田村淳一(BrewGood/遠野醸造)

ビール×プロデューサー。ビールで楽しいことを企んでいます。リクルートを辞めて2016年にホップの聖地・岩手県遠野市に移住しました。遠野醸造 取締役&BrewGood 代表取締役。出身は和歌山県。

田村淳一(BrewGood/遠野醸造)

ビール×プロデューサー。ビールで楽しいことを企んでいます。リクルートを辞めて2016年にホップの聖地・岩手県遠野市に移住しました。遠野醸造 取締役&BrewGood 代表取締役。出身は和歌山県。

    最近の記事

    固定された記事

    2000件の寄付がホップ栽培の未来を変えていく

    岩手県遠野市では、毎年8月下旬からビールの原材料「ホップ」の収穫作業が始まっています。 遠野でホップの栽培が始まったのは半世紀以上前。美しい里山の中に佇むホップのグリーンカーテンや、その収穫作業は遠野の夏の風物詩です。しかし、農家数の減少によって、その景色も少しずつ失われています。 日本のホップ栽培も他の農業と同じく、たくさんの課題を抱えています。 全国各地に新しくビール醸造所が急激に増え、「クラフトビール」が数年前より身近になっている今も、日本のホップ農家の減少が続い

    スキ
    12
      • 遠野ホップ収穫祭が中止になったから

        ビールの原材料「ホップ」の生産地である岩手県遠野市では、毎年8月末に遠野ホップ収穫祭というイベントが開催されています。 私は遠野ホップ収穫祭の実行委員長を2018年から担当しています。 遠野ホップ収穫祭は2015年から始まりました。初回の参加者は2500人でしたが、2019年には2日間で12,000人の参加者を集めるイベントに。遠野の夏の一大イベントと呼ばれるまで成長しました。 しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年、2021年、そして今年、2022年の

        スキ
        22
        • Japan Hop Country-ツーリズムで農業の課題を解決する

          岩手県遠野市で「日本産ホップの再興」に挑戦しているBrewGoodの田村です。一番搾りとれたてホップ生ビール(遠野産ホップ使用!)が今年も店頭に並んでいる時期に、ホップ生産地の遠野から新しい取り組みを発表します。 2021年11月、TONO Japan Hop Countryという新しいブランドを掲げ、プロモーション動画やWEBサイトをリリースしました。ホップやビールを軸としたツーリズムや体験が楽しめる「観光地」としてのブランド名称です。 まずはプロモーション動画をご覧く

          スキ
          143
          • 日本のホップ栽培が抱える構造的な課題とは何か。<農業編>

            ビールの原材料、ホップ。日本での「農業」としてのホップ栽培は、大きな転換点を迎えています。全国的に栽培面積が減少している中、このままもっと衰退して無くなっていくのか。それとも再興できるのか。 今回、「日本のホップ栽培が抱える構造的な課題」というマニアックな話を書きます。 ビールの重要な原材料でありながら、まだまだ知名度が高くないホップ。その栽培現場が抱える課題といっても、身近な話ではないですし、ピンとこない人も多いと思います。 どれだけの人に届くか分かりませんが、ビール

            スキ
            118

            日本のホップ栽培を未来に繋げる挑戦はまだ始まったばかり。

            ビールの重要な原材料、ホップ。 岩手県遠野市は日本随一のホップ生産地として、半世紀以上にわたりホップ栽培を続けています。 しかし、近年は生産者が減少し、危機的な状況に。 私は2016年に岩手県遠野市に移住し、地域の仲間と一緒に衰退していく日本産ホップの再興、ビールによるまちづくりに挑戦しています。 ホップの里からビールの里へ。それが私たちの合言葉。原材料を生産する場所から、新しい産業が生まれる場所へ変わろうとしています。 そして、2020年11月。これからの新しい挑

            スキ
            35

            ホップ収穫祭が無い夏なんて

            今年は、遠野ホップ収穫祭が開催できなかった夏。 2015年から始まった遠野ホップ収穫祭。ビールの原材料であるホップの収穫を祝い、農家の皆さんに感謝し、仲間を増やしていく場。半世紀以上、ホップの生産を続けている遠野だからできるお祭りです。2018年から実行委員長を担当しています。 3月から今年の開催についての議論が始まっていました。日々状況が変わるので、会議の度に「今は決断できない」ことが結論でした。もどかしい日々が続きました。リアルイベントとしての開催中止を決めたのは6月

            スキ
            19

            遠野のホップ畑に思いを馳せて。TONO-HOP-BOXをリリースします。

            ----------------------------- ※こちらの記事でご紹介した第一弾は8月で完売となりました!現在は第三弾が発売中です。ページ下部の通販サイト・ふるさと納税ポータルサイトのURLは第三弾のものに変えています。第一弾からビール・食材の内容が変わっていますので、各サイトでご確認ください。 ----------------------------- みなさん、こんにちは。 ビールの原材料「ホップ」の生産地・遠野で、新しい産業づくりに挑戦しているBrewG

