新規制基準に基ずく原子力規制委員会の適合安全審査の期間は、普通6年間(いくつかの原発の審査とタイムシェアリング、110正式会合と330予備会合)、敦賀2の審査申請は、2015年になされ、地質審査のみで、9年目に入り、仮に地質審査がクリアーできても、さらに、プラント審査で6年間。
Trovatoreさんから、「・、桜井先生によると福島原発事故並の事故でも屋内退避しかしないそうなので、避難計画など要らないのではないでしょうか、・」なるコメントあり。誤解のないように補足しますが、新規制基準により、フィルタベントが設置されたため、放出放射能は、1000分の1。
私は、静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員として、竜巻について考え、東北電力女川2の新規制基準適合審査資料(原子力規制委員会HPより)の分析を済ませています。A4で25頁中に20ヵ所のブランクがあり、具体的な想定事象や工学的対策が分からないようになっています。
原電は東海第二の新規制基準の内容と工事の説明会を周辺自治体で実施しました。私は自身の仕事と茨城新聞社客員論説委員の取材を兼ね、水戸市会場で参加しました。賛成派や反対派の主張の時、相対する派が、怒鳴り合い、水戸市に住む日本共産党県議だけが、何を勘違いしてか、政治活動報告を始めた。