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ポルトガル語でアニソンを歌う方への注意点【新たな教材】

月刊 さわいはじめ 2024年4月

リレーエッセイ「ブラジル」(連想#14)

パンデイロ6 パゴーヂ(現代的な賑やかなサンバ)では プラスチックのヘッドのパンデイロを使います 高めにチューニングして、張り詰めた抜けの良い音にします またサイズも、ショーロやMPBよりも一回り大きく 11インチが多いです そのため持ち手を振らずに 右手のみで音を出します

11か月前

[2023.3]フーベル(Rubel)というブラジル ─ アルバム『As Palavras Vol. 1 & 2』 解説

カヴァキーニョ5 パゴーヂやサンバでは花形楽器です また胴体がバンジョーで、より大きな音量の出る バンジョー・カヴァキーニョも有名ですね もちろん通常のカヴァキーニョでも、達人マウロ・ヂニスや ショーロのエンヒーキ・カゼス、ルシアーナ・ハベーロなど 大活躍している楽器です

カヴァキーニョ3 また調弦も、ウクレレよりもかなり高い音に合わせます ウクレレはGCEAですが カヴァキーニョは5度高いDGBDになります ウクレレとほぼ同じサイズで 鉄弦で且つ調弦が高いので 張力を強く感じます またDGBDの調弦を、パラグアイ・チューンと言います

カヴァキーニョ4 ギターの4〜1弦と同じように DGBEと調弦する場合もあります 右手はナイロン製のピックを使います 弦を購入すると付いてきますね カヴァキーニョの右手の基本ストロークは タンボリンのスティック・ワークと同様で その為ブラジル音楽独特のグルーヴになります

カヴァキーニョ2 共通の祖を持つカヴァキーニョとウクレレですが いくつか相違点もあります それは弦/調律/右手です 弦は鉄弦を張ります ウクレレはナイロン弦で、柔らかく優しい音色ですが カヴァキーニョは鉄弦で、キラキラして切れの良い音色です より打楽器に近い役割だと思います

カヴァキーニョ サンバやパゴーヂ、ショーロで使われる小ぶりな弦楽器です ショーロだと「セントロ(中心)」と言われ リズムを構成する弦楽器としてはまさに要の楽器です 起源はポルトガルの弦楽器ブラギーニャです ハワイに伝わったウクレレと共通の祖なので サイズや弦の数は同じです

1日15分以下のポル語発音練習を1ヵ月続けた結果【プチ解説&講座あり】

「音楽をやる」とはどういうことか

パンデイロ4 左手で楽器を持ち、右手で皮を叩きます もちろん左利きの場合は逆でも構いません 基本的に常に16分音符を刻み続けます 楽器を保持しながら左手を旋回させて 右手の親指(の付け根)か 右手指先に当てて プラチネーラや皮を振動させ音を奏でます 左手の持久力が求められます