            スキ
            95

            #いつかホップ畑で会いましょう キャンペーンを始めます

            「今、自分たちには何ができるのか?」 岩手県遠野市で「ビールの里プロジェクト」へ取り組む私たちも、このテーマについて仲間と話し合ってきました。やることが決まってきたので、こちらでお知らせします。 ※正式なリリース(キャンペーンの開始)はこれからですが、取り組みの背景を含めて先にお伝えできればと思います。 ビールの里プロジェクトについてはこちらをご確認ください 私たちの状況について他の地域や事業者と同じく、新型コロナウイルスによる影響が出ています。 春のビアフェスが中止

            スキ
            75

            #とれいち 今年もありがとう

            もうすぐ、「キリン一番搾りとれたてホップ生ビール」が全国発売しますね。皆さんは飲んだことありますか? 私はこのビールが大好きです。毎年、発売日を楽しみにしています。 今年もこの季節がやってきたね、ということで、「キリン一番搾りとれたてホップ生ビール」に関する個人的な気持ちを書いてみようと思います。 このビールは地域と密着していて、地域の人にとって大事なものなんだよ、という感謝の気持ちを、原料のホップの生産地・遠野に住む1人として伝えたいのです。 「キリン一番搾りとれた

            スキ
            67

            ビール好きがホップサポーターになる未来

            ーーーーーーーーーー 遠野ホップ収穫祭クラウドファンディング、公開しました! https://camp-fire.jp/projects/view/151721 8/10まで実施しています! こちらのnoteは公開前に背景などを書かせていただいたものです。 ーーーーーーーーーー 私はどんな未来を見てみたいのか、という話です。 数日前に、#遠野ホップ収穫祭 クラファン始めますという内容で書きました。その続きです。 前回は、イベントを一緒に作っていきたい!ということを中心に

            スキ
            15

            #遠野ホップ収穫祭 クラファン始めます

            ーーーーーーーーーー クラウドファンディング、公開しました! https://camp-fire.jp/projects/view/151721 8/10まで実施しています! こちらのnoteは公開前に背景などを書かせていただいたものです。 ーーーーーーーーーー 皆さん、こんにちは。 1月に産まれた息子が、私に似すぎていると各方面で評判です。もう少しで寝返りしそうです。とにかく可愛いです。 さて、息子の話ではなく「遠野ホップ収穫祭」のお話しです。 5周年となるこのイベント

            スキ
            8

            ビアツーリズムガイドを募集します。

            みなさん、ビール飲んでますか。遠野の田村です。 遠野市でビアツーリズムガイドの募集が始まりました。ビアツーリズム自体はまだまだ一般化していないものなので、どういったものか、その可能性について少し書こうと思います。 ビアツーリズムとは最高のエンタメであるビアツーリズムとは、その言葉の通り、ビールとツーリズム(観光)をくっつけたものです。 ワインツーリズムという言葉を聞くと、ぶどう畑を散策して、ワイナリーを見学して、美味しい料理とワインを楽しむという光景がイメージできると思

            スキ
            11

            「ハイパーローカル」なブルワリー立ち上げを学び、考える場

            遠野の田村です。年明けにこんなことやってました、というご報告です。 昨年「BrewGoodという新たなチャレンジ」という記事を公開しましたが、その後の動きです。 これから地方でブルワリーを立ち上げたい事業者向けの研修プログラムを企画し、実施をしました。いや、研修プログラムというより、「みんなで学び、考える場」の企画といったほうが近いかもしれません。この企画は、私が昨年10月に立ち上げたBrewGoodという会社と遠野醸造で共同でつくった初めてのサービスです。 タ

            スキ
            11

            BrewGoodという新たなチャレンジ

            2018年10月に株式会社BrewGoodを設立する。 ホップやビールで、街や社会や業界に対してSocialGoodな仕掛けをしていく会社。 企画書をつくり、少しずつ提案や説明の場をつくっているが、どういう背景でこの会社をつくろうと思ったかを説明しようと思う。 加速していく「ビールの里構想」遠野市での「ホップの里からビールの里へ」を合言葉にした挑戦はこの1年で大きく進んだ。 2017年11月に、株式会社遠野醸造が設立。歴史ある上閉伊酒造(ズモナビール)に続き、遠野市第2

            スキ
            11

            遠野ホップ収穫祭2018を終えて

            遠野ホップ収穫祭2018が終わった。2日間で7500人の来場者。 来場者、売上は昨年度より25%アップで大盛況。目標としていた数字も達成した。 今年から体制変更をして、実行委員長制度を導入。 初代実行委員長として任命していただき、2日間のために準備を進めてきた。ここでは、実行委員長頑張った!ということを言いたいわけではなく、実行委員長という目線で見えてきたホップ収穫祭の姿や、私たちの目指すビジョンの可能性について、書き残したい。 遠野ホップ収穫祭の歴史と目的について 遠

            スキ
            9

            まちにブルワリーができるまで。

            2018年5月3日、遠野醸造TAPROOMが遠野駅の近くに開業した。 「コミュニティブルワリーを作ろう」と掲げていた私たちは、お店ができるまでを共有し、市民の方や応援してくれる方にも、醸造所づくりに参加してもらった。物件が見つかったのは2017年の10月。そこからオープンまで約7ヶ月、短期間での醸造所立ち上げのチャレンジは本当に色々なことがあった。大変だったけど、あっという間に過ぎた。多くの人と大事な過ごした時間を、忘れないうちにまとめたいと思う。 2017年10月 物件候

            スキ
            20