原子力規制委員会は、原電に対し、東海第二原発サイトの防潮堤のごく一部区域に、工事不良が生じたことに対し、部分補修ではなく、抜本的な設計のやり直しと施工を命じましたが、現場写真から、そのようなことをしなければならない工事不良ミスなのか、疑問、同委員会は、形式主義に陥っていないか?
原子力規制委員会は、敦賀2に対し、原子炉建屋直下の破砕帯が活断層か否か、調査・検討してきましたが、最近、「活断層の疑いが否定できない」と、要は、「分からないから、判断できない」と言っているので、「事業者が、そうでないと言うなら、明確な証拠を示せ」と、最悪、不合格、再申請再審査か。
原子力規制委員会の二代目委員長には、同委員会委員の更田豊志さん(元原研、原子炉燃料挙動)が、就任され、条件からすれば、委員にも、委員長にもなれる専門でも器でもなく、専門的には、原子炉核熱流動が不可欠で、更田特別扱いは、親(元原研役員、海洋機構役員、核物理)の七光りの政治的配慮。
国、具体的には、政府は、福島第一原発事故後、原子力安全員会に代わる原子力規制組織として、原子力規制委員会を設置、同委員会は、原発新規制基準を策定、電気事業者は、安全対策費として、2500(単機)-5000(複機)億円を費やし、事故後であり、反原発世論の高さから、遵守以外に道なし。