日本産ホップを伝う

日本のホップ栽培が抱える構造的な課題とは何か。<農業編>

ビールの原材料、ホップ。日本での「農業」としてのホップ栽培は、大きな転換点を迎えています。全国的に栽培面積が減少している中、このままもっと衰退して無くなっていくのか。それとも再興できるのか。 今回、「日本のホップ栽培が抱える構造的な課題」というマニアックな話を書きます。 ビールの…

日本産ホップ価値向上へ向けて。遠野から考える日本のビアカルチャーの未来【#日本産ホ…

日本有数のホップ生産地である岩手県遠野市では、「ホップの里からビールの里へ」のスローガンのもと、2015年に始まった「遠野ホップ収穫祭」を中心に様々な活動が行われています。 新型コロナウイルスの影響で開催が中止となった今年は、参加できないファンの方々のために遠野の魅力をひとつの箱に詰…

今こそ課題解決を!次世代ホップ農家が栽培を継続できるように #023菊池一勇

菊池一勇 Kikuchi Kazuyu 遠野ホップ農業協同組合 組合長 プロフィール 遠野市出身。農協職員として勤務した後、1975年頃からホップ栽培を開始する。そのかたわら、旧宮守村議会議員、遠野市議会議員、花巻農業協同組合理事などを歴任。2020年度から遠野ホップ農業協同組合組合長に就任した。遠野市…

農家と一体になっておいしいビールを。キリンビール仙台工場とホップ生産者の歩み

日本随一の日本産ホップ生産地(栽培面積全国一位)として知られる岩手県遠野市。その歩みは、今から57年前にキリンビールと共にスタートしました。 ビールの消費量が右肩上がりだった1960年代、キリンビールは良質な日本産ホップを調達するため遠野で契約栽培を開始。生産拡大や品質向上を目指し、地…

日本のホップ栽培を未来に繋げる挑戦はまだ始まったばかり。

ビールの重要な原材料、ホップ。 岩手県遠野市は日本随一のホップ生産地として、半世紀以上にわたりホップ栽培を続けています。 しかし、近年は生産者が減少し、危機的な状況に。 私は2016年に岩手県遠野市に移住し、地域の仲間と一緒に衰退していく日本産ホップの再興、ビールによるまちづくりに挑…

「遠野産」表記に込めた想い。発売から17年を迎える『一番搾り とれたてホップ生ビール…

岩手県遠野市で収穫された生ホップを24時間以内に凍結し、最速で仕込むことでホップのフレッシュな美味しさを閉じ込めた『一番搾り とれたてホップ生ビール』。 鮮度のよいホップならではの香りとみずみずしさを堪能できる、1年に一度しか作られない、旬を味わうことができるビールです。 2004年、…

海外で花開いた北海道生まれのホップ「ソラチエース」が日本で返り咲く。サッポロとブル…

このホップには、常識を破る力があるらしい。 北海道空知郡上富良野町、1984年。ビールの大切な原料であるホップの新種が、サッポロビールの研究所で生まれました。杉やヒノキ、レモングラスのような香りを持つそれは、地名をとって「ソラチエース」と名付けられます。 ところが、時の主流はキレやの…

遠野産ホップを地元の誇りに。ホップ収穫祭を通して生まれた地域との絆【#日本産ホップ…

日本産ホップの一大生産地である岩手県遠野市で、毎年8月に開催されている『遠野ホップ収穫祭』。 実際にホップに触れ、みんなでホップの収穫を祝い、ビールの美味しさを分かち合うこの祭りは、2015年の開始から年々参加者を増やし、昨年は12,000人もの方々が会場を訪れ、今や遠野を代表するイベント…

それぞれの持ち場で【週報 9/28-10/4】

遠野は秋を感じる期間が短く、すぐに冬に突入していくので、冬仕度を少しずつ始めています。 今週の週報です。 9/28(月) 取材から始まる月曜日。ホップ農業の課題や取り組みについて。今の課題を捉えるには、過去の歴史から未来の予測まで話が及ぶので、話が長くなってしまいました。まとめるのが…

「人を喜ばせたい」という市民の思いが遠野の魅力 #022朝倉健

朝倉健 Asakura Ken 有限会社アサクラ酒店代表取締役 プロフィール 遠野市出身。大学卒業後、山形での修行を経て、遠野駅近くで営む家業のアサクラ酒店に入社。同店を父から引き継ぎ、遠野市のふるさと納税では返礼品として酒類を出品している。遠野市在住歴55年。 「数量限定ということもあって『一…