図

          「お客様は神様」

          言葉のイメージ 「お客様は神様です」 今はもう使われない言葉かもしれないが、幼少期はよく耳にしていた。 おもてなし大国日本を表す言葉だろうか。 この言葉は、「お客様を神様だと思って接しろ」という意味で、従業員は神様であるお客様にとことん尽くすというイメージを持つ。 実際に日本のサービスは素晴らしいし、なんとなく納得していた。 しかし、アルバイトを始めて自分が従業員側になると、それに疑問を持った。 従業員は必ずお客様よりも下で、理不尽に怒られても謝らなければいけないし、感

          「お客様は神様」

          才能の在り処

          「才能」 物事をうまくなしとげるすぐれた能力。技術・学問・芸能などについての素質や能力。 私は、みんな1つ以上何かの才能を持っていると思う。 だから、「私には何の才能もないから…。」「これといった取り柄もないし…。」と言っている人を少し不思議に思っていた。 最近読んだ本に、私の言いたいことが書かれていて驚いた。 これは、みんなが才能を持っている前提で書かれている。しかも1つ以上。 「○○の天才」「○○の才能がある」の○○は、たくさん種類があって大小さまざまなのだと思う。

          才能の在り処

          えらいの基準

          自分ってえらい! 大学に進学して一人暮らしを始めた。 全く知らない土地で知り合いもいなかったが、家事はある程度できたため、なんとか生活していた。 最初の頃は、 「今週も作り置きできた!えらい!」 「週末にも学校に行って勉強した!えらい!」 「自分でお金を管理して、アルバイトも始めることができた!すごい!」 と、初めてのことが多かったのもあり、小さなことでも自分を褒めていた。 大人の仲間入りができた気がして、心から感動していた。 何が当たり前? でもそれを繰り返すにつれ

          えらいの基準

          フィリピンに行ってきた。

          いざ上陸! 幼稚園以来の海外旅行!しかも友人と二人! わくわくドキドキで、マニラに足を踏み入れた。 外は大雨!貫かれそうな勢いの土砂降り。 それに伴うかのように大事件が…。 キャリーケースに入れていたはずの現金がきれいになくなっていて、空港の人に盗られたことに気付いた。 あちゃー、痛いなぁ。と思いつつ、気を付けすぎるぐらい気を付けよう!と気が引き締まった。 マニラの景色 マニラの街を巡った感想は、「不自然だなぁ」だった。 大きなビルや大型チェーン店が立ち並んでいるか

          フィリピンに行ってきた。

          スポーツの力

          卓球との出会い 中学生になって変わることと言えば、”部活”ではないだろうか。 私は運動が苦手で、かけっこやマラソンでは大体ドベだったが、スポーツに憧れはあった。”運動部”に入ってみたくて、1番楽そうな卓球部に入部した。 練習場所が狭く、人数が多かったこともあり、何か月も球拾いや素振りばかりで台に入らせてもらえない日々が続いた。 う~ん、これはいかん。と思い、クラブチームに所属することにした。 これが、私の人生のターニングポイントになった。 全然楽じゃないのだが…? どの

          スポーツの力

          「月が綺麗ですね」の代わりに。

          「愛してる」ってなに? 小さい頃、ドラマや漫画で「愛してる」というセリフをよく聞いた。 (実際に言っている人はあまり見たことなかったけど。笑) 小学生だって一丁前に恋愛しますので、「好き」「大好き」までは分かる。でも、「愛してる」が全然ピンとこなかった。 両親に聞いても、「う~ん、難しいなぁ。でも、パパもママもはるちゃんのこと愛してるよ!」と言ってくれたが、全然分からなかった。 気持ちは大恋愛! 私にとって恋はとっても楽しくつらく、日常をキラキラさせるものだった。 好き

          「月が綺麗ですね」の代わりに。

          「子ども議会」

          「未来の科学者たちへ」という本を読んでいたら、ふと、この話を思い出したので書いてみました。 なんか楽しそう! 「子ども議会」ってご存じですか? その名の通り、子どもが議員になって市議会に出席し、市長と議論をするというもの。 私は、中学生の時に友人とこれに参加した。 議員体験なんて滅多にできないし、大人な感じがしてワクワクしてた。 本格的…! 研修や市議会の見学など、事前準備が数日かけて本格的に行われた。 主張したいことは決まっていた。 「この市に映画館を誘致するべき

          「子ども議会」

          「大人」って楽しくないの?

          大学って全然違う。 大学の授業を受ける中で、今まで習ってきたことが実は絶対的ではなく、ある解釈に過ぎなかったということがよくある。例えば、「資本主義の歴史」とか。 最近だと、「1本100円のペンを2本買うと、100(円)×2(本)=200(円)と表すが、なぜ=200(本)ではなく=200(円)なのか」と問われた。 意味が分からなかった。当たり前じゃんと思った。 でも、単位に注目すると、=200(円本)にならないとおかしい。 そこで、実は「100(円/本)×2(本)=200

          「大人」って楽しくないの?

          障害者武道で学んだこと

          障害者武道? …聞き慣れない。 では、「障害者スポーツ」はどうだろうか。 「マイノリティ」や「バリアフリー」という横文字を日常的に耳にするようになり、「障害者武道」もだんだん認知されるようになってきた。 私は、週に1回、障害者武道の活動にボランティアとして参加している。 稽古の準備や着替えの手伝い、稽古のサポートを中心に、自らも生徒として稽古を行っている。 本当に武道ができるの? 初めて参加するまでは、どんな技を練習するのか全く想像がつかなかったし、障害を持つ方が本

          障害者武道で学んだこと

          アパレル店員はウザい?

          苦手だったアパレル店員 お店に入り、少し立ち止まるとどこからともなく現れ、私の世界に入ってくる。アパレル店員が苦手だった。避けるか生返事で対応し、今考えるとものすごい感じの悪いお客さんだったと反省する。 でも、きっと多くの人が「そっとしておいて欲しい」という思いから、冷たい態度をとっているんじゃないかと思う。 苦手だったアパレル店員になりました アパレル店員は苦手でもファッションは大好き。 好きを仕事にしたくて、なんと私もアパレル店員に。 ここでとても大切なことを教わ

          アパレル店員はウザい?

          瓶の中のノミ

          母は私に「勉強しなさい」と言ったことがない。 夏休みやテスト前でも何も言わなかった。ましてや、私がテスト勉強をしている横で、テレビを見てゲラゲラ笑っているぐらいだ。 でも、…いや、だからこそかもしれない。 私は自主的に勉強をする子に育った。勉強が、新しいことを知れるのが楽しかった。 友人に、「勉強しなさいって言われたことないんよね。」と言うと、「それははるちゃんが言われんでもするけやろ?私やったら怠けるもん。」と言われる。確かに。と思うが、答えは分かっている。 両親を喜ば

          瓶の中のノミ